korou's Column

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松浦亜弥ディスコグラフィー 7 「Yeah! めっちゃホリディ」

2015-06-02 | 松浦亜弥

ご存じ、あややの6枚目のシングル曲。

2002年5月29日に発売。

作詞・作曲はつんく♂、編曲は高橋諭一(高橋さんについては「あなたの彼女」の項を参照ください)

 

この曲の発売直前に、w-indsが

「Another Days」で初のオリコン1位を獲得していた。

当時ひそかに恋人同士だった「あやや」が

連続してオリコン1位を獲得していれば

後で振り返って興味深いことになるのだが・・・

残念ながら、当時のあややの勢いをもってしても

オリコン1位には届かなかった。

というか

初動枚数が前作の「桃色片想い」より格段に落ちていて

わずか6万5千枚では

さすがにこの時期のオリコン1位はムリだろう。

(ちなみに、あややがオリコン1位を獲得する最大のチャンスといえば

前作「桃色片想い」を1週遅らせてリリースすることができれば

実現できていた。「桃色片想い」は初動枚数13万2千枚で

その1位は阻んだのは嵐の「a Day in Our Life」だったが

当時の嵐は今ほどの人気ではなかったので、2週目には

5万枚程度の売り上げに落ち込んでいたわけで

十分あややの新曲なら勝負できたわけである)

 

「めちゃホリ」の1位を阻んだのは、堂本剛の「街」で16万2千枚。

「めちゃホリ」が2位で、3位が宇多田ヒカルの「光」。

以下、島谷ひとみ「亜麻色の髪の乙女」、スガシカオ「アシンメトリー」、

SMAP「freebird」、と続く。

発売の翌週には、売上枚数がわずか1万8千枚でオリコン11位。

その翌週にはベスト20から姿を消すという

何とも短いスパンのヒット曲となっている。

トータルで13万1千枚。

前作より一気に10万枚も売り上げを減らしてしまった。

 

しかし、当時の印象としては

それほどの失敗曲という記憶はない。

一般的にも、この曲は

一瞬にして「あやや」と分かる

代名詞のような曲として認識されているはずである。

「うたばん」(TBS)での石橋貴明のイジりから始まって

はるな愛の口パク芸でもこの曲が取り上げられ

知名度の最も高い曲の一つになっている。

 

”アイドルあやや”ではなく

歌手松浦亜弥のファンである者にとって

この曲について複雑な思いが宿るのは確かである。

明らかに

「松浦亜弥」という有名人のイメージを固定化させてしまっている曲であり

今の松浦亜弥にはこういう曲は似合わないと言いたいところだが

そういうニュアンスが、

特に松浦亜弥に関心のない人にはなかなか伝わらない。

幸いにも、おおむね好感度の高いアイドルであったゆえに

いまだに松浦亜弥?という視線はあっても

それ以上の追及はされないことのほうが多いが

なかなか有名人についてイメージというのは

拭い難いものがあるようだ。

 

先日も「UTAGE」(TBS)という

かつての「うたばん」の後継番組のような音楽番組で

この曲がカバーされた。

カバーしたのは

AKB48の指原莉乃、峰岸みなみ、元モー娘。の保田圭の3名。

指原は、自分のシングル曲のカップリングでも

この曲を歌っている。

”カラオケで盛り上がる曲”というテーマで

この「めちゃホリ」が選ばれたわけだが

たしかに素人が盛り上がるには

格好の曲だろう。

そんなに一生懸命歌わなくてもいいし

むしろ一生懸命歌ったりすると野暮に見える曲だ。

まさに”パフォーマンス命”の曲だ。

 

そんな曲だから

さすがの亜弥さんでも

この曲に関しては

どのライブも同じに見えてしまう。

となると、意外とCD音源が一番いいかもしれない。

PVの出来は、私には???だが

上述「UTAGE」の影響もあってか

ここ数日で視聴回数が急増し

不動の首位PV「桃色片想い」に迫る勢い。

 

松浦亜弥 - Yeah!めっちゃホリディ [PV]

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