korou's Column

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松浦亜弥ディスコグラフィー 66 「Fallin'」

2016-06-11 | 松浦亜弥

5枚目のオリジナルアルバム「想いあふれて」収録の曲。

アルバムの発売日は2009年1月21日。

作詞:popY 作曲・編曲:中野雄太(「想いあふれて」と全く同じコンビによる楽曲)

 

出だしで一気に心を掴まれる曲だと思う。

中野雄太氏独特のストリングス主体のアレンジのせいで

最初は地味な印象を受けるこの曲だが

耳に慣れてくるにつれて

徐々に素晴らしさが伝わってくる。

亜弥さんの声質、音域によく合っていて

これ(2009.10.3 中野公演)なんか聴くと

このレベルが保てるなら

全部中野さんの楽曲でいいんじゃないかと思えるほどだ。

 

その翌日のライブについては

「想いあふれて」DVDに収録されているが

これがたった1日のことで出来栄えに差が出てしまうのだから

ライブというのは分からない(もちろん、そこにライブの醍醐味があるのだろうけど)

もっとも、この曲を歌っている亜弥さんを見ようと思えば

今のところ、これが唯一の動画なので

その意味で貴重ではある。

(DVDを購入していてもyoutubeの簡便さにはかなわないわけで・・・)

 

それから4年経って

「2013クリスマスライブ」において

この曲が歌われた。

全体として、声質の劣化と

亜弥さんにはあり得ない音程の不安定さが目立つライブなのだが

この曲に関しては全然問題なく歌えている。

もちろん、上記10月3日のライブ音源と比べると

声の伸びには雲泥の差があるけれど

この曲の場合、そこは問題ではないように思える。

 

Fallin'(2013.12.21)

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6 コメント

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うずもれ作品集 (アヤまる)
2016-06-12 10:12:54
前回のFeel Your Grooveも今回のFallin'もあらためて聴くといいなと思うんですが、この曲名でYouTubeを探す事もなく、ライブなんかだとインパクトの強い曲や場面が多すぎて相対的に印象に残らなかったのかもしれません。
こういうもったいない事になってる曲だけを集めても立派な企画アルバムが出来そうですね。誰か作ってくれないかな?

ついでに2009.10.3 中野公演音源のをいくつか聴いたんですがみんな出来が良くて、たぶんこれが当時の普通だったんじゃないかと。
「想いあふれて」DVDに収録の方がほかの場面も含めて、何かいろいろな事情で気がかりなことがあり、集中できていない感じがします。まあ、例によって妄想ですが。
返信する
なかなか微妙です (korou)
2016-06-12 20:45:41
Feel Your GrooveとかFallin'などは
確かに印象は薄いわけですが
もし、亜弥さんがそこそこ本気で復活する気があるとしたら
無難に歌えるこのあたりをセトリに入れておかないと
構成が難しくなるのではと思ったりします。

10月3日の音源と10月4日の映像を比較すると
どう考えても10月3日のほうが聴きごたえがありますね。
でも、DVDでも視聴できる10月4日のダブルレインボウを
あえて音声だけで聴いてみると
映像込みで聴くよりも出来がいいように聴こえるのが不思議です。

https://www.youtube.com/watch?v=U-_kvHmfZoE

これは録音のせいかもしれないな、と思ったりする今日この頃です。
ただ、これは抜群の出来の歌唱ですからね。
唯一気にかかる声質のかすれを
録音の音質がうまく隠しているようにも思えます。

10月4日の昼公演で歌ったdearest.なんて素晴らしいですよ。
この日全体に出来がイマイチということはなさそうです。

https://www.youtube.com/watch?v=x2VQ5UHoHCE
返信する
好きな歌です (ふくちゃん)
2016-06-12 21:28:34
korouさんもこの一日違いの公演の歌唱が微妙にはたまた大きく違うのを認識していらしたのですね。
どちらがより良いのかは語っていませんがどうお考えですか?
好みがあるので強制的に言えませんが、わたしは3日のテイクの方がお気に入りなのです。
たぶんこの後おいちゃんさんもコメントをなさると思いますが、おいちゃんさんも3日のがいいらしいですよ。

何度も同じことを言って申し訳ないですが、その時々の歌唱の違いで話しが盛り上がるのは松浦亜弥だけで、それは楽曲の好き嫌いを超えてわれわれの視点が歌唱にある証拠だと思っています。
これだけ歌声に惹きつけられる歌手はそうはいないです。
わたしの老後の楽しみがひとつなくなって悲しいです(+_+)
返信する
全体としての印象を言えば・・・ (korou)
2016-06-12 22:40:52
>ふくちゃんさん

ふくちゃんさんのサイトで
以前そんな話が出てましたね。
今回の記事では
多少それを意識して書きましたww

まあ、この「想いあふれて」ツアーというのが
いろいろな妄想をかきたてられる代物でして(笑)
もうこの時期の亜弥さんは
ツアーで思い通りに歌い切ることが
できなくなっていたような気がしますね。

でも、DVDを制作する側は
そんな亜弥さんの状態を全く考慮することなく
適当に録画して、適当に販売したという感じで。
カメラワークはひどいし
良いコンディションの亜弥さんを記録で残そうという配慮もないし。

10月3日に限らず
あの一連の動画をyoutubeにアップされた方は
その真逆で
良いコンディションの亜弥さんに絞って
伝えてくれているような気がします。

となれば、どっちの歌唱に感銘を受けるか
自明の理ですね。
細かく言えば、10月4日のDVD映像にも
素晴らしい歌唱もあるのですが
全体としては、そういう感じです。
返信する
でも、どちらも素晴らしい歌唱 (おいちゃん)
2016-06-13 08:15:00
ふくちゃんさんからそう言われてしまうとコメントしない訳にはいきませんね(^ ^)

ブログでも書きましたが、私も10月3日の方が良いという一人です。
4日の方は息が浅くなっている様な気がします。

これは曲順にも影響されているのかな、とも思います。
前の曲が「GOOD BYE 夏男」ですから、息が上がってしまうと次の曲、つまり「Fallin'」に影響が出てしまう事もありえます。

でもこのような事を微塵も見せないのが松浦亜弥の凄いところですよね。
一般的に言えば、4日も充分素晴らしい歌唱です。

〈参考〉
松浦亜弥コンサートツアー2009秋
~想いあふれて~ セットリスト から
1.桃色片想い
2.GOOD BYE 夏男
3.Fallin'
返信する
妄想全開 (korou)
2016-06-13 21:11:22
>おいちゃんさん

もう、ほとんど書き尽くしていまして、
もはや、おいちゃんさんのコメントに付け加えることもないのですが
それでも2、3書いてみます。

「10月3日が優れている」
今回、何度も書いていますが
10月4日の「ダブルレインボウ」を
ayaayaaya19860625さんの音源で聴くと
非の打ちどころのない見事な歌唱に聴こえます。
同じ個所をDVDで聴くと
最初のあたりで声質が弱く感じられて
(まあ、それでも最後のあたりは圧倒的な感じを醸し出しているわけですが)
同じ歌唱でも違って聴こえるということを
最近になって再発見したもので
なんとも言い難くなってきました。
再発見するまでは
文句なしに10月3日のほうが良いという感想だったのですが・・・

(曲順)
曲順は3日も4日も一緒のようですね。
ただし、その後に歌う歌を
10月3日になって「レスキュー!レスキュー!」から
「結婚しない二人」に変えていて
3日は変更後の初日という状況ですね。
もともとツアー開始時から
セトリの4曲目は「結婚しない二人」だったものを
9月22日の座間公演から「レスキュー!レスキュー!」に変更し
それをさらに変更して元に戻したという経緯です。

思うに「レスキュー!レスキュー!」のほうが
「結婚しない二人」よりも
喉の緊張を強いられるような気がします。
サビの部分が結構キツいような。

もし曲順が影響するなら
そのへんでしょうかね。
今日から次の曲は「結婚しない二人」だから
「Fallin'」で声を出しても大丈夫という感じで。

たしかに「GOOD BYE 夏男」は、本気で歌うとかなりノドにきますし
その影響はあると思いますが
それでも10月3日は、その影響を微塵も感じさせず歌っているので
多分、ペース配分がうまくいったのでしょう。
そして10月4日は、これなら「GOOD BYE 夏男」で全力投球しても
その後が「Fallin'」「結婚しない二人」だから大丈夫という見込みで
結構力入れて歌ったところ
想定以上に頑張りすぎて、「Fallin'」では声が出なくなってしまったという仮説。

だから、その次の公演では
「GOOD BYE 夏男」をやや抑えて歌ったと思われます・・・
が、すべてはこちらの勝手な想像でしかありません。
全部同じ録音音質で音声ファイルが残っていれば
以上の妄想を検証できるのでしょうけど
そんなことはムリですからね。

結構だらだらと書いてしまいました。
スイマセン。
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