Precious Life

~家族の日記~

2013年04月22日 | 日記
いつまでも寒かった冬も終わり、桜の季節を迎えました。
昨年は3月の中頃が満開でしたが、今年は先週満開になりました。


日本語補習校の入学式の時にはまだ開花していなかったので桜とは写真が撮れませんでした。

なので、先週栞の現地校の桜と一緒に写真を撮って来ました。
スーツ姿をみて、あぁ・・小学生になったんだなぁ~・・と改めて思いました。。。

でも、カオはまだまだ幼児です。

そして先週の土曜日、季節はずれの雪が降りとても寒かったですが
”日本のような花見が出来る”と言われるスポットへ行ってきました。




葉桜になり始めていましたが、まだ見ごろの桜もあってとても綺麗でした。
こちらの桜は apple blossom だとか、crab apple blossomだとか言って、いわゆる日本で言う cherry blossom は殆どありません。


そして・・・

栞は補習校が始まって2回登校しました。
入学式の翌週から勉強が始まり、毎週下記のような宿題が出ます。

●毎日の音読
●国語のドリル2冊(各2~4ページ)
●算数のドリル2冊(各2~4ページ)
●絵日記1ページ

一方、現地校の方は毎週8~12ページのプリントと毎日の音読です。(月曜配布、金曜提出)
その他、通信教育のドリルが算数・国語各2冊ずつ。
1日24時間では足りないです・・・

毎日勉強漬けで大変ですが、親よりも子供はもっと大変だと思います。
なので、お勉強(宿題)をしたら”頑張ったシール”を渡すようにしました。
今は貯まっていくシールを眺めては、やる気になってくれています。

がんばれ、栞!!


4/4 水族館@アトランタ (ジョージア州)

2013年04月21日 | 旅行
旅行最終日は、ジョージア水族館(Georgia Aquarium)に行きました。
残念ながら雨でした。

ここは、アメリカのアトランタで創業された住宅リフォーム・建設資材・サービスの小売チェーン「ホーム・デポ(Home Depot)」の創業者が
2億5000万ドルをジョージア州とアトランタ市に寄贈し、オリンピック公園の北側に作られた世界最大の水族館です。

巨大水槽も世界最大です。
水量は23,500t、日本一大きい水槽をもつ沖縄美ら海水族館は7500tで約3倍、かなり大きいです。
ちなみに、この巨大水槽ガラスは日本製です。
大きいので水槽全体の写真は撮れませんでしたが すごく分厚いのに鮮明に見えました。

水槽には大きなジンベエザメやエイが泳いでいて、子供達も大喜び。

巨大水槽の前はリビングルームのようにカーペットが敷いてあって、ぺったり座ってくつろいで鑑賞できるようになっていましたが、
人が大過ぎてそれ所ではありませんでした。。。
ベルーガ(白鯨)もいました。

このメインホールから5つのテーマに分かれた水族館へ入って観賞します。
朝は空いていましたが、昼頃には人・人・人・・・でいっぱいなりました。

エイやサメと触れあえるプール。 エイは柔らかくて可愛かったです。
(香は恐くて見ているだけ)

パパのTシャツも・・

いろんな魚がいました。 全部で約500種類10万匹以上の魚がいます。

白いワニ 始めて見ました。

他にも撮影禁止だったので詳細がお伝えできませんが、3D映画や『Dolphin Tale』と言うイルカのショーが凄かったです。
今までに見たこともない、人間とイルカのミュージカルのようなショーでした。
演出・迫力・イルカとスタッフとの信頼関係etc...本当に感動でした。


水族館では混雑のため昼食が食べれなかったので退館してレストランへ。
1945年創業の南部料理の店「Mary Mac's Tea Room」と言う所に行きました。
雰囲気もよく接客も丁寧でしたが、英語にナマリがある感じで 普段以上に解りませんでした。。。
店内にはたくさんの著名人との写真が飾られていて、カーター元大統領もこの店の大ファンだとか。


パパはフライドチキン(ドラム)・南部料理の定番の煮豆とほうれん草の煮込み。
私もフライドチキン・フライドオクラとコールスロー。
子供達はグリルドチーズ(サンドイッチ)・ポテトフライとフレッシュフルーツをシェア。

これはトマトのフライ。 どれも優しい家庭的な味ですごく美味しかったです。

そしてデザートはピーチコブラー(Peach cobbler)
ピーチコブラーはアメリカ南部の伝統的なお菓子です。

1840年代にアメリカ南部に移住してきたドイツ人がもともとはリンゴで作っていたお菓子をアメリカ南部で豊富にとれる桃で作るようになったと言われています。
ここジョージア州は桃が名物で、州の愛称は "Peach State(モモの州)"と言われるほどいたる所に桃の木(Peach tree)があるのです。

ほんのり甘酸っぱくてとても美味しかったです。
子供達も喜んで食べていました。

雨でアトランタの街を散策できなかったのは残念でしたが、逆に水族館には絶好の日和でした。




そして、翌日の早朝、アトランタを出発して約10時間のドライブで帰宅し、アメリカ南部の旅は終わりました。

この旅ではミシシッピ州・ルイジアナ州・アラバマ州と新たに3州回ったので、我家の目標アメリカ48州めぐりも残す所あと3州となりました。
今回、仕事があるのに連休をとって春休みを目一杯遊ばせてくれたパパ、どうもありがとう。。。









4/3 コカ・コーラ@アトランタ (ジョージア州)

2013年04月19日 | 旅行
19世紀(1886年)にアメリカで発明された世界初のコーラ飲料”コカ・コーラ”は、ジョージア州アトランタが発祥です。

現在も本社はアトランタのダウンタウンから少し離れた所にあります。

コカ・コーラの名称の由来は、コカの葉(俗に言うコカイン)とコーラの実(当時はほぼアフリカ産)を原材料に使っていた事によるそうです。
法律で禁止されるまでは微量ではあるがコカイン成分は実際に入っていたとか・・。

現在のコカ・コーラは、レモン・オレンジ・ナツメグ・シナモン・ネロリ・コリアンダー、そして脱コカイン処理されたコカの葉の7種(またはコカの葉がない6種)を
アルコールで抽出したものだと言われていますが、本当の所はコカ・コーラ社のトップシークレットで成分を知っているのは最高幹部のみだそうです。


アトランタのオリンピック公園の近くに「World of Coca-Cola」というコカコーラの博物館があり、常に多くの観光客が訪れています。
時期によっては入場制限することも・・
私達も博物館に行ってきました。
館内はコカ・コーラのイメージカラー、赤x白 が殆どでした。

昔から今へ次がれるのたくさんのポスター・自動販売機・グッズ・製品がずらりとならび”コカ・コーラの世界”に吸い込まれました。

若かりし頃の加山雄三さんのポスターも発見!!

ところどころに日本の物があり、栞がとても喜んでいました。
子供達はアメリカで育っていますが、心には日本人の誇りを持っているようです。

アメリカには缶コーヒーというものはありません。
日本のコカコーラ社が出している缶コーヒーブランド「ジョージア」は、アトランタがあるジョージア州から取っているそうです。


↑ こちら、1本¢5時代の販売機。
日本の自動販売機もありました。 なんだか、妙に懐かしく感じました。


この博物館では世界各国で発売されているコカ・コーラ製品を試飲できます。(この博物館の目玉
ヨーロッパ・北アメリカ・南アメリカ・アジアなど大陸ごとに分かれていて、それぞれ8種類の味が楽しめました。
たくさん飲んでお腹がいっぱいに・・・

パパのお気に入りはメキシコのジンジャーエール

私のお気に入りは中国の炭酸アップル

そして・・子供達は基本的に炭酸はダメなのですが、日本の微炭酸 ”べジータベータ”に魅了されで何杯も飲んでいました。
さすが日本代表! 子供のハートをキャッチ

こちらは、コカ・コーラポーラーベア
“Always Coca-Cola”の広告にポーラーベアが初登場し、「コカ・コーラ」の広告シンボルとして愛される存在となりました。
写真ではお伝えできませんが、なんとも可愛らしい仕草や表情をするのです。 子供達は大喜び。

他にも、コーラの工場が再現されていたり、コカ・コーラの生みの親、John S. Pemberton氏の実験器具やレシピの書かれたノート等、色々ありました。

帰りには1人1本ずつ、瓶のコカコーラを貰えます。


日本でもお馴染みのコカ・コーラ。
本場で歴史に触れることが出来て良かったし、楽しかったです。


かつて「コカ・コーラを飲むと骨が解ける」と噂になりましたが、人間の骨は溶かさないそうです。


国立歴史地区 (アトランタ)

2013年04月17日 | 旅行
美しい海を満喫した後は、ジョージア州の最大都市アトランタへ向いました。
フロリダからアトランタまでは約340マイル(約550Km)日本で言うと青森から静岡位の距離で約6時間程走りました。

アトランタには”国立歴史地区”があり、そこにはアメリカでは重要な人物の出生地として記念館が建てられています。
その名は マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(Martin Luther King, Jr.)

日本ではそれほど馴染みのない人ですが、アメリカでは偉大な人です。
アメリカの人種差別の歴史を語る上で重要な人物の一人で、黒人(アフリカ系アメリカ人)公民権運動の指導者として活動しました。
ノーベル平和賞受賞者でもあるキング牧師はジョージア州アトランタで生まれ育ちました。

「I Have a Dream」(私には夢がある)のスピーチは有名です。

モニュメントには生前の写真が貼り付けてあります。
お子さんを”高い、高~い”している写真で、キング牧師は子煩悩な父親だったようです。


こちらがキング牧師の生家
この当時の黒人家庭としては"かなり"いい暮らしをしていたのだな・・というのが私の印象でした。


キングセンター中庭の池には、キング牧師の棺が安置されています。

この時、ちょうどお花が満開でとても綺麗でした。


キング牧師は1968年4月、テネシー州メンフィス市内のモーテル「ロレアンヌ」のバルコニーで39歳の若さで白人の脱獄囚により銃で暗殺されました。

ここがそのモーテル。
ここは、ブログには投稿しませんでしたが昨年末の旅行でメンフィスに行った時に見て来ました。
このモーテル、現在は国立公民権博物館になっています。


キング牧師の生家とその近くに建つ彼の足跡を残すミュージアムやお墓には今でも絶えることなく、多くの人々が訪れているようです。
(特に黒人が多くみえました)
奴隷制時代から続くアメリカの歴史、アメリカに来て色々と知る事が出来ました。

















Gulf of Mexico

2013年04月16日 | 旅行
前日、ペンサコラのサンセットを見て早く就寝した子供達はパワーアップ。
この日はまる1日、海で遊ばせてあげました。

天気は、風がちょっぴり冷たかったですが夏の日差しで快晴でした。

美しい空・海・砂浜のコントラスト

ここはメキシコ湾(Gulf of Mexico)、北アメリカ大陸南東部とメキシコ北東部に挟まれた湾です。

おととしの夏に初めて 大西洋に足を入れましたが、、今回はメキシコ湾です。


このメキシコ湾は東西の幅が約1,500km、総面積は約160万 km²で、南の1/3 は熱帯に入るそう。
巨大ハリケーンが頻繁に訪れることでも有名です。


子供達は波打ちぎわで遊んだり、砂で遊んだり、貝を拾ったり・・・と、本当に楽しそうでした。




2年前の海では波を恐がって泣いていた香も波と戯れ、海に向ってずっと踊っていました。

そしてパパも・・・・!
潜って貝を拾ったり波に乗ったり、日々の仕事から解放され楽しそうでした。

夕食はホテルから歩いてレストランへ。


シーフードフリット(魚・エビ・貝柱)の盛り合わせ

冷製パスタに乗っていたマグロの洋風タタキは、日本を思い出しました。

デザートはフロリダ名物 ”キーライムパイ (key lime pie)” ライムの香りが爽やかでした。
どれもとっても美味しかったです。

こうしてペンサコラビーチでのひと時は終わり、翌日から香と私は日焼けで苦しみました・・・
こんなに皮が剥けたのは何年ぶりでしょうか。。。

4/1 ペンサコラ・ビーチ (フロリダ州)

2013年04月14日 | 旅行
豪邸を見学した後、5時間ほど走ってフロリダ州のビーチ、ペンサコラ(PENSACOLA)へ向いました。


ペンサコラは地図上で見ると東西に線を引いたような島 (Santa Rosa Island) です。
場所はアラバマ州の真下、フロリダ州の西に突き出た部分になります。

フロリダと言えばマイアミキーウェストが一番美しい海・・とイメージしていましたが、
「ペンサコラ・ビーチはフロリダ州で最も美しい海岸である」と豪語しているガイドブックもあるほど美しい海でした。


到着は夕方でしたが、綺麗な海を見たら子供達は旅の疲れも飛んですっかり元気になりました。


このあたりのホテルはみんなビーチフロントになっていて、部屋から海岸まで徒歩で行けます。

栞は波打ち際で遊んだり、綺麗な貝殻を拾ったりしていました。

香は砂浜で大好きな砂遊びをしていました。




「もっともっと遊びたい!」 と言っていましたが、暗くなって来たので諦めて早めに就寝しました。
サンセットも綺麗でした~

4/1 豪邸

2013年04月13日 | 旅行
ニューオリンズを発つ日の朝、フレンチクォーターから約1時間の所にある観光地、オークアレイ(Oak ally) と言う所に行きました。

その周辺には18~19世紀にかけて沢山の大農園(Plantation)があったそうです。
現在はそのいくつかが観光客に公開されていて、中でもこのオークアレイは屋敷の美しさと名前の通りの巨大な Oak (樫の木)が有名です。
建物は1839年に建てられたもので、内部はフランスから取り寄せた物が多く当時の農園主の華やかな生活が伺えます。


樫の木は合わせて28本、樹齢は300年と言われています。
張り出した枝が地面に届きそうです。

お屋敷の中は、当時の衣装をまとったガイドさんが案内してくれました。


こちらは奴隷たちが住んでいたと思われる小屋。
ここでは多くの奴隷が使われて、そういう人たちに支えられてこのようなお屋敷での豪華な生活が成り立っていたようです。 


2階のベランダから見た樫の木のアーチ。


夏はもの凄く暑いようで、大きなベランダが四方についています。
これは日差しが直接室内に入らないようにし、このアーチを通って風が家に入るのだとか。

子供達は、大きなお庭でのびのびとしていました。



このお屋敷は、サトウキビで財を成した人が愛する妻のために建てたそうです。
素敵でした。






3/31 ニューオリンズ (ルイジアナ州)

2013年04月11日 | 旅行
ニューオリンズ2日目も、ストリートカーでニューオーリンズで最も歴史があり有名な地区フレンチ・クオーター(The French Quarter)へ出掛けました。

多くの建物は、ニューオーリンズがアメリカ合衆国に属する前のフランス植民地時代やスペイン植民地時代のものです。
19世紀後期から20世紀初期の建物もあります。


名前には”フレンチ”とついていますが、現存するのはフランスよりスペイン統治時代の建物が多いそう。
この地域は1965年にアメリカ国定歴史建造物に指定されました。
主にホテル・商業施設・バー・レストランなどが建ち並ぶ観光客のメッカですが住宅もまだ残っているようです。


ここはフレンチ・クオーターの中に位置する市場、 フレンチ・マーケット (French Market)。
主にフリーマケット・農作物市場などで、その歴史は1791年まで遡りこちらもアメリカで最も古い市場として知られています。

市場には、生鮮食料品から土産物、骨董品まで様々な商品が並んでいました。


その後は、街からバスで1時間ほど南へ行った湿地帯で行なわれるSwamp Tourに参加しました。
野生のワニ(アリゲーター)に遭遇できるクルージングツアーです。

ディズニーランドのジャングルクルーズみたいなボートに乗り、リアルジャングルクルーズが始まりました!

いた! いたいた!!
殆どのアリゲーターもひなたぼっこ?・・をしているようで、じっとしていました。

時々、私達のボートを見てスーッと泳いでくるアリゲーターもいましたが、特に威嚇する様子もなく可愛らしい表情でこちらを見ていました。
6~8月の暑いシーズンだと、活発な大きいアリゲーターに出会えるそうです。

亀もたくさんいました。

ボートには、小さなアリゲーターが乗船していました。

小さくても、一応お口はテープで巻かれていたので、私達も安心して抱っこすることが出来ます。
栞も最初は恐そうにしていましたが、パパも私も「可愛い~」と言っているのを見て挑戦。

しかし・・カオは目の前に来たら恐がって泣いてしまいました・・
2時間程のクルーズ、とても楽しかったです。
そして、さっきまで恐がっていた香は下船するなり置物のワニに乗って息巻いていました。


この日はイースター当日で、街に戻るとイースターパレードをしていました。

子供達はパレードしている車からたくさんのアクセサリーを貰って大喜びでした。

夜はケイジャン料理を食べに行きました。
ケイジャン料理とは、基本的にルイジアナ州で手に入る食材を生かした素朴でシンプルな庶民の料理の事です。

ジャンバラヤ(jambalaya)
これは、唐辛子を使う物が多くニューオーリンズ特有の食材を使った料理です。
スペイン料理のパエリアに起源があって労働者や漁師らが食べていた炊き込みご飯だそうです。
ガンボ(Gumbo)は、アメリカ合衆国ルイジアナ州を起源とするスープ料理です。
オクラでとろみをつけてたっぷりの魚介類とルイジアナ米が入っています。
シーフードの香りがよく、とても美味しかったです。

ケイジャン料理にはザリガニやアメリカアリゲーター、カエルといった土着の食材もよく使われます。
今回、私達はザリガニに挑戦。
他のエビとの盛り合わせになっていたので、どれがザリガニなのかはわかりませんが、なんとなく泥臭いエビがあり、きっとそれがザリガニだったのだと思います・・・
牡蠣の料理も絶品でした。
子供達は美味しいチーズを絡めたパスタを食べました。

デザートにはニューオリンズの定番”バナナフォスター”。

注文すると目の前で焼くパフォーマンスをしてくれます。
ブラウンシュガーとバナナをソテーし、ブランディーを投入し火を点けてクライマックス!
ボッ! と上がった炎に子供達も対興奮。
冷たいアイスの上に乗せて出来上がり。

これまた美味しかったです。

帰りはまたしてもバーボン・ストリートを歩き”To go bar(お酒のお持ち帰り)”でカクテル・ハリケーンを買って帰りました。
夜でも早い時間でしたが、バーボンストリートには楽しそうなDrunker(酔っ払い)もたくさんいました。


ジャズ(音楽)や美味しい料理を堪能できたニューオーリンズは個性的な文化と歴史が残り、食も豊かな都市でした。
とても魅力のある楽しい旅となりました。









3/30 ニューオリンズ (ルイジアナ州)

2013年04月10日 | 旅行
3月29日の早朝にオハイオを出発し、一日かけて約785マイル(1265Km)走り、この日はミシシッピ州(Mississippi)で1泊しました。
(日本で言うと・・青森から岡山位までの距離です

翌日30日も早朝にホテルを出発し、ミシシッピ州からルイジアナ州(Louisiana)へ約3時間ほど走り
ルイジアナ州の州都・ニューオリンズ(New Orleans)に到着しました。

ホテルに車を置いて"世界一古い路面電車"で街へ。

ニューオリンズでは路面電車(ストリート・カー)が人々の交通手段として活躍しています。
アメリカの古い路面電車と言えばサンフランシスコも有名なのですが、ニューオリンズのストリート・カーは150年以上の歴史を持ち『世界一古い路面電車』として知られています。


まずは朝食。
ルイジアナ州の名物”ベニエ(Beignet)”を食べに行きました。

この”カフェデュモンド(Cafe du Monde)”は24時間営業で常に行列が出来る名店です。
私達も朝9時頃に行きましたが、既に並んでいました。

これがベニエ。
日本で言うと、フレンチクルーラーの生地(dough)に粉砂糖をタップリかけた感じ・・?
見た目と違って程よい甘さでとても美味しかったです。

これはルイジアナ州の公式ドーナツでもあるそう。
子供達も美味しい~と食べていました。

この"カフェデュモンド"は、日本にも17店舗あるそうです。


お腹がいっぱいになった後は街を散策。
天気もよく初夏の陽気でとても気持ちが良かったです。

ここルイジアナ州は日本でもお馴染みの”タバスコ”の発祥地。
お土産屋さんには色んな種類のタバスコが売っていて、中には日本語の物もありました。



フレンチ・クオーター中心部の公園”ジャクソン・スクウェア(Jackson Square)”には
1727年に建設された北米最古の大聖堂があり、ニューオリンズの名所のひとつです。


お昼はランチクルーズをしました。
乗船したのはナッチェス(Natchez)号
船の長さ約81m、1600人を乗せることができる本物の大型蒸気船です。

お料理はアメリカ南部料理のケイジャンフード。
上に乗っているのはこの地方でよく食べられている fried catfish(ナマズのフライ)です。
厚めの白身に薄い衣、さっぱりしておいしいお魚でした。


乗船中はニューオリンズには欠かせないジャズの生演奏を目の前で聴く事もできました。


ニューオリンズと言えば、
有名なバーが多く立ち並ぶバーボン・ストリート(Bourbon Street)。



バーボンストリートには数多くのクラブがあり、そのほとんどで生演奏されているようです。
ルイジアナ州ではプラスチックの容器ならアルコールを持ち歩いてもOKで、昼間でもみんなカップ片手に歩いていました。
夜の街を満喫!・・・・と行きたいところでしたが、まだ小さい子供達がいるので健全に明るい時間で。

これは、昔からニューオーリンズを代表するカクテル「ハリケーン」

フレンチ・クウォーターで一番ポピュラーなカクテルで、由来は別にカトリーナではなく、何十年も前からあるラムベースのカクテルです。
ハリケーンで壊滅的被害を受けたニューオリンズですが、名前を変えずに親しまれているのはさすがアメリカ。
きっと、日本ならすぐに改名するのではないでしょうか。。。

甘くてフルーティなのですが、アルコール度はかなり強い感じでした。
知らない間に酔っ払って後悔する人が多いとか。。。

このカクテルグラスはお持ち帰り可能で、お店の人が箱に詰めてくれました。
お店の名前も入っていて、良い記念になりました。

ロングドライブの疲れもあるので、この日はみんな早めに就寝しました。















アメリカ南部の旅

2013年04月09日 | 旅行
昨年末、アメリカ南部の旅に出かけましたが、今回の春休みもアメリカ南部、下記のルートでニューオリンズ・ペンサコーラビーチ・アトランタの旅に出かけました。


オハイオ発 → ケンタッキー州テネシー州 → ミシシッピ州 → アラバマ州 → ルイジアナ州 → フロリダ州 → ジョージア州


ニューオーリンズ(New Orleans)は、ルイジアナ州南部に位置する州最大の都市です。

メキシコ湾に通じる重要な港湾都市で、工業都市・観光都市としても発展しましたが、かつてはフランス領ルイジアナの首府でした。
市内のフレンチ・クオーターと呼ばれる地区には、今でもフランス植民地帝国時代の雰囲気を残しています。

2005年の夏、日本でもニュースになったハリーケーン・カトリーナ がフロリダ州の南部先端に上陸して通過した事により、
ニューオーリンズは陸上面積の8割が水没しました。
観光地として有名な場所は水害を免れましたが、アフリカ系アメリカ人が多く住む高級住宅街では壊滅的な被害を受けたそうです。

ペンサコーラ(Pensacola)ビーチはフロリダ州の西部、アラバマ州よりにあります。
ここはフロリダ北西部最大の大都市圏です。

ペンサコーラには、世界で一番歴史のある曲技飛行隊展示飛行チーム”ブルーエンジェルス”の本拠地であり、全米有数のアメリカ海軍航空基地もあります。



アトランタ(Atlanta) は、ジョージア州北西部に位置する州内最大都市の州都で、1996年夏季オリンピックの開催地です。

古くは鉄道交通のハブとして、また綿花産業の中心地として栄えたそうです。
代表的な企業では、コカ・コーラ・デルタ航空・CNNなど多数の大企業が本社を置くようになり、
ジョージア州だけでなくアメリカ南部の商業・経済の中心地としての役割を担うようになりました。
大企業の数はニューヨーク・ヒューストンに次いで全米で3番目だそうです。
また交通手段として自動車への依存度が高く、ダウンタウンの高速道路は片側6~7車線もあるのに混雑していました。
なので、アメリカ南部のロサンゼルスとも呼ばれる事もあるとか。。。



それぞれの土地で、独特の街並みや名物料理を楽しんできました。
旅の詳細は別途、投稿して行きます。

















入学式

2013年04月06日 | 日記
昨日、春休みの旅行から無事に帰ってきました。
アメリカ南部は初夏の陽気で存分に楽しむ事ができました。
旅のブログは後日、少しずつアップしていきます。

そして、今日は栞の補習校の入学式でした。
栞は日本の学校に行くのが楽しみで、入学式も心待ちにしていました。
今年のオハイオはまだ桜が開花していませんがとても良い天気に恵まれました。

栞は1年3組、担任の先生はベテランでとても良い先生です。
「日本人がたくさんいたよー」と、日本人のいない学校に通っている栞にはアメリカ人がいないクラスが新鮮のようでした。



入学式も長~いお話を聞いたり、いかにも日本らしかったです。
また ”君が代” も久しぶりに聞きました。
多分、栞は初めて日本の国歌を聞いたのではないでしょうか。。。

式のあとは写真撮影・保護者会に出席し、たくさんのプリントや教科書をもらって帰ってきました。
すべて日本語なので私も楽です・・・

帰宅後、早速宿題に取り組む栞。

補習校の持物等もすべて揃い、来週の土曜日から普通に学習が始まります。



夜はささやかに入学祝いをしてあげました。