神佛の加護をいただくとは 現世利益の祈りをすることによって
お蔭をいただくことです。
お蔭をいただくとは 悩み 苦しみから解放されることです。
お蔭をいただくとは 悩み 苦しみから救われることです。
生きることは苦しみであると 釈迦牟尼佛陀さまは 教えを説かれました。
イジメによる苦しみも 現代の深刻な悩みごとのひとつです。
イジメの被害者である生徒が壊れてゆく。
いっそ死んでしまったほうが 楽になれると思わせるほどに
陰湿かつ悪質化の一途をたどっています。
では イジメの被害者である生徒は どのようにしたら
この苦しみから救われるのでしょうか。
イジメの加害者に イジメを止めるように促す。
イジメの被害者以外は全員が加害者である生徒たちに
誰が納得させ 説得させることができるでしょうか。
イジメは犯罪である。イジメは悪である。
イジメは人間のクズがすることである。
と どれだけの言葉をもって諭しても
加害者が逆に被害者となって
イジメの苦しみを味わわなければ分からないでしょう。
やがて イジメの加害者である生徒の 将来が壊れてゆくのです。
加害者の自業自得です。悪因の結果である悪果を受けるのは
悪因の原因を造った 加害者の身に災難として降りかかるのです。
イジメの加害者が やがて壊れてゆく。
加害者のほうが受ける苦しみは
本人が死の間際まで引きずってゆくことでしょう。
被害者一家に与えた悪業は 加害者一家にも悪果をもたらします。
イジメの被害者 イジメの加害者 イジメの傍観者
いつ何時 この立場が入れ替わるか分からないのです。
明日は我が身です。一寸先は闇です。
うかうかしてはいられないのが現実です。
イジメをする側も やがてイジメられるということを 知らないからです。
最愛の子供を失った両親の苦しみは
同じ苦しみを味わった者にしか理解できません。
加害者の家族の誰かが イジメを苦に死ななければならないの
かも知れません。
因果応報。因果は巡る。
釈迦牟尼佛陀さまの み教えには 嘘偽りはありません。
生老病死。愛別離苦。怨憎会苦。求不得苦。五薀盛苦。
四苦八苦。生苦 老苦 病苦 死苦。
不信心の者には 悪事災難 必ず来たる。
信心すれば お蔭をいただくことが出来ます。
信心の功徳は 肉体的にも 精神的にも及びます。
どうか 救われてください。佛縁を結んでください。
神佛の加護にすがり 神佛に願い 神佛を求めてください。
その方法とは
正座をします。背筋を真っすぐに伸ばして 両手は合掌します。
次に腹式呼吸をします。息を吐き切り ゆっくりと息を吸います。
お腹で呼吸をする感じです。そして 心を落ち着けてください。
南無大日遍照金剛 南無大日遍照金剛 南無大日遍照金剛
オン ア ビ ラ ウン ケン バサラ ダト バン
オン ア ビ ラ ウン ケン バサラ ダト バン
オン ア ビ ラ ウン ケン バサラ ダト バン
懺悔滅罪 さんげ めつざい
罪障消滅 ざいしょう しょうめつ
どうか この苦しみから 救われますように・・・
災い転じて福となす。
現世利益の祈りには
病気を治す力があります。
苦しみから救われる力があります。
加持力 (かじりき) といいます。
最後まで読んでいただき ありがとうございます。
ありがとうございました。
合掌