去年 香川に里帰りしてから早や1年3ヶ月・・・
時が経つのは早いものです・・・。
去年、里帰りしたのが7月とムシ採りには絶好の時期でしたが、正直四国ではほとんどムシのポイントも知らないし去年はそんな時間もほとんどなかったし・・・
本当のこと言うと、実家が香川にあるにもかかわらず一度も四国でムシ採りしたことないんですよね~(汗)
「虎王」なんか有名産地があるんだけど・・・
まぁ、去年の里帰りが5年ぶりだったので四国での情報はほとんど知らなかったんだけどね・・・。
今回は限られた時間でどれだ成果がでるか分かりませんが、今回は事前情報もある程度いただいたので、ちょうど季節も秋ということもあり、セダカ四国2亜種、「サヌキセダカ」と「ツルギセダカ」に焦点を絞りたいと思う。
関西ではセダカはもっぱら夏期の倒木などのルッキングが中心でビーティングはあまり一般的ではないと聞いたことがありますが、それは関東より関西のほうが乾燥しているから・・・? 「でも今は関西でもビーティングはもう普通なんでしょうかね?」
確かに僕の実家のある香川県は日本でも1,2を争う雨の降らない県と聞いたことがあるが、セダカの生息状況なんかもしっかり見てみたいと思う・・・
それでは四国の地へいざ!!
・
・
前日22時過ぎに岐阜を出発、今回はヨメさんが仕事の都合で行けないので、子供2人と僕と3人で行くことに・・・
来年はぜひ家族みんなで行きたいな~
しばらく下道を走り関が原ICで名神に乗る。
パーキングエリアで一度休憩をとり日付が変わり2時半頃大阪府へ・・・
吹田Jct→中国自動車道へ、神戸Jct→山陽自動車道へ、三木Jct→神戸淡路鳴門自動車道を目指し淡路島へ・・・
ここまでほとんど渋滞もなく快走!
そして4時頃、四国に上陸、鳴門ICで降りてしばらく国道を南下し徳島自動車道へ・・・
実家に先に行ってしまうとムシ採りになかなか出撃できないかも知れないのでここは実家に行く前に目的のムシを採ってしまおうってワケなんですね~
ただ実家には昼前には行かなければいけないのでそれまでの勝負となる・・・。
美馬ICで降りて一路 剣山を目指す・・・
ここでの目的はツルギセダカ、初めてくる所なので詳しいポイントはよく分からないが、事前情報や採れている風景を頭の中でしっかりイメージする。

剣山を目指し、山道をひたすら上って行く。
空もうっすら明るくなってきた・・・。

6時半過ぎ、やっと駐車場に到着。ここまで長かったな~!
道は舗装されていて問題ないが、道幅が極端に狭い所が多くあるためかなり神経を使う・・・
夜はまだ車のライトで対向車がきているのが分かるが、昼間はマジ恐いナ~!
軽く朝食を食べ、支度を整え、いざ登山道へ・・・
子供たちは車で寝てるとのことなので、1人で行くことに・・・。
まぁ、ここは1人のほうが自由に動けて気楽だし、子供たちに何かと文句言われると採集に集中できないしね・・・

フゥ~・・・ようやくこの場にやってきた・・・
頭の中で「絶対採れる」という期待感と「もし採れなかったら」という不安感が交錯しながら階段を上る・・・
事前情報ではこの神社の階段を上りきったところに登山道があるとのこと。
上り切ってしばらく進むと右側に登山道が見えてきた・・・。

登山道はとても歩きやすく、アプローチは非常に楽!
すでに周りはブナなどが生えておりもうポイントに入ったのかな?
乾燥が心配だったが森全体が適度な湿度があり条件としては良い感じ・・・。

う~ん、苔むした倒木など、いかにもセダカがいそうな原生林という感じで期待も高まる!

先ずは林縁の枝や笹などに引っ掛かった枯れ葉なんかを丹念にルッキング&ビーティング。

こんな枯れ葉は直接握って確認してみるが・・・

しばらく叩いて落ちてきのはこんな不明ゾウムシ。
名前が分かる方は教えていただければ幸いです・・・。
肝心のツルギはなかなか落ちず・・・まさかボウズじゃないだろな!?
さらに登山道を進むと・・・

広範囲に伐採された枯れ葉付き枝を発見。外側は乾燥ぎみだが内側は適度に湿度が保たれいかにもセダガがいそうなオーラがプンプン出ている!
ただやみくもに叩くと複数いた場合、振動で落ちてしまう可能性があるのでここは小分けして叩くことに・・・
まず上部の左側から叩いてみる・・・。すると・・・

!?・・・

ツルギセダカコブヤハズカミキリ Parechthistatus gibber pseudogrossus Miyake,1980
ツルギ落ちた~!!! いてくれて ありがとう!
この本州産セダカにはないゴツゴツした質感と全体的なシモフリが実にいい!
この個体はヒゲが短いからおそらく♀だろう・・・。
今度は左側下部の地面スレスレにネットを差込み小刻みに叩いてみると・・・

また落ちた~!!
今度はヒゲがメチャ長い大きめの♂・・・。
♂のヒゲの長さはハンパじゃなく、ナンキを陵駕するか・・・
いきなりペアで採れてこれはうれしい採集となった!
次に右側上部に移動して叩いてみる・・・

また落ちる!
右側下部を叩く・・・

そして・・・落ちる!
この後もう1頭落とし、計5頭採集できた所で時間も9時近くになったのでここでタイムアップ。もう少し時間があればもっと採れたかもしれないが、僕的には初めて訪れた場所で5頭採れれば十分!今度来る時はゆっくり生態写真を撮りたいと思う・・・。

時折、軽く枯れ葉をルッキングしながら来た道を引き返す。

フゥ~、初めて訪れる地で不安もあったが無事にツルギセダカに出会えて本当に良かった・・・
剣の大自然よ、ありがとう!
そして実家のある香川はさぬき市へ車を走らせるのでした・・・
「今回のツルギ採集にあたり、eichanさんには多くのアドバイスをいただきました、本当に感謝です!ありがとうございました!」
・
・
11時半過ぎ、実家に到着、父親とは1年3ヶ月ぶりの再会となる。
この後 親戚回りをし、父が孫を連れて街に出るというので、「お!これは出撃チャンスですか~!?」
ということで、今度はサヌキセダカともう1種、四国にきたらぜひ会ってみたいカミキリムシがあるんですよね~
コブヤハズカミキリ属と同じく飛べないカミキリで東北、東日本が分布の中心のホンドアカガネカミキリあれば四国、九州が分布が中心のそうツチイロフトヒゲカミキリ!
事前情報では徳島のO山がツチイロフトヒゲの産地ということで、ここはサヌキセダカも混生しているとのことなので運がよければ両方ゲットー!?
ということでカーナビの付いていないマイカーは頼りにならないので地図を頼りに行ってみることにした。
迷いながらなんとかO山付近までやってきた・・・。
迷いながら来たので1時間半もかかってしまったよ!

こんな山道をひたすら奥へ進んで行く・・・

進むこと30分ほど、舗装された道がダートとなり僕の車では先に進めないので、適当な所に車を止め、その近辺を探策することにした。

枯れ葉は多くあるもののとにかく乾燥が酷すぎる!
枯れ葉は軽く握っただけで簡単に粉砕するほどパリパリでとてもサヌキセダカやツチイロフトが潜んでいるとは思えない。
万が一があるので叩いてみるがクモが1~2匹落ちるだけで他はまったく落ちない・・・
う~ん、やっぱり細かいポイントを知らないと無理なのかな~?

もう乾燥地獄です!
日当たりの良い所は当然良くないので、乾燥していてもなるべく日陰の枯れ葉を探すことに・・・。

しばらく探して見つけたのがこんな日陰の枯れ葉。乾燥はひどいが万が一を込め叩いて、明るい場所に出て枯れ葉をゆっくりどけていくと・・・

ツチイロフトヒゲカミキリ Dolophrades terrenus Bates,1884
いてくれてありがとう・・・落ちてきてくれてありがとう・・・
ホンドアカガネに比べると、全体的にスリムでやや地味な印象で例えるならニセビロウドを小さくして体色を濃くしてヒゲや脚などがガッチリさせた感じ・・・かな?
「変な例えですいません・・・(汗)」
しかし後が続かず結局このツチイロフトヒゲ1頭のみで、サヌキセダカにいたってはまったくカスリもしなかった・・・。
また来年ガンバルさ~!
時間はもう17時近かったので実家に帰ることにした・・・

実家にて撮影。長いヒゲが実に見事です!

これも実家にて撮影。小さくてかわいいカミキリです!
・
・
・
二日目・・・
「二日目以降はプライベート写真で採集記はありません、興味のない方はスルーしちゃってください!・・・(汗)」

早朝、家の周りを散歩・・・
遠くには讃岐山脈が見える。田舎はノンビリしてていいですナ~
なんか時間がゆっくり流れてるようで・・・
今日は採集はNGなので、お土産などを買わなくては!
子供たちが去年 寄った淡路SAで買い物がしたいと言い出したのでちょっとメンドーだけど行くことにした。ここは明石海峡大橋寄りで遠いンだよね・・・
約2時間ほどで現地に到着。っていうか2時間もかかってしまった!

適当にお土産などを買った後、しばし景色に浸る・・・
こんな壮大な景色を見ていると小さな悩みなんかどうでもよくなるね・・・。
景色を満喫したらまた四国へ引き帰し、次は思い出の海へ・・・
「実はこの後、淡路島でタダセダカが有名な某山にちょっと行ってみたのですが、結果はボウズでした」
16時頃、思い出の海に到着。


ここは小学生の頃、夏休みになると父によく連れてきてもらった場所。

子供たちも高1、中2と無事にここまで大きくなってくれた・・・
昔、父に連れてきてもらった場所に今度は自分の子供を連れてくるのはなんか不思議で時の流れを感じます・・・。

早くにして母を亡くし、崩れそうな僕をいつも見守ってくれた父はやはり偉大な存在。
顔にはあまりださない父だが、本当は父も死ぬほど辛かったろうな・・・
母の分まで親孝行しっかりしていかなきゃいけないな!
時間は17時、そろそろ帰りますか!・・・
・
・
翌日・・・
早朝5時に起床し帰り支度を済ませ、みんなで最後の記念撮影。
父には来春、また来ることを告げ6時に岐阜にむけて出発。

高松自動車道にのってしばらくすると朝日が昇ってきた!
う~ん、キレイだな~!でもなんか・・・寂しい気もするな~・・・

そして鳴門大橋・・・さよなら四国、また来年きます・・・

そして明石海峡大橋・・・ここをぬけると本州かぁ・・・
まぁ今回はツルギに会えたし、1年3ヶ月ぶりに父の元気な顔が見られて本当に良かった・・・
こうして僕の四国の旅はひとまず終わったのでした・・・
時が経つのは早いものです・・・。
去年、里帰りしたのが7月とムシ採りには絶好の時期でしたが、正直四国ではほとんどムシのポイントも知らないし去年はそんな時間もほとんどなかったし・・・
本当のこと言うと、実家が香川にあるにもかかわらず一度も四国でムシ採りしたことないんですよね~(汗)
「虎王」なんか有名産地があるんだけど・・・
まぁ、去年の里帰りが5年ぶりだったので四国での情報はほとんど知らなかったんだけどね・・・。
今回は限られた時間でどれだ成果がでるか分かりませんが、今回は事前情報もある程度いただいたので、ちょうど季節も秋ということもあり、セダカ四国2亜種、「サヌキセダカ」と「ツルギセダカ」に焦点を絞りたいと思う。
関西ではセダカはもっぱら夏期の倒木などのルッキングが中心でビーティングはあまり一般的ではないと聞いたことがありますが、それは関東より関西のほうが乾燥しているから・・・? 「でも今は関西でもビーティングはもう普通なんでしょうかね?」
確かに僕の実家のある香川県は日本でも1,2を争う雨の降らない県と聞いたことがあるが、セダカの生息状況なんかもしっかり見てみたいと思う・・・
それでは四国の地へいざ!!
・
・
前日22時過ぎに岐阜を出発、今回はヨメさんが仕事の都合で行けないので、子供2人と僕と3人で行くことに・・・
来年はぜひ家族みんなで行きたいな~
しばらく下道を走り関が原ICで名神に乗る。
パーキングエリアで一度休憩をとり日付が変わり2時半頃大阪府へ・・・
吹田Jct→中国自動車道へ、神戸Jct→山陽自動車道へ、三木Jct→神戸淡路鳴門自動車道を目指し淡路島へ・・・
ここまでほとんど渋滞もなく快走!
そして4時頃、四国に上陸、鳴門ICで降りてしばらく国道を南下し徳島自動車道へ・・・
実家に先に行ってしまうとムシ採りになかなか出撃できないかも知れないのでここは実家に行く前に目的のムシを採ってしまおうってワケなんですね~
ただ実家には昼前には行かなければいけないのでそれまでの勝負となる・・・。
美馬ICで降りて一路 剣山を目指す・・・
ここでの目的はツルギセダカ、初めてくる所なので詳しいポイントはよく分からないが、事前情報や採れている風景を頭の中でしっかりイメージする。

剣山を目指し、山道をひたすら上って行く。
空もうっすら明るくなってきた・・・。

6時半過ぎ、やっと駐車場に到着。ここまで長かったな~!
道は舗装されていて問題ないが、道幅が極端に狭い所が多くあるためかなり神経を使う・・・
夜はまだ車のライトで対向車がきているのが分かるが、昼間はマジ恐いナ~!
軽く朝食を食べ、支度を整え、いざ登山道へ・・・
子供たちは車で寝てるとのことなので、1人で行くことに・・・。
まぁ、ここは1人のほうが自由に動けて気楽だし、子供たちに何かと文句言われると採集に集中できないしね・・・

フゥ~・・・ようやくこの場にやってきた・・・
頭の中で「絶対採れる」という期待感と「もし採れなかったら」という不安感が交錯しながら階段を上る・・・
事前情報ではこの神社の階段を上りきったところに登山道があるとのこと。
上り切ってしばらく進むと右側に登山道が見えてきた・・・。

登山道はとても歩きやすく、アプローチは非常に楽!
すでに周りはブナなどが生えておりもうポイントに入ったのかな?
乾燥が心配だったが森全体が適度な湿度があり条件としては良い感じ・・・。

う~ん、苔むした倒木など、いかにもセダカがいそうな原生林という感じで期待も高まる!

先ずは林縁の枝や笹などに引っ掛かった枯れ葉なんかを丹念にルッキング&ビーティング。

こんな枯れ葉は直接握って確認してみるが・・・

しばらく叩いて落ちてきのはこんな不明ゾウムシ。
名前が分かる方は教えていただければ幸いです・・・。
肝心のツルギはなかなか落ちず・・・まさかボウズじゃないだろな!?
さらに登山道を進むと・・・

広範囲に伐採された枯れ葉付き枝を発見。外側は乾燥ぎみだが内側は適度に湿度が保たれいかにもセダガがいそうなオーラがプンプン出ている!
ただやみくもに叩くと複数いた場合、振動で落ちてしまう可能性があるのでここは小分けして叩くことに・・・
まず上部の左側から叩いてみる・・・。すると・・・

!?・・・

ツルギセダカコブヤハズカミキリ Parechthistatus gibber pseudogrossus Miyake,1980
ツルギ落ちた~!!! いてくれて ありがとう!
この本州産セダカにはないゴツゴツした質感と全体的なシモフリが実にいい!
この個体はヒゲが短いからおそらく♀だろう・・・。
今度は左側下部の地面スレスレにネットを差込み小刻みに叩いてみると・・・

また落ちた~!!
今度はヒゲがメチャ長い大きめの♂・・・。
♂のヒゲの長さはハンパじゃなく、ナンキを陵駕するか・・・
いきなりペアで採れてこれはうれしい採集となった!
次に右側上部に移動して叩いてみる・・・

また落ちる!
右側下部を叩く・・・

そして・・・落ちる!
この後もう1頭落とし、計5頭採集できた所で時間も9時近くになったのでここでタイムアップ。もう少し時間があればもっと採れたかもしれないが、僕的には初めて訪れた場所で5頭採れれば十分!今度来る時はゆっくり生態写真を撮りたいと思う・・・。

時折、軽く枯れ葉をルッキングしながら来た道を引き返す。

フゥ~、初めて訪れる地で不安もあったが無事にツルギセダカに出会えて本当に良かった・・・
剣の大自然よ、ありがとう!
そして実家のある香川はさぬき市へ車を走らせるのでした・・・
「今回のツルギ採集にあたり、eichanさんには多くのアドバイスをいただきました、本当に感謝です!ありがとうございました!」
・
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11時半過ぎ、実家に到着、父親とは1年3ヶ月ぶりの再会となる。
この後 親戚回りをし、父が孫を連れて街に出るというので、「お!これは出撃チャンスですか~!?」
ということで、今度はサヌキセダカともう1種、四国にきたらぜひ会ってみたいカミキリムシがあるんですよね~
コブヤハズカミキリ属と同じく飛べないカミキリで東北、東日本が分布の中心のホンドアカガネカミキリあれば四国、九州が分布が中心のそうツチイロフトヒゲカミキリ!
事前情報では徳島のO山がツチイロフトヒゲの産地ということで、ここはサヌキセダカも混生しているとのことなので運がよければ両方ゲットー!?
ということでカーナビの付いていないマイカーは頼りにならないので地図を頼りに行ってみることにした。
迷いながらなんとかO山付近までやってきた・・・。
迷いながら来たので1時間半もかかってしまったよ!

こんな山道をひたすら奥へ進んで行く・・・

進むこと30分ほど、舗装された道がダートとなり僕の車では先に進めないので、適当な所に車を止め、その近辺を探策することにした。

枯れ葉は多くあるもののとにかく乾燥が酷すぎる!
枯れ葉は軽く握っただけで簡単に粉砕するほどパリパリでとてもサヌキセダカやツチイロフトが潜んでいるとは思えない。
万が一があるので叩いてみるがクモが1~2匹落ちるだけで他はまったく落ちない・・・
う~ん、やっぱり細かいポイントを知らないと無理なのかな~?

もう乾燥地獄です!
日当たりの良い所は当然良くないので、乾燥していてもなるべく日陰の枯れ葉を探すことに・・・。

しばらく探して見つけたのがこんな日陰の枯れ葉。乾燥はひどいが万が一を込め叩いて、明るい場所に出て枯れ葉をゆっくりどけていくと・・・

ツチイロフトヒゲカミキリ Dolophrades terrenus Bates,1884
いてくれてありがとう・・・落ちてきてくれてありがとう・・・
ホンドアカガネに比べると、全体的にスリムでやや地味な印象で例えるならニセビロウドを小さくして体色を濃くしてヒゲや脚などがガッチリさせた感じ・・・かな?
「変な例えですいません・・・(汗)」
しかし後が続かず結局このツチイロフトヒゲ1頭のみで、サヌキセダカにいたってはまったくカスリもしなかった・・・。
また来年ガンバルさ~!
時間はもう17時近かったので実家に帰ることにした・・・

実家にて撮影。長いヒゲが実に見事です!

これも実家にて撮影。小さくてかわいいカミキリです!
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二日目・・・
「二日目以降はプライベート写真で採集記はありません、興味のない方はスルーしちゃってください!・・・(汗)」

早朝、家の周りを散歩・・・
遠くには讃岐山脈が見える。田舎はノンビリしてていいですナ~
なんか時間がゆっくり流れてるようで・・・
今日は採集はNGなので、お土産などを買わなくては!
子供たちが去年 寄った淡路SAで買い物がしたいと言い出したのでちょっとメンドーだけど行くことにした。ここは明石海峡大橋寄りで遠いンだよね・・・
約2時間ほどで現地に到着。っていうか2時間もかかってしまった!

適当にお土産などを買った後、しばし景色に浸る・・・
こんな壮大な景色を見ていると小さな悩みなんかどうでもよくなるね・・・。
景色を満喫したらまた四国へ引き帰し、次は思い出の海へ・・・
「実はこの後、淡路島でタダセダカが有名な某山にちょっと行ってみたのですが、結果はボウズでした」
16時頃、思い出の海に到着。


ここは小学生の頃、夏休みになると父によく連れてきてもらった場所。

子供たちも高1、中2と無事にここまで大きくなってくれた・・・
昔、父に連れてきてもらった場所に今度は自分の子供を連れてくるのはなんか不思議で時の流れを感じます・・・。

早くにして母を亡くし、崩れそうな僕をいつも見守ってくれた父はやはり偉大な存在。
顔にはあまりださない父だが、本当は父も死ぬほど辛かったろうな・・・
母の分まで親孝行しっかりしていかなきゃいけないな!
時間は17時、そろそろ帰りますか!・・・
・
・
翌日・・・
早朝5時に起床し帰り支度を済ませ、みんなで最後の記念撮影。
父には来春、また来ることを告げ6時に岐阜にむけて出発。

高松自動車道にのってしばらくすると朝日が昇ってきた!
う~ん、キレイだな~!でもなんか・・・寂しい気もするな~・・・

そして鳴門大橋・・・さよなら四国、また来年きます・・・

そして明石海峡大橋・・・ここをぬけると本州かぁ・・・
まぁ今回はツルギに会えたし、1年3ヶ月ぶりに父の元気な顔が見られて本当に良かった・・・
こうして僕の四国の旅はひとまず終わったのでした・・・