松浦亜弥の9枚目のシングル曲。
2003年3月12日リリース。
作詞・作曲:つんく、編曲:小西康陽。
2003年3月24日付でオリコン初登場第3位。
初動は好調で8万枚を記録。
松浦亜弥のシングル曲としては
「LOVE涙色」の初動7.5万枚を上回り
「桃色片想い」に次ぐ数字となった。
この反応の良さは
ファン待望の「楽しくはっちゃける曲」だったことに尽きるだろう。
(前作「草原の人」を歓迎したファンはそう居ないはず)
ただし、もうこの頃にはファン層が固定していたので
それ以上の広がりは見せず
翌々週にはベスト20圏外となり
最終的には(それほど売れたとは言えない)「The 美学」をも下回る結果となった。
編曲の小西康陽は、解説不要の超有名人だろう。
ピチカート・ファイヴの中心人物であり
1990年代には、渋谷系と呼ばれる音楽で一世を風靡した。
日本国内のみならず、海外でも知名度は高く
ミック・ジャガーがピチカート・ファイヴのファンを公言したり
「チャーリーズ・エンジェル」などの映画で、その音楽が使用されたりした。
「ね~え?」という曲の楽しさ、面白さは
そんな小西のアレンジ抜きには語れない。
人気アイドルのシングル曲で
ティンパニがこれほど印象深く使われた例はないだろう。
さらに、よく聴いてみると、
実に多彩な音がまんべんなく使われており
小西にしてみれば、ちょっとした仕事でしかないはずなのだが
その仕事のレベルは高い。
PVもよくできていて
亜弥さんのPVの中でも出色の出来だと思う。
「アイドルあやや」には興味なくて「歌手松浦亜弥」のほうに関心がある・・・と
いくら力説したところで
このPVでの「あやや」の可愛さを見れば
そんなことは一瞬にして忘れてしまう。
「アイドルあやや」も凄いなあとため息が出る。
なんでこの路線でいかずに「THE LAST NIGHT」「風信子」になったのか?
世間一般では、この曲が「あやや」の最後の輝きということになっているはず。
私も、松浦亜弥ファンになった2014年7月までは
そう思っていました。
松浦亜弥 - ね~え? [PV]
中学生の女の子が、どっちの匂いのシャンプーにするか悩んでいたりしてw
テレビで盛んに流れていましたんで、世間的にはよく知られていたと思いますが、
アイドルのCDは、コアなファンしか買わないから、
知名度の割に売れないということになるんでしょうね。
アイドルソング「ね~え?」は、ハロプロの後輩たちが何人もカバーしていますが、
この曲を歌いこなし、演じられるのは、やっぱり「あやや」しかいません。
つんく♂氏と小西康陽氏と松浦亜弥の3つの才能があればこそのテイクだと思います。
そういう意味では、「めっちゃホリ」に近いと思いますが、
松浦亜弥さんはこの曲をあっという間に封印してしまいますよね。
2005年以降、歌うときには、全てボサノバアレンジみたいなバージョンでしたし、
やっぱり、「ぼわ~ん」っていう振り付けが気にいらなかったんでしょうか。
youtubeのコメントで秀逸なのがありました。
「これは可愛くないと歌えないぞ。ブスがこれを歌ったら事故だ」
思わず、ブスが・・・(うーん言葉がキツいな)・・・容姿端麗でない女が
「迷うなぁ~!セクシーなの?キュートなの?どっちが 好きなの?」
と歌っている光景が浮かび、うわあーー!と思いました(笑)。
Aya the Witchでのメンバー紹介で面白いと思うのは
封印したはずの「ね~え?」なのに
梶やんがそのフレーズを弾いたとたんに
「ぽわ~ん」とやってみせたところですね。
二度と見れないはずのあの動きを
ためらいもなく披露してしまう思い切りの良さに
あのライブでの亜弥さんの(心の)コンディションの良さを感じます。
あんなコンサートがもう2,3回出来たら最高でしたけどねえ。
ついでにもう1つ。
これは映像で見たかったですね。
音声だけだとサッパリ分からない・・・
https://www.youtube.com/watch?v=wSPKIksjGzg
好みから言えば「違う」のだが、耳に残る曲であるのは事実。そして映像を見て「なんやコレ可愛いな…クソ」と変な悪態をつきたくなる。
何の情報も入らない時期にファンとなってしまった自分に対する悪態でもある。
過去のブログ記事を再読させて頂きました。「厄介な人のファンになってしまった」に思わず笑みが(笑)。誰かと一緒に修行を続けていくなら続けられる。そんな気がしてまた聞き耽る毎日を送っています。一緒に修行を頑張り?ましょう!笑
当ブログの過去記事ですが・・・あんまり再読しないで下さい(爆)
最初の頃は、誰も当ブログを見ていないということで
好き勝手書いていましたから。
1年前あたりの記事からは大丈夫です。
それ以前は、感想を書かれてもノーコメントですw
「厄介な人のファンになってしまった」というのは
今でも痛切に感じています。
何かを好きになるという感情に
打算も計算も何もないということを
この年になって改めて知りました。
厄介だろうが、先が見えない展開だろうが
好きなものは好きなわけで
もうどうしようもありませんね。
たとえ本人がハッキリと引退宣言しても
すぐにはファンを止められないような気がします。
(まあ、その場合は、さすがに最終的にファン活動休止となるでしょうけど)
やー、まだまだ知らないことがありますね。
どこですかね。マニアックライブみたいなユルい雰囲気ですが。バンドの仕掛に応えてなんかサービスしてくれたんでしょうね。
それにしても、映像がない分声に集中したせいか出だしで捕まれました。
もう十分よく知ってるつもりですが、それでもやられるってすごいなぁ。
この音源は
2009年の「想いあふれて」ツアーで
例のDVDになっている10月4日公演(中野サンプラザ)の
昼の部のほうですね(DVDは夜の部)
アコースティックコーナーの3曲目で
披露されたらしいです。
亜弥ちゃんの声は
この前日が絶好調で
この日も昼まではかなりいい感じだったのでは。
「ね~え?」の出だしを聴くとそう思いますね。