オープンの日が近づいてきました。開店の日、はたしてお客様が来て下さるのか・・・不安と期待の毎日ですが、一般的には、アンティークのお店に商品が入荷して、その直後の開店日は大変です。常連のお客様が列を作り、開店時間を今か今かと待ち構えているのです。普段の閑散とした風景はどこへやら、オープンとともになだれ込み、店内は品定めするお客様でいっぱいになります。なにせ、アンティークは”一品もの”がほとんど。出会えるか否か、売れてしまう前に捕まえなければ二度とお目にかかれないのですから。
南仏でのこと。大きなアンティーク市に出かけたときです。普段は、時計がいらないのでは?と思ってしまうほど時間にルーズなフランス人も、アンティーク市のオープンには暗いうちから集まり、展示場の入口は満員電車のような混雑。いよいよ時間となって扉が開くと、みな走る走る、まるでバーゲンセールのような光景です。と、いきなり「ドッボーン!!」という水の音が。誰かが入口の前にある噴水に落ちたようです。見ると、全身ずぶぬれの男性と、ガチョウのようにぷかぷかと水に浮かぶアタッシュケース。寒い冬の朝、震えるおじさんに苦笑いを送りながら、助けた人も会場へと消えていきました。
KIKI DECOにもやがて、”出会い”というアンティークの醍醐味を求めて並んで下さるお客さまができるのでしょうか。オープンに来て下さる皆様、ご安心下さい、KIKI DECOの玄関に噴水はありません。でも、押さないで、押さないで・・・(妄想の世界に落ちていくmother)
南仏でのこと。大きなアンティーク市に出かけたときです。普段は、時計がいらないのでは?と思ってしまうほど時間にルーズなフランス人も、アンティーク市のオープンには暗いうちから集まり、展示場の入口は満員電車のような混雑。いよいよ時間となって扉が開くと、みな走る走る、まるでバーゲンセールのような光景です。と、いきなり「ドッボーン!!」という水の音が。誰かが入口の前にある噴水に落ちたようです。見ると、全身ずぶぬれの男性と、ガチョウのようにぷかぷかと水に浮かぶアタッシュケース。寒い冬の朝、震えるおじさんに苦笑いを送りながら、助けた人も会場へと消えていきました。
KIKI DECOにもやがて、”出会い”というアンティークの醍醐味を求めて並んで下さるお客さまができるのでしょうか。オープンに来て下さる皆様、ご安心下さい、KIKI DECOの玄関に噴水はありません。でも、押さないで、押さないで・・・(妄想の世界に落ちていくmother)