神佛の加護をいただく

神佛の
ご加護をいただくには・・・
密教修行を通じて体験したことを書き続けたいと思います。

徳を積む しあわせとは

2013年12月01日 11時14分21秒 | 秘密の教え・密教とは

あなたは 何かを してあげるタイプの人間ですか。

料理を作ってあげる。食後の洗い物をしてあげる。

部屋や家の周りの掃除をしてあげる。トイレの掃除をしてあげる。

それとも 何かを してもらうタイプの人間ですか。

自分は何もしないで 相手に指示してさせるタイプの人間ですか。

自分が嫌なことや 面倒くさいことは 何もしないでいるタイプですか。

ものを 貰う方のタイプですか。

おすそ分けや お土産等を貰うだけで お返しをしない方ですか。

ものを 施す方のタイプですか。

相手のことを考えられる 思いやれるタイプの方ですか。

食べ物を施す 相手に食べてもらいたいから 喜んでもらいたいから

相手に 尽くすタイプの人ですか。

相手に 尽くしてもらうタイプの人ですか。

家族のため 夫は妻のため 妻は夫のため 親は子のため 子は親のため

恋人のため 相手のため 周囲の人々のために

どちらが 得で どちらが 損でしょうか。

どちらが 徳を積める でしょうか。

どちらが しあわせを感じることが できるでしょうか。

独身で生活するには 仕事をしなければならないし

家事も 自分一人でしなければなりませんね。

食事 洗濯 掃除 買い物など

家族がいれば そこに役割分担が生じます。

共働きであったり 専業主婦であったり 育児にと

仕事に精をだすことができて 家族を養えること。

家事に育児に 家の中のことを取り仕切る。

休日の日には 家族の労を お互いに ねぎらう。

いろいろと その人その人の役割があります、が

必ずしも 固定されたものではなく

お互いにできることは 手伝ってあげることも大切です。

お互いに 生身の人間ですから

肉体的にも 精神的にも 疲れることもありましょうし

病気になることもありましょうし ケンカもすることもありましょうし

プライベートの時間も大切にしたいでしょうし

相手の立場に立てば 相手のことを思えば

対立しないで すむのではないのでしょうか。

しあわせに なりたければ 相手を しあわせにしてあげる。

先人が こういうことをすれば しあわせになれる。

こういうことをしたら 不しあわせになる、と。

ただ ひたすらに 料理を作る。ただ ひたすらに 掃除をする。

何かを期待しての行為は してくれないと 不満をもつものです。

見返りを求めない 見返りを期待しない

ただ ひたすらに 何かをしてあげる行為そのものに

しあわせを感じることができたら どうでしょう。

一生懸命に 料理を作っている時が

本人にとって 一番しあわせであるという

充実感を味わえることが 大事です。

感謝すれば 感謝されるようになる。

逆に 感謝できない人は 何事に対しても不平不満ばかりで

徳を積めないものです。

当たり前のことなのでしょうが

家族一緒に食事ができる しあわせ。

安心して仕事に打ち込める しあわせ。

家庭は安らぎの場であり 家族ともども

お互いに人格を向上させる場でもあります、し

そのための生活の場でもあります。

相手が喜ぶことが 私の喜びでありたいものです。

私の作った料理を食べてもらって しあわせを感じてもらう。

しあわせを感じてもらうことが 私のしあわせになる。

結果よりもプロセスを大切にします。

結果よければ すべて善しではありません。

結果は 後からついてくるものです。

信じて 念じて 行ずる

このプロセスが すべてです。

無我の精神に立って 感謝の心 懺悔(さんげ)の心 祈りが必要です

俺我 俺我 私我 私我ではなくて

お蔭さまの おかげが大事です。あなたさまの 相手の お蔭であり

大日遍照金剛さまの お蔭でもあります。

感謝する気持ちは尊いものですが それだけではいけません。

感謝できる裏では 迷惑を被っている者もいます。

別段 悪いことをしているつもりはないのでしょうが

知らず知らずのうちに 知ると知らざると 何かと他人に

嫌な思いをさせていたり 傷つけたり 恨みをかっていることもあるのです。

生身の人間ですから 何かと 諸の罪を犯しているものなのです。

懺悔(さんげ) つまり 反省すること 悔い改めることが必要です。

懺悔(さんげ)心あって 感謝することです

信心も その通りであって まず 懺悔(さんげ)が先です。

懺悔滅罪 さんげめつざい 罪障消滅 ざいしょうしょうめつを、祈ります。

それから 感謝の気持ちで 南無大日遍照金剛 祈り念じます。

そして 充実感を味わえるような 人間になりましょう。

私自身 祈っている時に 懺悔し感謝の気持ちで 心を満たす時

生命の躍動感を感じることが たびたびあります。

信心して 祈ることが出来ることが 最高のしあわせであり

家族のために 恋人のために 周囲の人々のために

善いことをしてあげることが  相手のためにしてあげることが

そのことが 功徳になります。

生きている間にしか 徳は積めません。

南無大日遍照金剛 申し訳ありませんでした。

南無大日遍照金剛 有難うございます。

有難うございました。

あなたに 大日遍照金剛さまのご加護がありますように

合掌

 

コメント
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