二刀流 (羽生結弦と大谷翔平)

大谷翔平のMLBの試合の感想

8/04(金) SEA(H) 第2戦

2023-08-05 | 試合の感想
Game Day https://www.mlb.com/gameday/mariners-vs-angels/2023/08/04/717130/

・最低最悪の無能監督 フィル・ネビン https://www.ocregister.com/2023/08/04/shohei-ohtani-remains-in-angels-lineup-despite-repeated-cramp-issues/

> 大谷翔平はこの10日間で3度、痙攣の影響を受けたが、金曜日の夜には再びエンゼルスのスタメンに復帰した。
 フィル・ネビン監督は、「1日休んだところで、どうなるものでもない。DHのときは、4、5打席出てきて、ゲーム中最高の打者だ。
 1日打席に立たないことは、彼にとって何の助けにもならないと思う。
 彼はプレーしたいんだ。彼はフィールドに出たいんだ。休養が必要なら私に言うだろう。私は彼に尋ねたが、彼は絶対に出たいと思っている」。


  もし、大谷翔平が今季終了となる大きな怪我をしたら、フィル・ネビンはどう責任を取るつもりなのか? (FAの数百億円が吹き飛ぶ)
 身体が発した危険なサインである痙攣がDH出場だけでなく、先発登板に影響したにも関わらず、休ませないのは今後の登板時にブルペンに大きな負担がかかるリスクを負う。
 このオールドスクールの監督は、本人は自己申告しないと、疲れていない、影響はない、と危険な兆候を過小評価している。
  万一、怪我をした場合(走塁中、ハムストリングスを痛めるなど、十分ありえる)、「本人が報告しなかった」となどと言い逃れ、責任回避しようとするのだろう。
 この状況(異なる日に痙攣*3) で休養を選手に与えないなど、他球団なら絶対にありえないことだ。
(LAAのファンはこの状況[大谷に休みを与えない]に慣れきっており、大谷が毎日出場すること疑問を挟まず、完全に“甘やかされている”)

  選手の健康とコンディションを軽視する無能監督がいるからこそ、LAAはMLB最多の18人もILに入っているわけだ。これは必然なのだ。


・今日の試合、大谷翔平は休ませるべきだった。[ 4打数1安打(二塁打) 1四球 3三振 1得点] 体が重く、状態が悪いのは明らかだった。(登板翌日は最も疲れており、休養日に最適)
 大谷が休養で不在の試合で、LAAがどれだけやれるか見たらいい。LAAがポストシーズンにふさわしいかどうか。


Reid Detmers 24-028d 188cm 95kg 3年目 中5日*9回、中6日*9回
       1.2bWAR 103ERA+ 5QS[26.3%]/19GS 101.1回[5.333] 2勝8敗 4.07RS 4.35ERA 3.67FIP 1.293WHIP
  6/14 TEX(A)~7/02 ARI(H)までの、4先発で4QSを達成。6月の成績が最も良く、それ以降、急激に悪化。LAAとしては完全に期待外れな成績となっている。

・Detmersの背信投球。63/93[67.7%] 4.0回 9H(3HR) 7ER 2BB 4K 4.78ERA
     年間比較[球速]
4S   -0.7mph / -1.1km
SL   -1.5mph / -2.4km
CUV  -1.4mph / -2.3km
CH    -1.1mph / -1.8km
SWE  -2.0mph / -3.2km
     全球種で球速低下
 
※LAAは他球団と違い、先発5人制で中4日で回すのではなく、先発6人制で中5日が基本となっており、先発投手に優しい環境。

 昨日、大谷投手が痙攣により4回で降板している状況で、ブルペンが厳しい状況だったにも関わらず、初回に4失点。
 SEAのエースであるCastillo登板日に初回からチームの士気を下げ、過度な負担を負わせてしまう。
 しかも、1回裏にRengifoのソロHRで追撃ムードも、2回表にソロHRを打たれ、点差は4点差に戻る。
 3回裏 チームはMoustakasの3点HRで同点とし、試合を振り出しに戻すも、4回表 2outから単打-HRで簡単に2失点、試合を再度ぶち壊す。
 打たれた3本塁打はいずれも4-seamで、ど真ん中(低)、真ん中高め、ど真ん中(高) とHRボールであり、完全な失投だった。
 打撃陣との信頼を損なう背信投球だった。シーズン全体を考えれば、万死に値する内容。
(今日の敗戦をシーズン後に振り返ったとき、シーズンが終了したきっかけとなった可能性がある)

試合後のコメント。 https://www.ocregister.com/2023/08/04/angels-fail-to-complete-comeback-drop-4th-straight-game/
 リード・デトマーズは、今シーズン自分に起こったことを説明するのに窮した。金曜の夜、エンゼルスがシアトル・マリナーズに9-7で敗れた後、デトマーズは言った。
「ただ、もっとうまくやる必要がある。わからない。もっと良くならないと。今、ちょっと面白くない状況を経験しているんだ。明らかに、ここ2、3回の登板はタフだった。」
 デトマースは初回に4失点したものの、エンゼルスが5-5、7-7の同点に追いついたため、この試合での敗戦は免れた。
 デトマーズは、「明らかに、我々はたくさんの新しい選手を獲得した。彼らの獲得にとても興奮している。我々は良い場所にいて、これまでポテンシャルを発揮できていなかった。
 明らかに、自分の半分でもっと上手くやる必要があるが、でも、それが野球なんだ。僕はそこから抜け出す。ただ前進して、次の日に進むだけだ」。

  チームが生きるか死ぬかのポストシーズンを賭けた戦いをしているのに、このコメント。明らかにこの試合の重要性を理解していないと思われます。
 間違ったマインドセット。

・打撃陣はCastillo相手にビハインドから7点取る粘りを見せるも、四球を取れず淡白な攻撃。(SEA:LAA = 7BB:2BB)
 また、SEAと違い、球数を稼ぐことが出来ず、不振のCastilloを序盤にノックアウト出来なかった。( 68/100[68%] 6回 10H(3HR) 7ER 1BB 6K )

・6回表【7-7】すでに24球投げていたWebbを続投させるべきではなかった。四球-四球で新加入のLeone (R)も四球を出し、0out満塁の大ピンチも、後続を断つ。
 いくらブルペンが厳しくても、続投させるべきではなかった。昨日のEstevezのようだった[4-0、5-1。9 Ball 1 Strike]。大量失点し、その時点で試合が終わっていた可能性があった。
 ロングリリーフのDavidsonはKCRに金銭トレード、Barriaは投げられない状況[2日前に70球]、Silsethは先発担当だった。
 現在、先発が早期降板するとバックアップの継投プランが無い状況。


・8回表【7-7】 1outから2番RodríguezのLF前方のフライをGrichukが取りに行くも、捕球できずこぼす。
 単打(1out一塁)のところ、足の速いRodríguez[29.7ft/s]は二塁へ進塁。1out二塁から後続の初球単打で【7-8】。残り2回でビハインドに。
 終盤の同点の場面でリスクのあるプレーをするべきではなかった。このプレーが決勝点に繋がった。前任のWardなら、まず、チャレンジせず取りに行かなかっただろう。

・SEAとのシリーズ全体では、今日のCastillo戦は落とす可能性が高かった。改めて昨日の逆転満塁本塁打が痛すぎた。
 1勝1敗で残り2戦のところ、0勝2敗で残り2戦となってしまった。
 SEAに負けるチームが、ポストシーズンに進出するのは、まず不可能だ。

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