元盲導犬*シルクのゆるゆる日記。

盲導犬を引退し9年ぶりにパピーウォーカーの元へ帰宅。お仕事も忘れ、ザ・ぐ~たらな自由すぎるゆるゆる定年生活♪

4回目のパピーレクチャー

2008年07月06日 | パピーウォーカー(パピー時代)
シルクホームステイ92日目

シルク委託から、ちょうど3ヶ月目の今日は、4回目のパピーレクチャーでした
もう4回目を迎えたなんて早いなあ・・・

今回から、呼び名が変わって、小さい子達のクラスがたまごクラス
大きい子達はひよこクラスになりました~


そして内容もちょっと変わって、今日から最初の30分はパピー抜きでの
講義(今日は質問タイムと夏の暑さ対策の話)で、残りはいつもどおりの
レクチャーという形でした。
今日の出席は10頭中8頭。

シルク達はたまごクラスでーす
確かに最初のレクでは皆まだ階段も登れないヨチヨチでした
抱っこの仕方なんかもやったっけ・・・(遠い目
しかーし、今に至っては、皆たまごと呼ぶにはちょっと苦しいくらい
大きくなっていました

 みんな大きくなりまちた


今日の内容は、他のことに気が向いてても名前を呼んだ時、こちらを見られるかボールをついてる人やビニールのカサカサ音をさせながら
近くに人が来た時に名前を呼んでみます。

シルク、ボールにはさほど興味がないのでOK
カサカサ音も普段からあまり気にしてないのでOK
そっちの興味より、歩いてる人自身に興味があるようで。

引き続き歩き方の練習と体のどこを触っても問題ないか。
特に、動きにくくしてみたり、足の間に入れてみたりしても大丈夫かと
いったことをやりました。

 シルたん、なすがまま~

  ぶらんぶら~ん てへへ


PWというと、よく人から「躾が大変なんでしょう?」とか
「色んな決まりがあって大変なんでしょう?」とか聞かれることも多いです
やっぱり世間ではかなり「抑制されている」っていうイメージが先行してる
のでしょうか ちょっと悲しくなりますが


協会からは、こういう時は「グッドー」って褒めてあげて下さいとは
よく言われますが、こういう時は厳しく叱って下さいとは
言われたことがありません。
叱って教えるというのは実は結構難しいそうで・・・。

巷でよく見るしつけ本やしつけ教室の方が余程厳しいのではないかと思ったりします。
もちろん、人間と暮らしていく上でやってほしくないことはいくつか
あるのですが、盲導犬パピーじゃなくてもどのわんこにもいえるような
ことばかりです。
PWさんの一番の役割は、愛情かけて育てて人間大好きな子にすることのようです。



さて、シルク、今日も協会でワンツーをしません
とても大物っぽいところもあるかと思えば、トイレに関しては
何だかとっても神経質 こだわりがあるようで
粗相という意味の失敗はないものの、
家以外のワンツーコールではめったにしません

聞くところによると、F1、ゴールデンが入っていると、
ちょっと神経質だったり、何かにこだわりがあったりという性質が
出やすいようで・・・。
色んな個性があって面白いです。
トイレについては気長に待つようにしてみます。