Forth!

移転しました(2014/1/1)

劔岳 点の記

2009-09-09 | シネマ


明治40年、地図の測量手として、実績を上げていた柴崎芳太郎は、突然、陸軍参謀本部から呼び出される。
「日本地図最後の空白地点、劔岳の頂点を目指せ」
― 当時、ほとんどの山は陸地測量部によって初登頂されてきたが、未だに登頂されていないのは劔岳だけだった。
柴崎らは山の案内人、宇治長次郎や助手の生田信らと頂への登り口を探す。
その頃、創立間もない日本山岳会の会員も剱岳の登頂を計画していた。



どれだけ前に見てん、という感じですが(笑)(←6月よ
これは久々に見応えのある邦画でした。面白かったです。
明治40年、八甲田山の事件からまだ10年経っていない頃ですけれども…
登山の装備お粗末!涙が出る(T□T
本当にあんな装備で、よく死者も出さず冬山を登れたものだと思います。
人間ってすごい。

見ていて辛いな~と感じたのは、ここでもやはり上の人間と現場の意識の乖離ですか。
これはもう…あーもう!
ストーリーや演出の問題もあるので多少の脚色はされているのでしょうが、こういった所まで体面主義で話が進むというのは辛い。
この場合は「陸軍の」体面ですが。
民間人よりも陸軍の方が早く初登頂の栄誉を飾るべしというのが、参謀本部の全要求になっている。
原作を読んだことがないので登頂隊に参本と陸地測量部がどういう対応をとっていたのかは知りませんが、全体的に酷過ぎると感じる所が多かったのは事実…orz
最後のオチに涙、ですよマジで(涙

CGも一切使ってませんよという事で大変話題になっていましたが、確かにすごい。
映画というより半分以上映像記録になってる気がします(笑
自然美。
個人的に大変大変嬉しかったのは、小市慢太郎さんが出ていたことですよ!
ぎゃあああこ・い・ちさんっ!
姿を見ないと思っていたら剣岳に行っていたのか(笑
中々びっくりびっくりでしたわよ。

で、劇場での舞台挨拶の回に行ってきました。
木村監督、浅野忠信、松田龍平の3人が来てはりましたが、中々面白かったです。
浅野忠信は非常に慣れた感じでしたが、松田龍平しゃべらんな~(笑)
でもかっこよかった。意外と背も高かった。

そして上映前挨拶の時はいつも思うのですが、舞台挨拶だけを見てなぜ映画を見ずにそのまま帰る…



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