え~10月ももう中旬、朝晩がだいぶ冷えるようになってきましたね。
コブ叩きももう終盤・・・というか僕的にはもう終わりという感じかなぁ・・・
振り返ると、今年は前半から中盤にかけてけっこう出撃したんですけどね、
今年は季節の進行、ムシの発生が例年より遅い、裏年、はずれ年などなどあちこちで情報が飛び交い、
これが僕の採集センスの無さに拍車をかけ広島、岡山遠征以外は狙いのカミキリに
ことごとくフラレてしまいました(T_T)
今年は季節の進行、ムシの発生が例年より遅い、裏年、はずれ年などなどあちこちで情報が飛び交い、
これが僕の採集センスの無さに拍車をかけ広島、岡山遠征以外は狙いのカミキリに
ことごとくフラレてしまいました(T_T)
ただ、現地では思わぬ副産物?的なカミキリやセカンドターゲット的なカミキリは
それなりに採ることができたので「四国遠征」アップの前にそれらをちょっと紹介したいと思います
ので四国遠征はもうちょっとお待ちくださいませm(__)m
それなりに採ることができたので「四国遠征」アップの前にそれらをちょっと紹介したいと思います
ので四国遠征はもうちょっとお待ちくださいませm(__)m
クロサワヘリグロハナカミキリ
Eustrangalis anticereducta Hayashi,1958
2017・6・4長野県
先ずはクルサワヘリグロ。
大鹿方面へキマル(フタスジカタビロハナカミキリ)を狙いに行ったのですが、
現地ではヤマシャクヤクは咲いていたものの、花弁を齧った痕はまったくなく、
昼までねばりましたが結局キマルは姿を見せず・・・
大鹿方面へキマル(フタスジカタビロハナカミキリ)を狙いに行ったのですが、
現地ではヤマシャクヤクは咲いていたものの、花弁を齧った痕はまったくなく、
昼までねばりましたが結局キマルは姿を見せず・・・
以前、採集した時は花弁にあつこち齧った痕があったからなぁ~
これが俗にいう(裏年)というやつか・・・
これが俗にいう(裏年)というやつか・・・
T山からの眺め。日本の山は美しい!
キマルを諦め、帰り道にここらのウツギの花でクロサワが採れるという
話を以前に聞いていたので、川沿いのウツギの花を見ようと最初に見た
株にいきなりとまっていました!
話を以前に聞いていたので、川沿いのウツギの花を見ようと最初に見た
株にいきなりとまっていました!
う~ん、鮮やかなオレンジが美しい!
僕は「カエデノヘリグロ、クロソン」そして本種を合わせて「オレンジトリオ」と勝手に
呼んでいるのですが、これでカエデノヘリグロさえ採ればオレンジトリオ完結です(^_^)
僕は「カエデノヘリグロ、クロソン」そして本種を合わせて「オレンジトリオ」と勝手に
呼んでいるのですが、これでカエデノヘリグロさえ採ればオレンジトリオ完結です(^_^)
来年は採らねば!
・
ヨコグロカシカミキリ
Exocentrus fisheri Gressitt,1935
2017.6.20羽脱 長野県 樹種不明
長野のとあるポイントへヤツボシ、ニセヤツボシ、モモブトハナを
狙いに行った時のこと、この日は曇り時々雨、気温も15℃前後の最悪のコンディション。
狙いに行った時のこと、この日は曇り時々雨、気温も15℃前後の最悪のコンディション。
ハルニレを掬うも入るのはクロニセリンゴ、それとヒゲナガシラホシのなぜか
♂ばかり、花を掬うもピドニアばかり・・・
(この時ご一緒した春満作さんはハルニレでニセヤツボイをゲットされた。)
♂ばかり、花を掬うもピドニアばかり・・・
(この時ご一緒した春満作さんはハルニレでニセヤツボイをゲットされた。)
で、もう掬うのは諦めて樹種不明のワケ分からん材を取ってきたら
こいつが出ました。
こいつが出ました。
本州ではけっこう珍種と聞きますが、ケシだけにとにかく
小さいですわ~
小さいですわ~
ネットで写真を見てみると、上翅が黄色い個体が多いのですが
この個体は黒化型なのでしょうかね?
この個体は黒化型なのでしょうかね?
う~ん・・・1頭しか出なかったのでよく分からんデス(-.-)
・
ダイセンセダカコブヤハズカミキリ
Parechthistatus gibber daisen Miyake et Tsuji,1980
2017.6.24 兵庫
兵庫のとある有名ポイントへあの大物ハナカミキリを
探しに行ってきました。
探しに行ってきました。
あの赤い翅と漆黒のボディが美しい西のKING そう!「ムナコブハナ」。
(ちなみに東のKINGは勝手にアラメハナだと思っている)
(ちなみに東のKINGは勝手にアラメハナだと思っている)
現地では知り合いのムシ屋のIさんと偶然 お会いし、
僕と一緒に行ったT君、その他に3名ほどムシ屋さんが来られていました。
さすがは有名ポイント。
僕と一緒に行ったT君、その他に3名ほどムシ屋さんが来られていました。
さすがは有名ポイント。
林内に点在するこんな感じの苔むしたノリウツギを
巡回して♂は葉上、♀は幹に産卵にきていないかチェックしていきます。
巡回して♂は葉上、♀は幹に産卵にきていないかチェックしていきます。
が、昼過ぎまで探すも結局 誰もムナコブを採ることはできませんでした(T_T)
目線を変えて、次は林内の倒木を見て回ることに・・・。
するとブナ倒木の上に大きなダイセンセダカのペアがいました!
♂は19ミリ、♀は20ミリとなかなかのサイズ^^
が、しかし、T君はさらに大きな♂をゲットしていました。
上には上がいるもんです。
上には上がいるもんです。
あ~それにしてもムナコブ採って、アラメの横に並べたかったなぁ~
来年は絶対採るぞ!
来年は絶対採るぞ!
・
アラメハナカミキリ
Sachalinobia rugipennis koltzei Heyden,1887
2017.7.8 岐阜県
去年に続き、今年も出会うことができました(^^)
ムナコブが採れていれば、コラボできたのになぁ~・・・
この日は写真の♀と♂2頭の計3頭が採れました。
それと数年ぶりに現地でタイヤキ君と偶然会えたのが嬉しかったですね^^
彼もアラメを採りにきていて、その後無事にゲット!
本当に良かった。
本当に良かった。
・
キイロアラゲカミキリ
Penthides rufoflavus (Hayashi,1957)
2017.7.29 三重県
最後のご紹介するのがこのキイロアラゲ。
この日のメインはニッポンモモブトコバネ、タキグチモモブトホソのモモブトコンビ、
そしてセカンドターゲットがこのキイロアラゲでした。
そしてセカンドターゲットがこのキイロアラゲでした。
この日もT君と一緒に三重の有名ポイント、Mダムに向かいます。
ここを有名にしたのは上記の3種やクロソンやキイロメダカなど
南方系の種が数多く生息しているからだろうと思うのですが、かれこれ5~6回は現地を
訪れていますが、これまで一度も他のムシ屋さんに会ったことないですね。
南方系の種が数多く生息しているからだろうと思うのですが、かれこれ5~6回は現地を
訪れていますが、これまで一度も他のムシ屋さんに会ったことないですね。
(某ムシの月刊誌にも紹介されています。)
みんな いつ来てるのかな?・・・とちょっと不思議に思った次第
ここに来ると、いつもお世話になっている高さ5メートルほどの
大きなノリウツギを早速2人で掬います。
大きなノリウツギを早速2人で掬います。
が、しかし・・・入るのはコウヤホソとフタオビミドリトラばかり・・・
昼過ぎまでねばるも、結局モモブトコンビは撃沈
あぁ~モモブトコンビ何処に~(T_T)/~~~
あぁ~モモブトコンビ何処に~(T_T)/~~~
帰り際、行きには気づかなかったが、高さ6メートルほどの
カラスザンショウを見つけ、見上げるとちょうど花も満開、
ムシもけっこう飛んでいるじゃないですか!
カラスザンショウを見つけ、見上げるとちょうど花も満開、
ムシもけっこう飛んでいるじゃないですか!
早速 掬ってみると、オオヨツスジとネットの底で
ヨチヨチ歩く黄色いムシ・・・
ヨチヨチ歩く黄色いムシ・・・
よく確認してみると・・・キイロアラゲ 入ったー!
上翅に毛がびっしり生えていて、このモフモフ感
が何とも言えず可愛いカミキリです^^
が何とも言えず可愛いカミキリです^^
カラスザンショウを掬うT君。
この後、T君も無事にキイロアラゲをゲット、2人仲良く1頭づつ採集できました。
この後、T君も無事にキイロアラゲをゲット、2人仲良く1頭づつ採集できました。
あ~本当は早くここのカミキリをコンプして
卒業したいんですけどね・・・またしばらく通うことになりそうです(涙
卒業したいんですけどね・・・またしばらく通うことになりそうです(涙
次はお待ちかねの四国遠征をアップします、お楽しみに!(^^)