korou's Column

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松浦亜弥 カヴァー曲⑤「カムフラージュ」

2020-05-09 | 松浦亜弥

「カムフラージュ」は

竹内まりやの27枚目のシングルとして

1998年11月18日に発売されました。

 

発売の前月には

当時人気絶頂だった木村拓哉と

80年代からずっと独自の人気を持ち続けていた中山美穂という組み合わせで

「眠れる森」というサスペンスドラマが

フジテレビ木曜10時枠でスタートしていました。

期待通りの高視聴率(ほとんど25%超え。最終回は30.8%)を取った

このドラマの主題歌が

「カムフラージュ」でした。

歌詞の内容が

ドラマのストーリーとリンクしていて

見事な主題歌になっています。

 

この曲は

発売当初から快調な売れ行きを示し

1998.11.30付けオリコンで第1位を獲得しました。

竹内まりやにとって初のオリコン第1位であり

46.3万枚の売り上げを記録しました。

 

では、たまたまyoutubeに存在した

貴重なオリジナル音源から。

 

竹内まりや「カムフラージュ」

 

 

2008年9月12日から10月5日にかけて

渋谷のパルコ劇場において

竹内まりやソングミュージカル「本気でオンリー・ユー」が上演され

松浦亜弥は

主演の葉山知可子役を演じました。

そして、そのミュージカルのなかで

この「カムフラージュ」も

知可子役の亜弥さんの声で歌われました。

今、その音源を聴いてみると

スムーズかつ張り気味の声で歌ってはいますが

途中にセリフが入ったりすることもあり

歌唱の際の集中力には

なかなかの難しさがあったのではないかと

推察します。

 

さて、今回ご紹介する音源は

そのミュージカルの際の歌唱ではなくて

その直後に六本木のライブハウス「STB139」で行われた

”松浦亜弥 Special Live 2008 at STB139”最終日のライヴで

歌われた「カムフラージュ」の歌唱です。

 

2008年11月9日夜(最終日の夜)のライブは

最初に”dearest.”を歌うこと以外

全くセトリを決めずに進行したライブになっていて

結局、以下のような曲順で

ライブが行われました。

01.dearest.
02.100回のKISS
03.Ya Ya(あの時代を忘れない)
04.渡良瀬橋
05.七回歌うといい事がある歌
06.ビューティフルデイ
07.想いあふれて
08.カムフラージュ
09.Yeah!めっちゃホリディ
10.YOUR SONG~青春宣誓~
11.ひとり
12.LOVE LETTER(槇原敬之)
アンコール
13.ボーイフレンド(aiko)
14.私の予定

 

ミュージカル仕様ではなく

ライブの曲として歌われた「カムフラージュ」が

どんな感じだったのか?

では聴いてみましょう。

 

松浦亜弥「カムフラージュ」(3分47秒あたりまでMC)

 

会場のSTB139に

竹内まりやさん本人が来られていたようですね。

緊張するとは言いながら

いい感じで歌えていたのでは。

個人的には

結構この歌唱は好きです。

曲調にスッと入り込めているように思います。

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2 コメント

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聴き比べ (beginner)
2020-05-11 16:02:44
今まで「松浦亜弥の真骨頂はカヴァーじゃなくオリジナルにあり」と思いあまり興味を示さずにいましたが、こうして比較音源を1つにしながら聴き比べると歌い手の”妙”がつぶさに感じ取れて良いですねぇ。

ただ、オリジナルの良さが比較することで顕著になって見えてくるのも皮肉か。竹内まりやの声と歌唱力改めて聞くとむっちゃ良いですねぇ…。
でも、コレ松浦亜弥だからこそ比較対象として土俵に上らせても恥ずかしくないが、別な歌手だと比較にならないということもあるんだろうなぁとも思いいます。

ムムム、このカヴァー曲の連載記事はなかなか得るもの多そうって印象ですよ!今後に期待です☆彡
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Re:聴き比べ (korou)
2020-05-11 21:27:22
>beginnerさん

確かに、確かに、
まりやさんの滑らかで深みのある歌声は
こういう時期ということもあって
結構心に沁みますね。
一度この魔法にかかると
他の歌手の歌声では物足りなくなってきます。

亜弥さんのカヴァーは
そのイメージからすれば
声が透明に過ぎて
何かが足りないような感じも受けますが
そこは、ファンの強みで
よくよく聴いてみると
曲の途中から”スイッチ”が入って
声の出し方が強くなっているのが分かるわけです。

こういう”スイッチ”というのは
ライブの少ないまりやさんだと
味わうことのできない要素ではないかと
思います。
スイッチオン以降の亜弥さんの歌唱は
オリジナルを超えた世界に突入したように
思えます。

こういうのがカヴァーの醍醐味なんでしょうね。

ということで
ご期待に沿えるかどうかわかりませんが
しばらく”カヴァー”特集を
続けて書いていきたいと思います。
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