marshalのつぶやき

marshalの日々の出来事や趣味のマラソン・登山の事など色々つぶやいています。

友達のマンションへ

2010年03月02日 06時42分59秒 | Weblog
僕の仲間がマンションを購入したのを聞いていたのだが、ひょんな事からお部屋にお邪魔することになった。それは、高級マンションで4000万円台のステキなセキュリティのしっかりしている、また造りがしっかりしていて周りの音も聞こえないくらい静かな手抜きのないような建物なのです。

その方は、女性経営者で1人住まいのリッチな暮らしをしているお方なのでした。お金持ちだとは誰が見てもわかるのですが、これほどだとは思ってもいなかったのでした。僕よりも若干年下ですが、とてもクレバーなお方でセンスもよく綺麗好きで優しいのが何よりもいいのでした。

僕にコシヒカリのお米がありすぎるから、取りに来る?と、電話があり断る理由もなく遠慮なしに、「了解、行きますよ!だいぶ重たい?」と聞くと、「30キロが1袋だから重いよ」との返事でした。腰の弱い僕はそれは無理だと思い、助手を連れて行くことにしたのでした。会社の同僚で、背の高いいかにも力持ちそうなT君を連れて勇んで行きました。

15分ぐらいでマンションに着くと、その彼女は入り口で寒いのに待っていました。小雪降りしきる中寒かったろうに・・・優しいでしょ!そして歓迎の度合いも良く分かりますよね。入り口の機械にピィピット何かを当てるとドアが開きます。さすがに高級マンションです。

僕も昔、牛島の高級マンションに住んでいましたがこれほどでもなかったですね。時代の流れかもしれませんが・・・また、しばらくはこんなにステキなホテル見たいところに住みたいものです。部屋につくと、入ってくださいというので色々と案内をされました。4LDKの一番大きな部屋で7階だから景色も最高で素晴らしいお部屋なのです。

米を確認すると、大きな米袋に30キロ入りと書いてありました。買うといくらぐらいするのでしょうか?僕の家内は、農家だから米を買ったことが一度もないのです。この米は、社員に分けてやるために取りに来たのでした。魚津産のコシヒカリだからきっと旨いこと間違いなしでしょう。玄米になっているのでした。

さて、一通り部屋を見るとソファーに腰掛けてお茶をもらいました。中国の紅茶で、飲みやすく旨いものでした。お茶菓子も高級な、中尾清月堂のもので久々に甘いものをいただきました。飲み干すとすかさず、抹茶を召し上がれというのでここでも断る理由もなく、「懐かしいね、久々に飲んでみようか」と注文いたしました。

テキパキと慣れた手つきで、すぐに出てきました。生ぬるく、まったりしたその味は独特で旨いのか不味いのかわかりませんが、抹茶の味でございました。その後、「お腹が減ったでしょおうどんを作りましょうか?」「いや、家に帰ると晩飯が用意してあるから」・・・。

などと断りました。そしてその後、帰る気配もなく雑談をしていると今度は「お酒でも飲んでいく?」うーむ、酒には弱いのである。T君に聞くと、「僕はどちらでもいいですよ!」というので、先ほどから眺めていた焼酎の山ほど並んでいるのが気になっていたのでした。
というわけで、宴会の開始になりました。

50年物の焼酎があるし、変わった形の焼酎や見るからに高級な焼酎ばかりで、一本5千円以上から万単位の焼酎ばかりなのでした。しかも、度数も20度なんて優しいのがなくすべて38度前後の凄いものばかりなのです。水で割っても尚強く、でもそれが妙に旨くて癖になり、呑みかけのものもありましたが、数本空けてしまったのでした。

おかげさまでしっかり二日酔いで、家に帰ると臭いとか罵声を浴びたのでした。翌日も匂いが抜けず、酒臭いと家族が離れていくのでした。ふー、たまにはいいではないか・・・おっとしょっちゅうなような気もしますが、それにしても出てくる料理も高級志向で旨いのであります。

しかも食材だけでなく、出て来る器や皿やコップなども九谷焼とか、写真のような切子風の高級なグラスなど一つ一つが超高級なものばかりで、その話題だけでも酒のつまみになるのですが、一つくださいといったらそれはさすがに駄目だといわれました。お金の問題じゃなく、買いに行くのに時間がかかるからでしょう。

おつまみの”たらこ”でも、何気なく色が違うし、昆布締めでもヒラメなのですよ。サスしか食べたことがないから不思議な味がしました。海ぶどうなどもあり、沖縄通の僕としては嬉しかったのです。うどんでも、ダシから旨いしあっさりとしていて県外の高級うどんでそれはそれは美味しかったのです。

何と何が出てきたか忘れましたが、僕らの住む世界と少々どころか大分違うなーと思ったのです。壁にさりげなく飾ってある美術品も最低でも、数十万円するものばかりでした。A4サイズぐらいの油絵でも、「これで35万円ぐらい?」と、少々高めに云ったつもりですが、「ううん、もうちょっと高かった!」と、さりげなく返事が来るのです。

しかし、誇り一つ落ちていない綺麗な部屋でさすがに女性のお部屋です。この階下に、桜木町のいきつけのママさんもいるのですが、電話したら今から店に出勤でタクシーを呼んだから無理と断られました。しかし、平日の実に不思議で幸せな晩餐会でございました。

☆写真は、高級なグラスと50年物の焼酎です。