今朝の奈良は上空は晴れ渡り、放射冷却で2.1℃迄冷え込み霜が見られた。
日中の最高気温は10.7℃で風もなく、散歩していると汗ばむほど。
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11時頃から一時間、東佐保の不退寺付近を歩いてきました。
👇国道24号 佐保東地区・・・・・・・・・・
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観光客は少ないだろうとJR奈良線の踏切を越え、林の中の道の先にきれいな
紅葉が見え、その先に南門も・・・
西大寺の末寺で真言律宗の「不退寺」です。
別名業平寺とも呼ばれるも、正式には「金龍山 不退転法輪寺」、
HPによれば、承和14(847)年、平城天皇退位後、孫の在原業平が自刻の仏像を
安置した場所を寺としたのが始まりと伝えられる。
あれガードマンの姿と、車のライトが度々光る。
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南門前に合わせて8台分の無料駐車場があるのですが、満車状態だった。
ガードマンはこの駐車場の整理をしており、初めてみる光景です。
重要文化財の南門(南大門)は鎌倉時代末・1317年の建立で、
切妻造・本瓦葺の四脚門です。
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様式は桃山時代の先駆とされる冠木上に大きな蟇股が見られ、
この笈形の装飾が非常に珍しいようだ。
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ちらりと受付を門前から見れば、数人の人が・・・
本堂に向かう人も、さらに池の周りから多宝塔にもカメラを持つ複数の人、
入山料は600円ですが、こんなに人が多いと今回は遠慮させていただいた。
目的は「美男葛・ビナンカズラ」と紅葉だったのだが・・・残念!
境内、「本堂」 南北朝時代から室町時代前期の建立、重要文化財で、
堂内に業平の自作といわれる聖観音像(重要文化財)と五大明王像(重要文化財)
が祀られている。
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「多宝塔」は当寺最古・鎌倉期の建築だが、初層のみで上層と相輪を欠く。
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花の寺とも称されるほど、季節毎の花に彩られる。
春はレンギョウ、黄ショウブ、睡蓮、業平椿・・・
冬に赤く熟す目的の「美男葛・ビナンカズラ」正式には「実葛・さねかずら」
万葉植物で、万葉集巻2、101、大伴安麻呂が詠む
『玉葛 実ならぬ木には ちはやぶる 神ぞつくといふ ならぬ木ごとに』
蔓が複数に分かれて伸び、分かれた枝がその先でまたからみ合うと様子から「逢う」の枕詞として用いられている。
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我が家に飾るのは、色が落ちてしまっている。
お互いもう年ですから・・・
連れ合いは朝から京都へ出かけて行った。いつ帰ってくるやら?
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門の西側にお地蔵さまがお出でになる。合掌
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西側に小さな池があり、本堂の屋根でも見えないかなーと思うも
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そのまま北に向け歩けば、住宅地が広がる。
知らない土地を歩くのは、気持ちの良いものだ。
ぐるっと半周すれば、奈良教育大学附属中学校が
そして以前来て、見覚えのある大きな森「狭岡神社」までやってきた。
以前のブログ『春の女神・佐保姫と関係のない狭穂姫伝説の「狭岡神社」へ』
を参照してください。
一時間で歩数は6000歩ほど、気持ちの良い散歩になった。