ココロの欠片 “ LOVE Late SKY & OVER THE SKY ”

普通の日記
とか
なんか詩的なモノを書いていこーかと。

恋時計

2022年04月07日 | 

自分自身すら忘れてしまった

ココロの深い深い場所

その深い深い場所すら忘れてしまった

生まれたての小さなココロ


いつしか芽生える不思議な気持ち



ちくタクチクたく



でもその気持ちは

相手がいないと進まない時間

相手が居ないと意味の無い時計

秒針が分針、時針を追い越してまた追いついて




求めていた人に出逢ったなら

不思議と同じ時間の歩幅になって


秒針と分針と時針が重なるときに…




きっと運命とかいうのかな



最後の最後で重ならない人も居るでしょう


いきなり運命に邂逅する人も居るのでしょう





恋するココロは恋の時計


ちくたくちくたく


気持ちに蓋をしたくて

必死に走って走って

やっと追い越したと想ったのに

またいつの間にか追いかけて



重なる時間はほんの一瞬


重なった時間は永遠の一瞬




秒針がカチっと音を立てたとき

また新しい永遠の一瞬を探す恋の旅


君に出逢うまで

何回永遠の一瞬に出逢うのだろう

本当の永遠の一瞬にはいつ出逢うのだろう



次こそ永遠の君が待っててくれるのかな




今日もまたこの空のどこかで

逑(つれあい)同士の秒針が音を立てる

そのたった一音が共鳴して

二人を惹き逢い導くのでしょう



深い深いココロの奥底

もっともっと深い場所のそのココロ

初めて出逢ったその感情は







それは、恋と呼ばれるものでした。







コメント (6)
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