めんまの「もっと呼んで」。

今日は写真は短め、あとのことは
きのうのコメントへのお返事とか、
そこから派生する話なので、面倒だなーと思った方は
すっ飛ばしてくださいね。

ベッドの下から、めんまねえちゃんをじっと見つめるめんま。
これは、呼んでほしいときや、びっくさせる（びっくりさせる）時の
態勢です。めんまは呼んでもすぐに来ないことが多くて、
でもわかってないわけではなく、「もっともっともっと呼んで！」
と思ってるみたい。途中で疲れて呼ぶのをやめたら、
ルルルン！！とか、ルーゥルーーー（つまんなーいなーという感じの
発音）という苦情めいた鳴き方をしながら飛んできます。



「ねえちゃん！！もっと僕のこと、一生懸命呼んで！！」

結構、何分も呼んだんだけど．．．疲れたよう。



「だめ、どんなに僕のこと好きなのか、一生懸命気持ちにこめなくちゃ。」

込めてる込めてる。
たっぷり込めてるわよ。

と、近づいていくと．．．



「違う！来るんじゃなくて、離れたところから一生懸命呼んでよ！」

注文の多い料理．．．いや、めんまなのでした。

さて、きのうのコメントの御返事です。
ふふふ、みなさん、美味しそうでしょう。
めんまはふっくらクリームタイプかもしれません。

ツブシオさん、そうなんですよねえ。
気に入ってても、毎日、じゃあこれがあると入るのかというと
そうでもないのかもしれません。
人間が「これはスタイリッシュでかっこいいから」とか、
インテリアにあう的な猫の家とか、
「これに入った猫はさぞかし愛らしいであろう」という
方面からはあまり攻めてないつもりなんですけど、
時々夢見ちゃうんですよね。（笑）

基本、段ボールとか、貧乏くさくとも、よりめんまが
喜んでくれるものを、片付けずにたくさん置くスタイルなんですが、
それでもたまーに、にんげんの都合かなーというものを
導入したい気持ちがふと湧いたりもします。
あくまで居心地重視のため、押しつけはしませんが。
まあ、思い通りにはならぬのが猫、かもしれませんね。

Gaviおねえさん、興味深いコメント
ありがとうございました。
（動物は狭い所に入ったり挟まると安心するという話です）
ねえちゃんも押入れとか、狭い箱とか
安心するタイプなんですけど、後知恵というか．．．で
仕入れた知識から、狭いところが怖くもあります。

一昔前のアジアの抵抗勢力の話だったと思うんですけど、
（たとえばベトナム人が戦争のときにやったとか）

モグラ的な名前で呼ばれる人たちが、ひと1人通れるくらいの
土の中に掘った穴をひたすら進んで目的地に行くという話がありました。

それって、何人かで行くんですけど前のひとや後ろの人が
死んだり動けなくなると共倒れになるんですよね。

排泄や睡眠もその状態でやっていかねばならないとか．．．
あまりに過酷な話で、なんかそういうのをついつい
思い出してしまうので、息苦しくもなってしまいます。

実話がもとになっていたのか？ねえちゃんが
読んだのは戦時中にモグラ（？）だった女性とともに
なんらかの目的で土に潜る主人公が出てくる
小説だったんですが、妙にリアルで「ひー」となったので
時々思い出しては、ウグググ（苦しい．．．）となります。
深海での未知との遭遇話の映画「アビス」でも、
水の中を進む人達が出るシーンではつい息を止めて
見てしまうタイプでしたが、しかしあれも息が続かないのです。

なので、本能では狭いところが落ち着く一方、
理性とか後知恵とかで、狭いところで、窒息しそうな、
閉塞感というか．．．に耐えられなさそうな自分も
発見してしまいました。これは人間の業ってやつでしょうか。
（ちがうか？耳年増？目年増？）

あ、でも、めんまにもそういうところはあって、
たとえば猫の首につけて静かにさせるクリプノシスや手などで、首あたりをきゅっと持つと
猫が母猫に運ばれるかのように落ち着くという本能からの
行動がありますよね。

でも、めんまは非常にそれを怖がって、たしかに
体は動かなくなる（首を固定されることで他の筋肉などが
動かしにくくなる？）のですが、パニックになってしまい、
外した後にそれ以上の怒りで暴れたということがありました。
本能的には安心するはずなのですが、そうなってしまう。
それは、遺伝子的に代々そういうふうにして捕まえられて
嫌な目にあわされてきた恐怖のようなものがあるのか？
あるいは、目が開く前だけど、首を掴まれたことがあるのか？

（ねえちゃんが、めんまの出身地から弟猫、なるとを
緊急レスキュー後、数日してめんまが見つかったと
連絡を受けてすぐ飛んでいったときは、
古タオルの上に置かれてて、その前にどう掴まれたかは不明です。
ノミもいて、家に帰ってすぐにノミとりシャンプーしたんですが、
たしか家の人が「ノミがいたから洗った」的なことを
言ってました。ただシャンプーしたとしても人間のシャンプーか、
水で洗っただけかも。）

※生後間もない猫をシャンプーすることについては、
まだ薬剤は使わないほうがいいような猫の場合、
ノミによって弱るよりはシャンプーした方がいいという
話を見聞きし、そうしました。

色々考えると、深いテーマです。
もともとの本能と、遺伝的になにかの
恐怖心、恐怖症を受け継いだり、後天的な
トラウマとかなにかで本能と真逆の行動をするように
なるとかいう話は．．．。




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