会社帰りのウォーキングを始めて、早1年と2ヶ月。
自分の中の最低ノルマとして、上野~田端間は歩くと心に決めているので、
仕事のある日はほぼ毎日、ルートを変えながらも同程度の距離を歩いておる。
街を歩いていると、まあ、いろんなもんが飾ってあったり置いてあったりするのに
気づいてくる。
田端駅通り商店街のマスコット・りゅうのすけくん。
これが通りの街灯柱飾りとしてプリントされたフラッグが随所に飾られている。
田端は、芥川龍之介がその死まで暮らしていたところ。
んでもってカッパはもちろん芥川の代表作から…という事なんだろうなあ。
と、そのくらいまでの知識しかなかった私だったが、
考えてみればそのくらいの知識しかないということで、
先日改めて「河童」を読んでみたのでした。
(あってよかった青空文庫)
(読了)
…コレは…
カッパのりゅうのすけくんデス♪とか
気軽にマスコットにできるような内容ではないのでは…(笑)。
身内がいい歳してこんな厨二なモンを書き出したら
全力でとめる(そしてしかるべき医療機関に通院を勧める)レベル。
多分きっとおそらく、商店街さん、
私と同じく、「河童」を読んでない…。
最近友人が芥川をテーマに仕事をしていた関係で、
芥川龍之介の作品よりも本人に興味が激しくわいてきた次第。
芥川の師匠のひとり・夏目漱石の周辺の話は昔から好きで、
夏目房之介さんをはじめ、夏目夫人の鏡子さんや半藤茉莉子さんの本を
よく読んだものですが、
夏目家の場合は、夏目本人の神経症や子沢山その他からくる経済的困窮などの
重い問題はありつつも、登場人物(というと語弊があるが)が皆明るいんだよね。
芥川は、負を打ち消す明るい要素って…少なくともウィキやいろんなサイトを読む限り
なんとなくだが無さそうで……
まあ、自殺するくらいだからなあ…。
近いうち、伝記に手を出してみようかニャ。
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以前、そんなスレが2ちゃんにあったと思うが…。
戦前生まれの文豪ってイケメン率ホントに高いよね。ふしぎ!
しかも芥川龍之介はその上巨●だったそうですよ奥さん!
(※ウィキ参照)
まじパネエ。
久々の更新なのに〆は下ネタ。
こうでなくてはあきぞうがすたるってなモンですよね。
芥川龍之介の問題作 『影』 です。
読んでると気が狂いそうになります。実にナイス。
まるっきりコレ、分裂症のひとの発想だよね…。
なんだかかわいそうになってくるよ芥川。
この後、「羅生門」も学生の授業以来久々に読んだ。
後味の悪いもん書かせたら天下一品。
ほかにも読んでみよう…。