korou's Column

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松浦亜弥ディスコグラフィー 65 「Feel Your Groove」

2016-06-04 | 松浦亜弥

2006年11月29日に発売された

企画アルバム「Naked Songs」の収録曲。

2010年11月24日に発売された企画アルバム「Click you Link me」にも

アレンジを変えて収録された。

作詞・作曲:B.Sidran,L.Sidran 日本語詞:音羽志保 編曲:市川淳。

 

この曲については

かつて、このブログでも

おもにB.Sidranのことを中心に書いたので

曲そのものに関しては

それ以上特に書くこともありません。

 

その記事を書いた後

「2013クリスマスナイト」での歌唱、

さらに、2010年12月のライブでの歌唱を

新たに確認できました。

あとは、アルバム2種の音源と

2010年9月のコットンクラブの映像くらいでしょうか。

 

「Naked Songs」の音源はアレンジが軽めで

全体として

若い女性歌手がオシャレな楽曲をチョイスしたら

たまたまこの曲だったという感じの歌いっぷりに聴こえました。

だから、曲調はかなり違うのですが

「女 Day by Day」のような曲と向き合っている亜弥さんと

イメージがダブります。

 

それに対して「Click you Link me」の音源は

ホーンアレンジも加わって、重厚な仕上がりで

亜弥さんの声質も大人っぽくなっています。

その点で、ジャズボーカルとしての完成度は

随分と高くなっていると思いますが

残念なのは、そこまでジャズっぽく深めていったのであれば

サビで、一度タメてから歌うこのフレーズ

”I can feel it your groove”のところが

いかにも声が弱くて迫力がないのです。

「結婚しない二人」で、

あれほどうまくシャウト声を混ぜて歌えるのであれば

ここでももっと強く、叫ぶように

”I can feel it !!”と歌えるはずなのですが

なぜ、こういう優しい歌い方になってしまうのか

不明です。

 

2010年9月のコットンライブの映像は

出だしの声の響きが抜群で

もし、生でこれを聴いていたなら

これから素晴らしいライブが始まるぞという予感で

ワクワクすること間違いなしでしょう。

ただし、ここでもサビでの決め所が弱い。

そのせいで、全体としてダラダラとした印象を受けるのが

本当に残念です。

部分的には、日本のどんな歌手でも追いつけないほど

素晴らしい声の響きを聴くことができるのに

その点は惜しいです。

 

2010年12月ライブの映像は

そんな3カ月前のライブの歌唱を

そのままのイメージで劣化させたような印象です。

ルックス的には、この曲にピッタリという感じなんですが。

 

2013クリスマスナイトでの歌唱は意外と上出来だと

個人的には思っています。

このライブ全体の出来栄えのなかでは

例外的によく歌えています。

とはいえ、ついに完璧に歌ったというレベルでもないので

この曲に関しては、まさかの復活の際に

期待することとしましょう。

 

では、ルックス的にピッタリ(私見ですが)のこの映像で

この記事を終わることにします。

 

Feel Your Groove

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