korou's Column

2024.5.1 音楽ブログとして再スタート。

松浦亜弥 カヴァー曲⑥「君のすきなとこ」

2020-05-16 | 松浦亜弥

こういう時期なので

人気歌手など著名人からの”期間限定”動画の公開が相次いでいますが

つい最近になって

今年デビュー25周年を迎えた平井堅さんの動画が

大量に”期間限定”公開されました。

現在、当ブログでは

松浦亜弥カヴァー特集を連載中ですが

亜弥さんも平井さんの楽曲をカヴァーしています。

ちょうどいい機会なので

取り上げてみることにします。

 

2007年2月28日、平井堅26枚目のシングル曲として

「君のすきなとこ」が発売されました(売上10.3万枚)。

今まであまり知らなかったのですが

この曲は

その直前のシングル「哀歌(エレジー)」と対をなす

2部作だったんですね。

「哀歌(エレジー)」は

恋愛のダークな部分、肉体的な部分を歌っていて

それに対して

「君のすきなとこ」は

恋愛の明るい部分、優しい気分などを歌っている

という対比。

 

「哀歌(エレジー)」は

豊川悦司、寺島しのぶ共演のドロドロとした不倫のドラマを

描いた映画「愛の流刑地」の主題歌で

なかなか強烈なイメージを残す楽曲です。

これも期間限定でPVが公開されています。

「哀歌(エレジー)」

(いい歌ですねえ、こういうのを亜弥さん、歌ってくれないかなあ)

 

「君のすきなとこ」は

日テレ土曜9時枠のドラマ「演歌の女王」の主題歌で

こちらは天海祐希主演のコメディタッチのドラマとなっています。

日テレ土曜9時枠ドラマといえば

かつて「愛情イッポン!」なんてドラマも

ありましたね(あっ、黒歴史だ!・・・以下自粛)

それはともかく

とりあえず期間限定PVで

オリジナルを復習してみましょう。

 

平井 堅 『君の好きなとこ』MUSIC VIDEO [期間限定公開]

 

この曲は

数年前まではyoutubeに映像がほとんどなくて

オリジナルの歌唱を確認するのに苦労した記憶がありますが

今は上記PV以外にも

ライブでの歌唱を参照できます。

いずれ上記動画は削除されるので(6月末まで公開らしいです)

ライブのほうも引用しておきます。

 

君の好きなとこ

 

 

さて、亜弥さんのカヴァーですが

2010年7月27日、マニアックライブ vol.3として

横浜BLIZで行われた昼公演で

この曲が歌われました。

youtubeで130万回以上再生された有名な動画なので

今さらという感じもしますが

オリジナルPVと比較試聴できる絶好のチャンスということで

以下引用。

 

松浦亜弥 - 君の好きなとこ

 

あらためて聴いてみて

やはり

「何が良いのか言葉で表現するのは難しいけど、とにかく良い」

歌唱だと思いました

何よりも楽しそうに歌っているのが心地よいし

それはマニアックライブ vol.3全体に共通する気分に

なっているように思えます。

こういう凄い歌唱だから好きというよりも

こういう亜弥ちゃんだから大好きという思いに駆られる

映像だと思います。

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4 コメント

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アイドル系歌手のベスト (大sansan)
2020-05-19 18:05:46
松浦亜弥カヴァー特集の連載開始、大変嬉しく思います。毎回、楽しみに読ませて(聴かせて)いただいております。その中で「アイドル系歌手は、歌が上手いと思える最低限の声量を保ちつつ、細かいニュアンスを含ませるのがベスト」という考察、さすがに思います。長年、何となく心の中でモヤモヤしていたものが、スッキリした気分です。
声楽家のように腹の底から発声して大声で歌うことが本当の歌唱力であって、喉を使った歌唱は評価が低かったと思います。で、そういう歌を良いと思うのは歌のことなど分からない奴・・・みたいな云われようもありましたからねw
引用させていただくこともあるかもしれませんが、よろしくお願いします。
返信する
Re:アイドル系歌手のベスト (korou)
2020-05-19 21:09:28
>大sansanさん

 >>その中で「アイドル系歌手は、歌が上手いと思える最低限の声量を保ちつつ、
 >>細かいニュアンスを含ませるのがベスト」という考察、さすがに思います。

まあ、あくまでも私の最近の心境の変化ですので
話半分ということで(笑)
ただ、そう思い直したことで
以前よりも亜弥さんの歌を
シンプルに楽しめるようになったと
感じています。

引用も全然OKですよ。
引用に値するほどのものでもないんですが・・・(^^;;
返信する
Unknown (アヤまるm(_ _)m)
2020-06-16 16:29:10
Korouさんと大sansanさん、両巨頭のご意見に便乗させてもらって、私見をば。

亜弥さんにとって歌とは何なんだろう、何を考えて歌っているのだろうかとずっと不思議に思っていました。

悲しい歌をファンに笑顔で手を振りながら歌っていたり、

次々と切り替わるテレビスタジオのカメラに完璧に目線を送って笑顔を振りまいて歌ったり

本当に心のこもった歌唱だと思ってよくみると楽譜をガン見して歌っていたり、

はてはジグソーパズルのことであたまがいっぱいになりながら歌ったり、

2009年想いあふれて~では椅子に腰かけて足をぶらぶらさせながら歌ったり
https://www.youtube.com/watch?v=KNvgC0fLtzE&feature=emb_logo

歌と真剣に向き合ってきた人たちからすれば許しがたいテキトーさに見えるのではないかと思います。

また逆に、あれだけ激しいダンスをしても息が上がらず、ピッチも狂わず、声量も落ちず、完璧に歌いこなすと絶賛されたりします。

これ実は同じことなんじゃないかと思います。

つまり「歌う」ということ自体で100%使ってしまわないで余裕を持ったいわばアイドル歌唱法なのではないかと。

だからこそ、ステージを余すところなく使って、MCもアオリも実に見事にこなせるわけで、歌に全神経を集中していたらとてもできないと思います。

復帰するときも、もちろん歌が一番楽しみなわけですが、どんな空気感で、どんな世界を見せてくれるのかをもう一つの楽しみにしています。


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最近思うこと (korou)
2020-06-16 22:17:31
>アヤまるm(_ _)mさん

昨日、またまたyoutubeで「あやや」巡り&「亜弥さん」巡りを
したばかりです。
最近、やや(亜弥さんについての)好みが変化したので
以前はあまり観ていなかった動画について
結構今は面白く観れるのではないかと思ったので。
いやあ、なかなか愉しい動画ばかりですね。
他のアイドルの動画も参考程度にはちょくちょく観ていますが
亜弥さんの動画は格別です。
特に「ダブルレインボウ」ライブには
今さらながらくぎ付けになりました。

歌の出来だけでみれば
「ダブルレインボウ」ツアーについては
それほどでもないと思っていますし
その感想は未だに変わらないのですが
ライブ全体の愉しさ、亜弥さん本人の可愛さとか
観ていて元気になれる感じなどは
このツアーが最高かもしれないと思ったほどです。

アヤまるさんへのレスとして的を得ていないかもしれませんが
昨日はそんなことを思ったので
以上記してみました。
返信する

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