Wir lieben FC Bayern

ドイツサッカーはお好きですか? 私は大好きです。

ドイツ ーある夏の物語ー (最終回)

2008年08月08日 | 代表映画翻訳計画
最後まで出来るか心配だった『勝手に翻訳企画』も最終回です。応援してくれたり、ドイツ語のアドヴァイスをくださった皆々様にダンケスト!
キッカケは某Blogで、日本未公開のスペイン映画のDVDを翻訳している方がいらして、『これは助かるし楽しいな~』と思って真似した企画なんです。ちなみにその映画は2年越しで今年末に公開決定!<イイなぁ~

さて最終章は歌がメインです。ここまで歌は無視してきましたが、最後に一曲だけ紹介しますね。例の『'54, '74, '90, 2010』ではなくて、クリ監督もバスで熱唱している“Marmor, Stein und Eisen bricht”です。

 <半壊

26章の最後から27章の最初まで、バスの中で熱唱!
ファン感謝イベントではオドン子、アザモー、ポルディが熱唱してました。老若男女のファンが熱唱出来るって凄いですよね。元は60年代のヒット曲らしいです。



以下、サビのみ↓ 

Marmor, Stein und Eisen bricht, aber unsere Liebe nicht.
Alles, alles geht vorbei, doch wir sind uns treu.

大理石や岩、鉄鋼だろうといつか崩れるけれど、愛情が消える事はない。
全てが消え去ったとしても、我々は変わらないままだ。
─────────────────────────
個人的には一番気に入っているBGMです。私ですらすぐに覚えられる簡単な詩やメロディーも良い。興味があればヨウツベなんかで簡単に検索出来ますが、見ない方がいい気もする。いや、イメージが…(笑)。

最後に、ビアホフ・マネの台詞をもって映画翻訳も終わりにします。

Kapitel 27. Abschied in Berlin
Bierhoff) Haben wir denn alle?
Wenn wir das noch schaffen, durchzuzählen von alleine.



これで全部かな?
まだ他に成し得た事があったとしたら、一人一人が数え上げるといい。

─────────────────────────

さて、ここまでお付き合いくださった皆様にお知らせがあります。

このBlogを今月で、正確にはオリの引退試合をメドに閉鎖させて頂きます。

長い間楽しいコメントをくださった方々とは別れるのは寂しく、最近になって知り合った方々と別れるのは非常に心残りですが、なにとぞご容赦くださいませ。続けたいと言う気持ちも強いのですが、今が潮時と判断させて頂きました。



クリ監督就任とオリ引退が理由かと思われるでしょうが、実はそれは小さな理由に過ぎません。元々3年ぐらいをメドに精一杯やってみようと始めたBlogでした。自分で言うのもなんですが、精一杯やれるだけやったと思います。趣味の域を超えて、時間をかけてきたと思います。思い残す事はアリマセン。

始めた頃はちょうど日韓の熱も冷めてきて、まだまだバイエルンのBlogも少ないものでした。楽しくて、毎日読めて、愚痴や中傷で嫌な気分にさせる事のない、たくさんの仲間と知り合えるような、それでいて熱心なサポのサイトのようにとっつきにくい感じではなく、一般の人がバイエルンに興味を持ってくれるようなBlogを読みたくて、ないなら自分で書くしかないなと書き始めました。

時には毒を吐いて、嫌な気分になった方もいらっしゃるでしょうが、私も人間なので許してください(笑逃)。

今ではすっかりネットも普及し、たくさんの楽しいBlogが読めるので、自分が書き続ける必要はなくなったと考えています。特にリンク先の皆様、有り難うございました。これからもヨロシクお願い致します。
まだしばらくの間、遊んでやってくださいまし。

勿論これからも愛するキモチに変わりはナイですゾ!
Marmor, Stein und Eisen bricht, aber unsere Bayern nicht.
Alles, alles geht vorbei, doch wir sind uns treu.

それではまた明日。

オマケ
水掛にも参加した仲良しコーチ、リベりんの不在中に大胆行動。
♪リーベリんにゆってやろ~ 

ドイツ ーある夏の物語ー (50)

2008年08月07日 | 代表映画翻訳計画
ミーチョが怪我で最悪4週間OUT!(泣)
兄貴とルシオだけで頑張るしかないのか……ガクブル。
ちょっと今年は怪我人が多過ぎませんでしょうか。仏様には毎朝ご飯とお水を差し上げた方がいいと、誰か監督に伝えておいて下さいね。



さて映画はポルトガル戦後です。訳さなくてもワカルような会話が殆どですよね。
レーマン選手が髭を剃るメツに「メッツェちゃん、どうしたんだい? 男らしさが無くなっちゃったヨ~」なんて言ってたり、ポルディとシュヴァが美人を前にデレデレしたり…(苦笑)。



ただフリ子の話は訳しておきましょうかね。
この映画で一、二を争うセクシーショットですし(腐笑)。

Kapitel 26. 8. Juli: Deutscland-Portugal
Frings) Ein super Spiel haben wir noch mal gemacht zum Schluss. Obwohl es trotzdem zu wenig ist. Keine Ahnung. Wir hätten einfach mehr verdient gehabt. Im Endspiel wären wir Weltmeister geworden.



フリ子「素晴らしい試合を俺たちはもう一度最後に出来た。小さすぎる成果だけどね。思っても見なかったヨ。僕らはもっと成功できたはずなんだ。決勝戦で世界一になっただろう。」
─────────────────────────
フリ子の言葉って胸を打つなぁ。でも5分後には違う事を言うらしいけど…。
そうか、胸を打つからよりイラっとさせるんだな!

さてオリですが。試合後にTVインタビューを受ける監督をガン見中。<怖
一緒にいるコーチの顔色をうかがうような視線がナントモ。



TV) Kahn sagte, es war seine emotionalstes Spiel. Wussten Sie, dass es sein letztes Länderspiel war?

Klinsmann) Nein, man versucht, sich immer in den Spieler reinzuversetzen. Ich kann nur mit allerhöchstem Respekt über Oliver sprechen. Was er geleistet hat die letzten Wochen... Die Nummer zwei zu sein, dass wir uns für Jens entschieden haben. Es ist unglaublich, wie er damit umgegangen ist, wie er die Truppe mitgezogen hat. Deswegen hat er es verdient, heute im Tor zu stehen. Er hat fantastisch gehalten und... Es ist seine Endscheidung und nur er kann das entscheiden.

キャスター「カーン選手はとても感動的な試合だったと言っていました。彼がこれで代表から引退すると知っていたのですか?」

クリ監督「いいえ、選手はいつでも純粋に成功を求めています。 私はオリバーについてたいへんな敬意をもって話すことができます。 彼が最後の数週間にもたらしたもの…。私たちがGKをイエンスに決定したので、かれはナンバー2となった。どのようにに対処しのか、想像も出来ないことだ。まるで軍隊の行進のように変わりなかった。だからこそ今日、GKとして成果を得たんです。 …彼は素晴らしいままだったし、そして……彼は最後の決断をした。彼にしか決断出来ないことです。」

─────────────────────────
とりあえず『reinzuversetzen』って何?<最後まで苦労をかけさせおって…

この件に関してはいまだに自分の意見を上手に言えません。
一つハッキリ言える事は、このW杯に参加してくれた事を心からオリに感謝です。
サポとして、とても幸せな終り方を出来ました。もしもオリがあの時に代表を辞退していたら……と思います。思い起こせばオリに惚れて約8年。元々はただのゲルマン好き、代表サポだった私をブンデスやミュンヘンに導いてくれたのはオリでした。

オリがいなければBlogも始めず、ブンデスを見たいとも思わなかったかもしれません。ただのサポには何のお返しも出来ませんが、このBlogでオリという存在を誰かに伝えられたとしたら嬉しいけれど、またいつかピッチに指導者として立つオリを夢見つつ…。




さて映画翻訳は殆ど終わりです。あともう一回だけお付き合いください。

ドイツ ーある夏の物語ー (49)

2008年08月06日 | 代表映画翻訳計画
スコアレスで負けよった…。しかしそれよりルシオ、ダニエル、ミーチョの3バックって、練習はしてたのだろうか? ラムたんとレルはどうだったのか?

そんなわけで今年も巨大カップは持ち去られてしまった…
せいぜい置き場所に困るがいいさ!(捨て台詞)

 モウ監督の着こなし

これではMasterのCMに出られないじゃろ…。<ヤツアタリ

さて今日の映画翻訳はついに第26章です。第27章は殆ど台詞無いし、第28章はエンドロールですから、この章のクリ監督が最後の山場です(苦笑)。

Kapitel 26. 8. Juli: Deutscland-Portugal
Klinsmann) Das Spiel, das wir jetzt abliefern, werden alle in Erinnerung behalten, für Monate. Das ist unser letztes Spiel, bevor ihr alle wohlverdient in Urlaub geht. Das hat eine ungeheure Bedeutung. Wir haben eine unglaubliche Verpflichtung, den 50,000 da draußen, heute was ganz Geiles abzuliefern. Das heißt, ich muss mich jetzt hochbringen. Schweini, da kommt mehr heute, du kannst noch mehr. Aber schnörkellos. Fang nicht an, portugiesisch zu spielen. Ich will nicht, dass das passiert wie letztes Jahr beim Confed-Cup. 4:3, offene Türen.

クリ監督「この試合、今から我々がもたらすもの、その全てが何ヶ月も記憶に残るだろう。 きみ達皆が休暇をとる資格があるが、その前に私たちの最後の試合だ。 この試合には物凄い意味がある。 我々はとてつもない義務を負っている。外には50.000もの人が待っていて、きょうは完璧な結果を与えられると考えている。 すなわち、私は今日も最高の自分を見せなければならないんだ。 シュヴァイニー、今日までよくやったが、君にはもっと出来るはずだ。 簡単な事だろう。 最初からポルトガルにプレーをさせるな。 昨年のコンフェデ杯と同じ轍を私は踏む気はない。 4対3、ゴールは開きっぱなしだった。」
─────────────────────────
よくもこれだけのボキャブラリーが!っつうぐらいワカラン!!!
まあ私の心意気翻訳もこれが最後だと思って大目に見てくださいな。<はい?

さらにオリの事でも喝を入れるよ~~。オリ・サポとしてはビミョーなこの発言、オリ本人の表情もあって苦笑せずにはいられないのだ。



Klinsmann) Wir haben eine Verpflichtung dem Kerl gegenüber. Der sich für uns den Arsch aufgerissen hat. Was er gemacht hat, ist phänomenal. Wir haben die Verpflichtung für ihn, dass wir hinten alles zumachen, konsequent die Zweikämpfe suchen und von da aus ein kompaktes Spiel machen. Wie wir's uns jetzt zwei Monate reingetrichtert haben.

クリ監督「私たちには向こうにいる男にも責任があるんだ。私たちのために全力を尽くした。 彼の行いは驚くべきものだ。彼への義務を果たすために、背後を完全に固めるんだ。一対一では集中して、コンパクトなプレーを心がけるんだ。私たちはこの2カ月の成果を見せるんだ。」
─────────────────────────
特に最後の『reingetrichtert』がサッパリなんだな~。
辞書には「漏斗で満たす」って載ってますけど…(遠い目)。“DUDEN”でも引っかかんねぇし、ホントに正しいドイツ語なんだろうな?という逆切れで今日の翻訳を終えるのであった。

映画ではこのシーンの後、ケプケに時間の確認をしてからピッチに向かうオリの背中が延々と写るのであった。私も子供と一緒に叫ぶヨ!(涙) さあ、御一緒に!
Der Olli kommt!


もう終わりにしても良いのですが、次回はオリの話を少し。

ドイツ ーある夏の物語ー (48)

2008年07月29日 | 代表映画翻訳計画
浦和戦のチケットは余っているので、お暇なら来てよ~、絶対に損はナイよ~と書くつもりが、ブーちゃんとミーチョも来ないって、どーゆーコト…(怒筋)。
その代わり(<嘘)にブッフバルト元浦和監督が来るそうです。えっと、浦和サポのみなさま~、チケット余ってるんでお暇なら顔を見に来てね……トホ。

もしかしてミーチョを来日させない理由は、アルゼンチン・オリンピック代表との接触を避けるためか? そうなのか?!



今日は選手のちょっとしたヒトコトだけご紹介。訳すほどでもないんだけど、昨日“台詞がナイ”とか書いちゃったティモがヒトコトとはいえ字幕に出ているのでだ……ごめんティモ。

余談ですが、Jogiがレーマンと話し合うらしいぞ、ティモ。どう思う? by暗黒しし丸
どうしてJogiはレーマン“だけ”には気をつかうんだ~。

Kapitel 25. Stuttgart, 7. Juli
Metze) Wie die Winkabteilung hier.

Kehl) Metze, geh mal raus und unterschreib. Wenigstens für die erste Reihe.

Poldi) Überragend.

Timo) Unglaublich.

メツ「ここからウインクしたらどうかな~(笑)。」

ケリー「メッツェ、出て行ってサインしてこいよ。最低でも一列目は全部な(笑)。」

ポルディ「すっげー最高」

ティモ「信じられないな」

─────────────────────────
『Winkabteilung』ってナンノ事やらサパーリですので誤摩化して訳してみた。<待て
あと「ここに署名して下さい」と「サインくれ~♪」は両方とも『unterschreiben』なのは、感覚的にシックリこないしし丸です。



Bierhoff) Können wir rechts die Fenster auch hoch aufmachen?

Klinsmann) Ich muss ein Foto machen. Die Schwaben! Die Schwaben!

ビアホフ「もっと右の窓も開けられないのか?」

クリ監督「写真撮らなきゃ。シュツットガルド人だ! これぞシュツットガルド人だよ!(笑)」


─────────────────────────
ウリとクリと熱狂のサポ……Schwabenのイメージが固まらないよ!



ちまちま区切ってスイマセン。しかも明日は仕事か、公開練習か、どっちにしろ更新出来そうにないです。来日!とかいう写真でも上がって来たら、午前中に軽めに書くかもしれません。

ではでは。

ドイツ ーある夏の物語ー (47)

2008年07月28日 | 代表映画翻訳計画
一時間以上嘘つきましたが、ようやく翻訳しましたぞ。>平伏
しかし夜になっても暑いね…。

Kapitel 24. Berlin, 5. Juli
Ballack) Das mit Stuttgart solten wir uns überlegen. Ich könnte mir auch vorstellen, dass wir uns dort verabschieden und dort eine Feier machen, weil's nicht zu spät wird. Der Abstand zwischen dem Spielschluss und dieser Feier sind noch mal drei, vier Stunden. Dann fährst du ja schon wieder... Und wenn du dann fliegst, kommst du nachts um drei an und kannst nicht mehr groß hochfahren. Vor Ort ist das vielleicht...

Bierhoff) Wir können auch noch mal rausgehen.

Klinsmann) Ja, wir gehen. Macht ihr das schnell aus. In 10, 15 Minuten fahren wir rüber mit dem Schuttle.



バラック「シュツットガルトでやる事は、よく考えなくちゃならないな。あっちで別れを告げてお祝いをするのは俺にだって考えられる事だけど、そんなに遅くならないならの話だ。試合終了からお別れ会までさらに3,4時間はかかる筈だ。それからもう一度移動して…さらに飛行機移動したら、到着は夜中の3時か。とても起きてられないぜ。この場所ではたぶん…」

ビアホフ「我々は再び外に出ていよう。」

クリ監督「そうだな、そうしよう。早急に決めてくれ。10分か15分後には我々はシャトルバスで出発だ。」

─────────────────────────
昨日のマネージャーの問いかけに、主将が答えておりますね。
そしてこの後の状況を動物的勘(<?)で察知した上層部は退出! お見事!(笑)

そしてこの映画で初めて発言するノヴォ兄さんです。ヒトコトだけとは言え、ティモやマルセルなんかの台詞無し組に比べれば良しとすべきか?



Nowotny) Für die ist wichtig, dass du hierher kommst, auf die Fanmeile gehst und sagst: “Danke und tschüss.”

Frings) Das ist meine Meinung. Ich bin auch nicht dafür, dass wir uns großartig verabschieden, aber wir haben hier angefangen und sollten das hier beenden. Ich sehe das als Dankeschön an den Fan. Dass eine Million Fans mitfiebern mit uns. Und weiß ich nicht.

イェンネ「ココに帰って来るのは重要じゃないか? ファンの元へ行ってこう言うんだ。“ありがとう、そしてさようなら”ってね。」

フリ子「これは個人的な意見なんだけどさ。大げさなお別れをする事はないと思うけれど、俺たちはここから始めたんだから、ここで終らせるべきじゃないかな。ファンが感謝してたのを俺は見た。100万人のファンが俺たちに熱狂してたんだ。わからないけどね。」

─────────────────────────
“イェンネ”はノヴォ兄さんの愛称だとWikiに載っていた。>聞いた事ナイけど
このフリ子の発言に、バラ主将のスイッチオン!(笑)
─────────────────────────
Ballack) Du hast mir aber gerade was anderes gesagt.

Frings) Ja, weil ich...

Ballack) Du hast gesagt: “Hoffentlich...”.

Frings) Ich hab gedacht, wir fahren wieder zum Römer wie 2002.

Ballack) Römer und Fanmeile ist dasselbe. Du fährst so runter nach einem Turnier. Das nervt einfach nur.

バラック「おまえ、俺に全然違う事を言ってたじゃないか。」

フリ子「そりゃ言ったけど、それはさ~」

バラック「こう言ったよな、出来れば…」

フリ子「俺は2002年みたいにまたレーマー広場まで行くと思ってたんだって!」

バラック「レーマーもファン・マイルも一緒だろうが! トーナメントの後に車移動は疲れ果てるって言っただろうが。ただイライラするだけだって。」

─────────────────────────
字幕には出てませんが、よく聞くとバラ主将が「オマエ、五分前はこう言ってたよな?」と怒ってます。五分前かよ、フリ……そりゃ主将も切れるわ(笑倒)。
ヒートアップした二人が「オマエのカアちゃんデベソ!」とか言い出す前に、オリが話を修正しようとしますが…。

ちなみに『Römer』というのはフランクフルトのレーマー広場の事だと思われます。2002年は帰国後にこの広場で挨拶してましたよね。自動翻訳にツッこむと、『古代ローマ人』とか訳すので注意。



Kahn) Du fliegst doch nicht von Stuttgart nach Berlin und von Berlin wieder irgendwohin.

Ballack) Deswegen hab ich das angesprochen. Weil ich das Gefühl hatte, dass er uns überrumpelt hat. Ich höre das gerade zum ersten Mal. Das war alles plausibel, aber die Stimmungslage... Du musst mal drei, vier Tage weiterdenken.

Frings) Ich denke, wir sollten es abstimmen, oder?

Ballack) Abstimmen? Wie gerade?

オリ「シュツットガルトからベルリンまで飛行機移動は無理だぞ。さらにベルリンから何処かへ行くなんてのも。」

バラック「だから言っておきたいんだよ。彼が驚かせたからさ。最初は正反対の事を聞いたんだ。何もかももっともらしく聞こえるけど、調子よすぎるだろ……。3,4日たってみろ、きっとまた考えが変わるんだ。」

フリ子「俺たち採決をして決めればいいと思うんだけど?」

バラック「さいけつぅ~? いまかよ?」

─────────────────────────
この7週間、何度も同じ状況になったんだろうな~と思。二人とも人目を気にするタチじゃないしね……周りは迷惑だね(苦笑)。言ったとか言わないとか、まるで痴話喧嘩なので、仲間達は沈黙するしかナイ状況ですヨ。

ところで『plausibel』って調べたらオランダ語だって。
会話にイキナリ和蘭語を入れるのって、ドイツではアリですか?

ドイツ ーある夏の物語ー (46)

2008年07月27日 | 代表映画翻訳計画
まず翻訳の前に、ドイツの若い子ちゃん達がやりました~♪
U-19独逸代表、EURO優勝!
以前にご紹介した双子ちゃんも大活躍だったようで、ケルン戦よりソッチ見れば良かったか~?!と後悔しきりでゴザイマス(笑)。

 スコアレス・ドローかい…

ケルンで拉致監禁されないよう、警護に当たるボメです(嘘)。

前半だけネット中継を観てましたが、ブイテン兄貴がタックルされ、もんどりうってゴロゴロした瞬間、「ぎゃっっ! 来日が!!」と血の気が引いたしし丸です。それというのも前日に電話できゅん子さんと「残りの練習試合で怪我されたりしたら、もう観に行かないかも…」等と口走ってしまったから…。<発言には気をつけろ

しかし後半も元気にやっていたので、安心して寝させて貰いました。<ヲイ
いやだって、何となく結果が見えてたし(タメ息)。ラムたんが華麗に抜き去られてあわや!とか、寝る前に見てると心臓に悪いし…。

 ラムたんシッカリぃ!(泣)

それでは翻訳、ついに24章です。選手を突然閉じ込める監督とJogi。<違
促されてビアホフが喋り始めます。



Kapitel 24. Berlin, 5. Juli
Bierhoff) Vorweg möchte ich einfach mal was loswerden. Bei euch sieht's wahrscheinlich aus wie bei uns. Es ist eine Leere da. Unsere Traum, Weltmeister zu werden, ist gestern zerplatzt. Ihr habt euch sieben Wochen den Arsch aufgerissen. Vielleicht werdet ihr später sehen, dass es euch viel gebracht hat.

Wenn man zurückschaut... Der Titel ist das Eine. Die Belohnung, das, was man vorzeigen kann. Aber wenn ihr später zurückblickt, sind es die Menschen, die Momente, die hängenbleiben. Es hat eine Freude gemacht, zu sehen, was aus der Mannschaft geworden ist. Wie sie zusammengewachsen ist, wie ihr an dieses Ziel geglaubt habt. Das ist ein wichtiger Prozess. Vor allem fär die jungen Spieler.

Ihr werdet sehen, dass diese WM euch viel gebracht hat, egal, ob Weltmeister oder Dritter oder Vierter. Wir haben gesagt, wir brauchen Herz, Leidenschaft und den Kopf. Und ihr habt's die sieben Wochen durchgezogen. Jetzt geht's um Organisatorisches. Wie verabschieden wir uns? Entweder wir machen in Stuttgart nach dem Spiel eine Feier. Oder wir haben die Möglichkeit, wir kommen zurück, machen hier im Hotel eine Feier und den Abschluss am Brandenburger Tor.



ビアホフ「まえもって、私が簡単な話をしておこうと思う。君たちが感じているのと同じように、我々スタッフも感じている。心に穴があいたようだ。 私たちの夢、世界チャンピオンになる夢は昨日砕け散ってしまった。 君たちは7週間も死力を尽くしてきた。 たぶん後になってわかるだろうが、君たちは多くの事を成し遂げたんだ。

振り返ってみて…、タイトルは1つだけだ。 成果は示すことができる。 しかし後々、君たちが振り返って思い出すのはチームの仲間や、この瞬間だろう。 このチームが成し得た喜びを思い出すだろう。 どのように結束して、一つの目標に向かったかを。 それはとても重要なプロセスだ。 特に若い選手にとってはね。

君たちがこのWMで成し遂げたことがわかったと思う。たとえ世界チャンピオンであろうと、3位または4位であってもそれは変わらない。 心、情熱、および頭脳を必要とすると言ったはずだ。そしてそれらを、7週間も君たちは示してくれた。 今こそ秩序だって行動しよう。 我々はどのように別れを告げるべきか? シュツットガルトで試合の後に祭典を催すか? もしくはこのホテルに戻って来て催す事も出来るし、ブランデンブルグ門で幕をおろす事も出来るんだ」

─────────────────────────
告白しますと、このシーンで何を言っているのかだいぶ誤解してました。3位決定戦に対するモチベーションの話かと…(恥)。だって日本ではこんなコトを選手に絶対聞かないよね?!
しかもこの後に続く選手達の熱い態度、まさか“ファン感謝イベント”の話し合いをしてるなんて思わなかった~。真面目だなぁ…。

…そこまで訳すつもりだったけど、マネージャーの話が長過ぎたのでまた次回!>逃

ドイツ ーある夏の物語ー (45)

2008年07月21日 | 代表映画翻訳計画
インタートトでシュツットが負けました…。うーん、メイラ選手の事とかあるのはワカッテルけど、相手も相手だし、ここは勝ってもらわないとぉ(汗)。

バイヤンは順調そうに見えるけど、どう贔屓目に見ても草サッカーしかしてないです。CLにはリベりんが間に合うとかいう話もありますが、2年前のように「疲れた~疲れた~」とは言わないで欲しい。でも全員来日してね♪<勝手



さて映画は23章です。イタリア戦のあと、一人一人をねぎらう大統領です。
この人はホントにサッカーが好きなんですね~。インテリらしからぬ気さくさが人気の秘密か。

しかしアンジェラはクリ監督に「Es gibt Schlimmeres, als Dritter zu werden.」(悪くても3位ですね)等と冗談とは思えないプレッシャーをかけております。
まぁ気持ちはワカル…(苦笑)。



Kapitel 23. Nach dem Halbfinale
Klinsmann) Gigantisch, was ihr geleistet habt. Hat nicht sollen sein. Das ist das Brutale am Fußball, wenn du kurz vor dem Ziel dann so einen reingefeuert bekommst. Ist passiert und... können wir nicht mehr ändern. Bis Samstag, bis zum Turnierschluss, sind alle eure Familien und Frauen eingeladen, bei euch zu bleiben. Eure Kinder natürlich auch. Ich denke, wir haben trotzdem die Verpflichtung, dass wir das Ganze positiv abschließen. Das habt ihr verdient, das haben die Leute da draußen verdient. Es tut immer gut, wenn man eine gute Note hinterlässt. Macht den Kopf frei.



クリ監督「とてつもないショックな結果だったが、いつまでも引きずるべきではない。 フットボールにおける残酷な部分だが、短い間だけゴールに向かうからから全精力を傾けられるんだ。 そうとらえられるか……、私たちはもう変えられない。 土曜日のトーナメント終了まで、招待された全ての家族や恋人がここに留まるだろう。子供達も勿論残る。 私はこう考えている。この結果にもかかわらず、私達には全てを前向きに終わらせる義務を負っていると。 君たちは賞賛に値するし、外にいる人々も賞賛に値する。 1つでも次に繋がるものを残せたら、これは必要な事だったんだ。 さあ、頭を切り替えよう。」
─────────────────────────
後から話を聞いたのかな~と思ってましたが、訳してみると『Ihr』が出て来るので試合後に選手に向かって話した事なのかも。こんな時にかける言葉なんてナイよね…。

不真面目な目線としては、シャツを取り替えるクリ監督に「せっかく洗ったのに、もう汗だく?」と思ったりして↓。

 <割れてるし

-Fringser, tut uns leid.

Bierhoff) Bin auch stolz auf uns.

Klinsmann) Wir sind arg stolz. Auf jeden von euch.

「フリンクサーは残念だったな。」

ビアホフ「私たちを誇りに思う」

クリ監督「とても誇りに思っている。君たち個人個人をな。」

─────────────────────────
ヲイらも誇りに思うぜ!
……でもEUROの負け方はドーよ、次に生かせるの?と思。by 暗黒しし丸



23章は短かったよ、やれやれ。ブンデス開幕に間に合うか?!

オマケ
せっかく名前を冠したスタジアム↓
 <これぐらい寄付すれば?

チョコっと陛下をくすぐれば、この程度のお金はズボンの裾から落ちる筈。

ドイツ ーある夏の物語ー (44)

2008年07月20日 | 代表映画翻訳計画
バイヤンは練習しあいに圧勝したようです。
さあ今日こそ悲しみの第22章を終わらせましょう!

タイトル写真は入場前に「俺たちヨユーだもんネ♪」とイタリア側から茶化されて、ガン見するシュナ。しかも2度見しているゴルァ状態(笑)。男らしいッス。>惚
「バ~カ」って感じで笑っちゃうラムたん、カワユ過ぎ…。

それではハーフ・タイム中のクリ監督から。

Kapitel 22. Deutschland-Italien
Klinsmann) Jungs, hört zu. Wir sind dran. Es ist verdammt viel Arbeit, ganz klar. Aber das geht nicht anders. Wir müssen konzentriert und hellwach bleiben. Vor allem, wenn sie ein schnelles Pass-Spiel aufbauen. Wenn wir in die Zweikämpfe gehen, lassen wir uns nicht ausspielen.

Wir müssen dran sein, aber immer fähig sein, zu drehen. Nicht, dass wir uns im Zweikampf zumachen. Dann läuft er weg. So, dass ihr kommt und draufbleibt und ihr in beide Richtungen weg könnt. Dass wir immer die Richtung wechseln können. Die fighten wir nieder, Jungs.



クリ監督「みんな、よく聞け。我々はよくやっている。ひどく消耗させられていると、ハッキリわかっている。 しかし他に方法はないんだ。 集中して、一瞬たりとも気を抜いてはならない。何よりも、 彼らが速いパス回しををしているときは集中するんだ。 一対一の競り合いでは絶対にかわされるな。

かわされないよう、いつでも振り向いてターン出来るようにしなければならない。 競り合いで幕をひかせるな。 相手は走り去ってしまうぞ。 その時は君たちは追いつき、はりつき、どちらに向かっても対処できるようにするんだ。どちらへも変化出来るようにしておけ。やつらを打倒するぞ、わかったな。」

─────────────────────────
『zumachen』という単語ですが、使われ方が多様過ぎて、どうにでも意味を取れるぶん訳すのがムズかしいです。普通は窓やドアを“閉じる”という使い方をするけれど、この場面で閉じるってアナタ、クリ監督と小一時間ほど話し合いたい気分だ…。

さらにケリーと何か見ながら話してるんだけど、足下しか写ってないし。
─────────────────────────
Klinsmann) Kehli, du entscheidest...wenn wir angreifen, ist richtig.

Der Lukas hat jetzt ein Auge auf den Pirlo im Spielaufbau. So ähnlich wie mit Frankreich. Lukas hat ein Auge auf den Pirlo. Der Kehli kann sich besser um den Totti kümmern, wenn er sich im Mittelfeld rumtreibt. Kehli, ruf immer den Lukas. Okay?
Okay, Lukas. Kommt, auf, Jungs! Kommt!

Bierhoff) Drei Minuten noch.

Klinsmann) Kein Wasser, Frisch machen!
Der, der hungriger ist, der den Sieg mehr will. Der geht als Sieger vom Platz. Und das sind wir!

クリ監督「ケリー、君が見極めろ…我々が攻撃する時、好機だ。

ルーカスが今はゲーム・メーカーのピルロをよく見ているな。フランス戦と同じだ。ルーカス、ピルロから目を離すなよ。ケリー、トッティをもっと苦しめるために、中央でスペースを使うんだ。ケリー、常にルーカスとに呼びかけるんだぞ。いいな? 
ルーカスもわかったな? さあ、立ち上がるんだみんな! 行くぞ!」

ビアホフ「あと3分だ」

クリ監督「水を飲まないとバテるぞ!
どちらがより勝利に飢えているのか、どちらが勝利をより求めているのか。相手より求めている方が勝利者となってピッチに立つ。そしてそれは俺たちだ!」

─────────────────────────
ポルディがピルロ担当だったのか…そりゃタイヘン(汗)。

このアタリを訳していたら、とっくに終わっている試合なのに熱くなってきた! 絶対に負けたくないよぅ!<遅いんじゃ、ワレ(哭)



Klinsmann) Hört zu! Ihr seid fitter! Die haben nichts mehr drauf. Konzentriert bleiben. Konzentriert bleiben. Wir sind fitter als die. Dafür habt ihr jetzt sechs Wochen geschuftet. Das holen wir uns! Kommt, Männer! Vorwärts!

クリ監督「よく聞くんだ! もっと貼付け! それだけだ。集中を切らすなよ。集中するんだ。奴らより粘るんだ。今この時のために、君たちは6週間もがむしゃらにやってきたんじゃないか。それを思い出せ! いくぞ諸君! 進め!」
─────────────────────────
コッチも勝手に6週間をおもいだしてますよ。>ズビズバ!

 ち○しょぅ…

しかしクリ、よーく考えろ。『fighten』とか『fitter』とかドイツ語じゃないだろう…。

ドイツ ーある夏の物語ー (43)

2008年07月17日 | 代表映画翻訳計画
東京は昨晩から酷い蒸し暑さでごわす。
バイヤン来日時には、こんな辛い気候に合わせたくないと思。

 <焼けたね~

続々と集結しつつある選手達ですが、ブイテン兄貴のインタビューにはヤラレましたよ。どこまで私を萌えさせる気なのか、この人は……。実は最近、ベルギーのNEWSサイト(蘭語)に手を出してます。我ながら無茶な事を…(苦笑)。

EURO前にイタリアとベルギーの親善試合があって、ルカトニとの対戦を楽しみにしていたら、兄貴がベンチにもいなくてガッカリしたのですが、覚えている方はいるかなぁ~?
過去記事を検索したら、歯が痛くて出られなかったらしいです。

チョコ食べ過ぎ? 

いやもう、イマドキ氷嚢で歯痛に対処している兄貴にモエ~(笑)。

………阿呆言ってないで、早く翻訳しろ? はは、ごもっとも。
それではイタリア戦前の、恒例の“激”入れから!

Kapitel 22. Deutschland-Italien
Klinsmann) Heute packt uns keiner mehr, gar keiner. Heute gehen wir raus, da sind 70.000. 70.000 warten auf euch in ihren Herzen. Und wie ihr euer Herz rausbringt heute, und das bringt ihr, weil schon sieben Wochen lang jeder einzelne sein Herz dabei hat, dann hauen wir die Italiener weg und machen Sonntag den nächsten Schritt. Wir werden Geschichte schreiben, weil wir diesen Moment packen. Und wir nehmen diese 70.000 Leute da draußen mit. Nicht blindlings, diszipliniert. Dafür sorgt euer Capitano. 80 Millionen habt ihr fasziniert. Ihr habt 80 Millionen fasziniert. Und die nehmen wir mit bis Sonntagnacht.
Wir sind ein Team! Wir sind ein Team! Wir sind ein Team!



クリ監督「今日、我々に恐れるものはない。何一つとして無い。 今日、私たちがピッチに出ると、7万人がそこにはいる。 7万もの人々が心から君らを待っている。今日は君たちを感動させたように、君たちが感動させるんだ。 既に7週間がたって個人個人が感動を与えたが、我々はイタリアを打ち負かして、次の一歩を踏み出すんだ。 この瞬間を逃さず、歴史をつくるんだ。 そして外で待つ7万の人と共に先へと進む。 よく見て、規律を守れ。 君たちのキャプテンはそのためにいる。君たちは8000万人の心を奪いました。 8000万の心を奪ったんだ。 日曜日の夜までその心を離さないぞ。
俺たちはチームだ! 俺たちはチームだ!  一つのチームだ!」

─────────────────────────
凄いでしょ? 何が凄いかってこの無理矢理な翻訳が!<待てコラ

『packt uns 』とか『euer Herz rausbringt』とか、単語は難しくないのに日本語にならないったらありゃしない。この訳をひねり出すのに丸一日かけてる馬鹿、それがしし丸…。仕事ドーする気だ~!(滝汗)

えっと、あんまり酷い嘘を書いてたら教えてくださいねー。コソっ

さて、次は初めてのシーン。普段はクールに見える(見えるだけ?)男、フリングスアーが監督に促されて喝を入れてくれますYO!



Klinsmann) Komm, alle zueinander. Komm, umarmen. Okay, Torsten.

クリ監督「全員来い! 互いに肩を抱き合うんだ! いいぞ、トルステン!」

Frings) Vier Gründe, warum wir im Halbfinale stehen und gewinnen. Nummer 1: Kampf. Bis zur totalen Erschöpfung. 2: Wille. Keinen Ball verlieren. Jedem Zweikampf hinterher. 3: Mut. So spielen, wie wir's können, und wir sind gut. Und 4: Wir sind ein Team und gewinnen das Spiel zusammen. Wir gehen jetzt raus und hauen die Scheißer weg!

フリ子「俺たちががセミ・ファイナルに進出し、そして勝つ4つの根拠がある。 第一に戦いぬくこと。 完全に疲れ果てるまで戦うこと。 第二に強い意志の力。決してボールをとられるな。一対一で遅れをとるな。 第三に気持ちで負けない事。そうすれば良いプレーができる。そして第四に俺たちは一つのチームであり、共にこの試合に勝利する。さあ行くぞ、そしてくそ野郎共を片付けてやる!」
─────────────────────────
結果を知っていると泣けますが、盛り上がり最高潮!(泣笑)
フリ子、なんでニャンコパンチしてしもたんや~

てなわけでようやく試合が始まりましたが、この章はまだまた続く。

オマケ
 祝残留…だよね?

ドイツ ーある夏の物語ー (42)

2008年07月15日 | 代表映画翻訳計画
バラ主将の結婚披露宴がミュンヘンで行なわれたそうですね。
おめっとーさんv だけど何でミュンヘン?(含笑)
嫁はミュンヘン人だっけか?………ま、どーでもイイけどさ。<冷
しかしドイツ人の結婚観ってワカラン。

Kapitel 22. Deutschland-Italien
Klose) Ich hab vor dem Spiel eigentlich immer dieselben Rituale. Erst in den rechten Schuh, dann in den linken. Ich ziehe erst den rechten Stutzen an, dann den linken. Das ist normal vor dem Spiel. Den Platz erst mit dem rechten Fuß zu betreten.

ミロ「試合の間にはいつも同じやり方でゲンを担ぐんだ。まず右の靴、それから左の靴さ。僕はまず右の靴下から履いて、それから左を履く。試合前はいつもそうしてる。ピッチに入る時も右足からだよ。」
─────────────────────────
こういうゲン担ぎはよく聞く話ですが、ヘアスタイルの件といい、ミロってやっぱり少し神経質なのかも。しかしベットでホニャホニャ語っているミロはカワユイ♪



Klinsmann) Metze ist gefährdet?

Bierhoff) Nein. Metze und Per, keine gelbe Karten.

Klinsmann) Bei uns sind die Offiziellen gefährdet, die Manager. Die aufs Spielfeld rennen und eine Schlägerei anfangen. Die deutschen Manager haben sie jetzt gesperrt bis 2010. Und wenn ihr nichts zu sagen habt, könnt ihr auch rausgehen.

Bierhoff) Wir checken nur.

Klinsmann) Lehrer von der Uni Heidelberg, oder wo kommt ihr her?
Ihr Dozenten da.

クリ監督「メッツェは危ないのか?」

ビアホフ「いや。メッツェとペアにはイエロー・カードは出ていない。」

クリ監督「私たちと一緒に、公式に危険にさらされたマネージャーだ。 ピッチを走って行って乱闘を始めたからな。 ドイツのマネージャは現在、2010年まで出場停止さ。 もしも君たちが反論しないなら、退場させられるんだ。」

ビアホフ「いま確認しているよ。」

クリ監督「ハイデルベルグ大学の教師かなんかを呼べばいいのか? 講師か?」

─────────────────────────
場面は変わって、クリ監督がイラッとしております。FIFAに対して怒っているんだとは思うけど、『ハイデルベルグ大学の~』のあたりは意味がハッキリしないので、裁定に対する嫌味っぽく訳してみたけどドーでしょう? 駄目?

そんな通達を出されていたなんて、全然知りませんでしたよ。しかしEUROに出ていたって事は、裁定は取り消しになったってことか。ざんね……<黙れ
そしてイキナリシャツの話になる…



Klinsmann) Was hast du dabei?
Hattest du nicht gestern das wei?e Poloshirt an?

Jogi) Doch.

Klinsmann) Wollen wir das anziehen?
Mit so einem weißen Hemd schwitzt du ja.

Jogi) Meins ist schön verschwitzt. Hast du noch eins dabei?

クリ監督「どうするつもりだ。君、昨日は白いポロシャツを着なかったのかい?」

ヨギ「そうだけど。」

クリ監督「我々はそれを着る必要が? 白いシャツを着ていると汗だくになるよ。」

ヨギ「私のはとっくに汗だくだよ。君がもう一枚持っていないかい?」

─────────────────────────
好きで着ているわけじゃなかったのか~。NYヤンキースみたいにドレス・コードとかあるの?
最近は口髭を生やしているジアンビーはどうなの?>脱線列車ぽっぽー
─────────────────────────
Klinsmann) Scnell handwaschen. Und dann mit dem Föhn trocken machen.

Jogi) Wer hat Rei in der Tube dabei?

Bierhoff) ...So ein Express-Service eine Stunde vor der Abfahrt. Man könnte in so ein Lager gehen.

Köpke) Könnt ihr mal einen Lkw vollmachen?

Klinsmann) Sieg!

クリ監督「じゃあ急いで手洗いしないと。アルプスから吹き下ろす風(フェーン)で乾くだろ。」

ヨギ「誰がそのときチューブの中でレイを持つんだ?」

ビアホフ「……エクスプレス・ランドリー・サービスなら出発の一時間前に可能だろ。既製品でも間に合うだろうし。」

ケプケ「トラック一台分ぐらい用意するか?」

クリ監督「勝利!」

─────────────────────────
シレっと『チューブの中でレイを持つ』なんてワケワカメな訳をしてスマソ。
何を言っているのかサッパリだ! だから冗談は訳せないと何度も言うておろーが。(逆切れ)

日本なら“白星”と“かけて”白を着るとかアリでしょうが、ドイツではどうなんでしょうね~。お茶を濁しつつ、いまだ試合の始まらない第22章でございます。トホホ