口からホラ吹いて空を飛ぶ。

 twitter:shirukozenzai 

twitter雑感

2010-01-21 | コラム

twitter初めて少々時間が経ったので今現在の雑感を書いてみる。
既に散々語り尽くされてるとは思うが、全くその辺は気にしない。

簡単に言ってしまうと「シンプルにしてディープ」。
どこぞの格闘漫画のようだが、実際そう感じる。最近は機能が追加されて複雑化してきているようだが、あまりその傾向はどうかとも思う。

このサービスを説明するのにどういった例えが判りやすいか考えてみたのだが、とりあえず、「川」に例えて見る事にする。

一人一人が個人的なことや時事問題、はたまたオタ方面や下ネタを「つぶやく」訳だが、それは川に例えれば「最初の一滴」に過ぎない。
だがその一滴を世界中のユーザーが流す事で大きくなり、twitterという大河が形成される。本当に巨大な流れである。
独りでつぶやき続ける事もできるが、それはささやかな流れでしかなく、大変寂しい。本来なら大河の一部に既に成っているのだが、その状態では夜の川みたいなもので、全く見えない状態である。

そこで流れの観測範囲を広げる為に、他に居る「水源」を探す訳だ。これが「フォロー」となる。
フォローが増えると観測範囲は広がり、川幅も流れも大きく、速くなる。勿論流れ込んでくる水も清らかなもの、暗く澱んだもの、はたまた化学反応でも起こしたのか奇妙な色合いの水も、と多種多彩だ。

面白いのはこの「フォロー」とはあくまでも個人的なレベルという点である。
相手もこちらをフォローする事でその相手は「フォロワー」となるが、それはあくまで流れの観測対象に限定される事であり、相手の流れに干渉する事はできない。個人のつぶやきページが用意されているのはつまりそういう事だ。
フォロワーとなったとて、相手の観測している川幅と自分の重なる部分はあるとしても全て重なる訳ではない。川幅の広い相手であれば尚更である。
逆に自らは流れに目を向けないが周囲からは注目され続ける人物もいる。芸能人、著名人などにそういう人物が散見されるが。

先程相手の流れには干渉できない、と書いたが、目を向けさせる事はできる。リプライやRTといった機能である。これによりフォロワー同士で交流、会話が成立する。
面白いのは、この「同期しているようで、実は隔絶している」構造により、フォロワー同士のやりとりがチャット的な使い方もできれば、メール的な使い方もある、という点である。

これはそのユーザーの存在も時間軸も曖昧である事が、一般に「twitterはゆるい」と形容されるように、許容されているからである。
本来チャットであるならばチャットルームがあり、ユーザーの存在は「そこ」に固定される。だがtwitterでは「僕はどこにでもいるし、どこにもいない」。
つい先程まで口角泡を飛ばし議論していた人物がふらっと居なくなったとしても、周囲はあっという間に忘れ去り、文字通り「流れ去られる」。
モバイル環境が構築されている点もそれに拍車をかけているであろうか。

逆に同時期にその流れに一つ石が投げ込まれると、波紋の様に広がる様も観測できる。それは時に助け合いであったり祭りであったりと様々であるが、その波紋は本来の川の流れとはまた異なり、twitterは「人の流れ」であることの証左である。
またその波紋を観測する、自分も参加する、という事はその個人の周囲との一般化、社会常識のすり合わせでもあり、ある局面では清濁併せ呑む許容量を試される場合もあろう。

シンプルな点も大きいだろうか。
一度につぶやけるのは140文字までであり、AAではなく精々顔文字であり、フォントの自由度も低い。
だがそれ故にその言葉は簡潔にならざるを得ず、長文による曖昧な表現、煙に巻く文章は制限される。何か意見を述べるにも自然と本質を思考しながら発言する事になり、文章より文節、文節より単語と表現に創意工夫が求められる。
一見した参加しやすさ、と裏腹な表現の難しさ、が逆にtwitterを奥深いものにしていると思うのだが。
それ故の参加者数と実際のアクティブユーザーにどれだけの乖離があるのかは興味がある所ではあるが、それを知るのは運営のみであろうし、今稿には関係ない話ではあろう。

さて長々と書いてきたが今現在の雑感であり、また時間が経つと違う感想も持つかもしれないが、この辺で締める事にする。
twitterは面白い。













あんま深く考えないで好き勝手絶頂に戯言言ってればいいんだけどな!
いえーいちんこちんこー( ゜∀゜)彡 おっぱい!おっぱい!

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