3rdアルバム「×3 」収録の曲。
アルバムの発売日は2004年1月1日。
作詞・作曲はつんく♂、編曲は河野伸。
見事な曲で、ケチのつけようがない。
「×3」というアルバムには
一度聞いただけではその良さがよくわからない曲が多いが
この曲だけは違う。
「THE LAST NIGHT」の代わりに、これをシングル曲にすべきだったのでは?
とはいうものの
さて、この曲のどの動画が一番かということになると困ってしまう。
抜群の出来のものがないのである。
いろいろと聴いていくうちに
実のところ、この曲は
亜弥さんの声質とか歌唱スタイルを考えた場合
微妙にズレているのではないかと思えてきた。
曲そのものは良い出来であっても
亜弥さんの個性に合わないということで
不十分な出来になってしまうというのは
ファーストアルバムの頃にはなかったことだ。
(つんく♂でさえそうなのだから
この頃のシングルCDの企画が的外れな感じになっていたのも
仕方ないことかもしれない)
ここでは、あまりこのブログでは取り上げてこなかった
「私と私とあなた」からの動画にしておきます。
やはり、これはどちらかというと”あやや”の曲なので。
恋してごめんね 松浦亜弥コンサートツアー2004春~私と私とあなた~
でも、私は、アルバム「X3」の中で「恋してごめんね」を歌うあややの、そのアンマッチさに魅力を感じています。
編曲も含めて全体的に良い良い仕上がりになっている事に加え、未熟なあややが無理しながらも、それっぽく巧みに歌いこなし、可愛らしく出来上がっているので、私の好みの一曲となっています。
一方、アンマッチの対極である年齢相応の曲になるですが、「X3」の中では他に、編曲に凝った「私と私と私」も好みです。
私にはできないことですね。
よくよく考えてみたら
私のこのブログでは
亜弥さんの曲におけるアンマッチを指摘するケースが
最近多くなっているような気がします。
そして、それはマイナス評価ということに。
アンマッチも評価していたら
私のブログ自体が成り立ちませんが
現実にはアンマッチも楽しんでいるファンというのは
少なからず存在しているのでしょうね。
☆☆☆
「×3」での「恋してごめんね」が
完全にアンマッチとまでは思いませんが
少なくとも、歌唱力をアップさせたその後の亜弥さんには
なぜか、うまくハマらない曲になった感があります。
同じような曲想の「オリジナル人生」がピタッとハマったのに
そのへんは不思議ですね。
「×3」での「私と私と私」は、私も好みです。
ただ、タイトルがワ行の曲なので
この曲について取り上げるのは
今のペースでいけば
再来年になる見込みです(笑)。