ため室温は28℃と朝から蒸し暑く、今日も酷暑日になりそう。
雲が連なる春日奥山、その下の若草山の緑の芝生も久しぶりに輝き
上空は真っ青、時おり強い風も吹き、台風8号の影響が出てきた。


今日は8月5日で明後日はひと月遅れの七夕が各地で催されますね。
元来七夕はお盆直前の行事で、梅雨明け後の旧暦7月7日、新暦では
今年は8月7日にあたります。
長岡まつり花火大会に向う北陸道・名立谷浜SA内に、

松尾芭蕉の句碑を見つけました。
なおこの句碑の元は、直江津の金毘羅神社内に設置されている。
奥の細道、越後路 元禄2年7月6日(1689年8月20日)
江戸や郷里の伊賀上野の七夕祭りを偲んで
『文月や六日も常の夜には似ず』芭蕉
訳)明日がいよいよ七夕の夜だと思うと、前日の今日七月六日の夜も、
何となくいつもの夜とは異なって、夜空のたたずまいも趣深く感じられる。


芭蕉の新潟での足取りは(月日は旧暦で)
7月3日:快晴。新潟を出発し4時頃、弥彦に到着。弥彦神社に参詣。
7月4日:快晴。午前8時頃、弥彦を出発。午後4時頃出雲崎に到着。
*『荒海や佐渡によこたふ天河』の句を発想したのでは・・・。
7月5日:夜来の雨朝まで降る。午前8時頃、出雲崎を出発。途中雨が
小雨のなか、午後5時頃、柏崎市米山町に宿泊。
7月6日:雨上がる。昼に直江津へ到着。
夜に「文月や六日も常の夜には似ず」を発句に句会。
7月7日:雨降り続く。出発を見合わせ
夜に「星今宵師に駒ひいてとどめたし」を発句として句会。
『荒海や佐渡によこたふ天河』を発句
7月8日:雨止む。午後3時過ぎ、上越市高田に至る。

現在の直江津は、火力発電所の煙突が・・・
芭蕉が観て驚くことこの上なし。
