カメラを片手に

和菓子の日は「嘉祥の梅」も

梅雨空から時折降る雨、気温は20.7℃から上昇も僅かで22℃台が精一杯。
遠く東の春日奥山は姿を見せているが、今日一日降ったり止んだりのようだ。
      10時、22.9℃、80%

月曜日接種したCOVID-19ファイザー社ワクチン接種一回目も3日が過ぎた。
接種部位付近に触れば、まだ少し痛みが残るだけ。
心配なのは奈良にもCOVID-19・δ株(インド由来変異ウイルス)の感染者が発生
し、イギリスで見られるように早晩α株(英国由来)からδ株へ置き換わること。

TVで有効性は一回接種だと33%、二回接種では75%と言っていたよう?だが
医療ひっ迫を防ぐためでもあるが、安心安全な東京オリンピックを開催する
ためにも、より迅速なワクチン接種が望まれる。

さて今日6月16日は「和菓子の日」、全国和菓子協会が1979年に制定された。
848年に仁明天皇が御神託に基づいて16の数にちなんだ菓子、餅などを神前に
供えて、疫病を除け健康招福を祈誓し、「めでたいしるし」という「嘉祥」に
改元されていることに因む。

以後皇室では吉例として続けられ、武家社会でも室町時代「嘉祥の日」や
豊臣秀吉の「嘉祥の祝い」そして江戸時代も「嘉祥頂戴」と続いていた。
民間でも江戸時代に広まり、「嘉祥喰」として銭十六文で菓子や餅十六個を
求め食べたり、「十六歳の袖止め」や「嘉祥縫」という風習もあった。

また「嘉祥の梅として」6月16日に採った梅の実でつくった梅干しを旅立ちの
日に食べると災難をのがれるという言い伝えもある。
これは「梅はその日の難のがれ」や
   「梅干しは三毒を断つ」という諺に繋がるようだ。

連れ合いは知ってか知らずか、購入した梅に続き、頂き物の梅も届いており、
傷のない梅は「梅干し用」に、傷のある梅は「梅シロップ」で大忙し。
      梅シロップ

我も知り合いから漬けた梅酒を受け取りに駅で待ち合わせ、受け取れば8L瓶
      

梅雨ならぬ、我が家は梅だらけで、梅の熟した香りに一時つつまれていた。

また今日は俳人「渡辺水巴わたなべすいは」1882年の誕生日、生誕139年。
壷に咲いて奉書の白さ泰山木』 渡辺水巴 
 

紫陽花や白よりいでし浅みどり
都会的な繊細瀟洒な句風ですね。
東京の生まれ。本名、義。内藤鳴雪・高浜虚子に学び、俳句雑誌「曲水」を
創刊、主宰。句集「水巴句帖」「隈笹」「白日」。    (大辞泉より)

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