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korou's Column

2024.5.1 音楽ブログとして再スタート。

音楽雑記(10月・その2) O.ロドリゴ、H.ハンコック

2023-10-15 | 音楽全般

オリヴィア・ロドリゴが

これほどヒット曲を出し続けるとは思わなかったですね。

「drivers license」がビルボードで1位を独走した2021年の時点では

ディズニー・チャンネルの人気のティーンの女優が

歌手をやっても器用にこなせるのだなあという驚きがありましたが

今のポップ音楽の主流であるR&B、ヒップホップ、ラテン、カントリーといった

どのジャンルにも属さない曲調、それも一昔前の本当にポップな曲調だったので

そんなにヒットは続かないだろう、女優の卵の余技で終わるだろうと

個人的には思っていました。

ところが、その後も次々とヒットが続き

2023年になっても全く勢いは衰えず

出す曲出す曲がビルボード上位を賑わせています。

今日も、最新曲「bad idea right?」を聴いて

そのノリの良さに驚かされたばかりです。

ビルボードチャートでは7位に終わりましたが

日本人好みの軽快なサウンドだと思います。

 

【和訳MV】Olivia Rodrigo - bad idea right? / オリヴィア・ロドリゴ - バッド・アイデア・ライト?

 

☆☆☆

 

このように

今の時代では

ポップな曲調といっても

かつてのアンディ・ウィリアムズとかオズモンズといった

いかにも古き良き時代のアメリカという感じではなく

ヒップホップとかラップとかエレクトリックサウンドなどの

おいしいところだけを切り取って

聴きやすいようにつなげてみたサウンドということに

なります。

オリヴィア・ロドリゴの曲を聴くと

かつてのバート・バカラックのサウンドを

さらに粘った感じで引き伸ばしてウェットな感じにしてみたり

80年代の一時期に流行ったチア・リーディイングのサウンドを

現代風に再現してみたり

彼女の周りのスタッフのいろいろな工夫が感じとられるのですが

「bad idea right?」を聴いていると

(あくまでも個人的な「連想」ですが)ハービー・ハンコックの

この曲を思い出しました。

80年代、これも随分と流行った曲ですね。

懐かしい!

 

Herbie Hancock - Rockit (Official Video)

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音楽雑記(10月) 「アイドル」、「オトナブルー」

2023-10-01 | 音楽全般

「アメリカズ・ゴット・タレント」という番組が

全米でどれほどの影響力があるのか

その方面に詳しくないので何とも言えませんが

(オーディション番組で、歌、ダンス、マジックなどで参加可能という程度の知識)

このほど

日本のダンスチーム2組がその番組で決勝まで進出したということで

話題になったようです。

 

そのうちの1組が「アバンギャルディ」で

このダンスチームは

準決勝でYOASOBIの「アイドル」を踊って

見事、視聴者投票で決勝進出を決めました。

「アバンギャルディ」をプロデュースし、振付も指導したのがakaneさんで

彼女は、数年前に

大阪府立登美丘高校でのユニークなダンス指導で有名になった人。

 

決勝に進んだもう1組のダンスチーム「チビユニティ」も

視聴者投票より前に

ステージ上で審査員全員から決勝進出を確約されたわけで

ある意味「アバンギャルディ」より凄い結果を出しているわけですが

「アバンギャルディ」は、指導者がakaneさんであることと

曲目が日本でも大ヒットの「アイドル」であることから

日本でのニュースの扱いは

断然「アバンギャルディ」一色となったようです。

アバンギャルディ&チビユニティ出場「AGT2023」決勝結果発表

 

Avantgardey's UNBELIEVABLE dance is unlike anything you've ever seen! | Qualifiers | AGT 2023

 

 

こういうニュースを耳にして

ふと「アイドル」は面白い曲なのに

まだこのブログで取り上げていないなと

思い当たり

今回の記事を書くことにしました。

(まあ、こんな感じの行き当たりばったりのブログなんで

 どうもスイマセン)

 

☆☆☆

 

2023年もあと3か月程度、今年も

いろいろな新曲を耳にしましたが

J-POPの分野では

特にこの2曲が印象に残りました。

・YOASOBI「アイドル」

・新しい学校のリーダーズ「オトナブルー」

 

☆☆☆

 

「アイドル」は

最初に聴いたとき

YOASOBIにしては随分と変化球だなあと思ったのですが

何回も聴いているうちに慣れてきて

まあ、これもアリか、とすれば大ヒット間違いなし

という感想に変わりました。

個人的好みとしては、

できれば「大正浪漫」のような曲調を維持してほしいとは思うのですが

(その意味で、9/29リリースの新曲「勇者」は素晴らしい出来!)

こういう変化球の曲もモノにできる多彩さも

YOASOBIの新しい魅力となったように思います。

 

YOASOBI「アイドル」 Official Music Video

 

☆☆☆

 

「オトナブルー」というのは、なかなかズルい曲で

ちょっと観ただけで真似したくなる動きが

今流行の最前線であるTikTokとの相性抜群な上に

その昭和歌謡ムード満載の曲調にハマってしまうと

イントロを聴いただけでそのまま全部を聴きたくなる中毒性も

あわせ持っているという

まあ、一度火が付けば大ヒット間違いなしという仕掛けが満載だな

と思いました。

昭和歌謡調であれば、いくらかの歌唱力も要求されるわけですが

その点でも

この曲でリードボーカルを担当している人(SUZUKAさん)は

申し分ないです。

 

ATARASHII GAKKO! - オトナブルー (Official Music Video)

 

 

まだ2023年が終わったわけではないですが

とりあえずこの2曲ということで。

では。

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音楽雑記(9月・その2) シモンズ、SMAP

2023-09-25 | 音楽全般

ずっといろんな音楽を聴き続けていますが・・・最近の曲にも

いいものがあるとはいえ

どうしても昔の曲のほうに惹かれてしまうのは

やはり60代半ばの人間としては

当然のことなのでしょうね。

 

という前置きで

今回も懐かしの名曲巡りです・・・

 

☆☆☆

 

高音が美しい歌手というのは

今まで数多く登場してきたわけですが

やはり、シモンズの2人が一番ではないかと。

あくまでも個人の感想ですが。

これだけの美しさには

なかなか出会えません。

 

シモンズ/ひとつぶの涙/1972/HQ

 

youtubeだと

再結成シモンズのライブ映像が人気で

断トツで再生回数が多いのですが

やはりオリジナルの2人で聴きたいところ。

(とはいえ、再結成シモンズでの青木さんも素晴らしいことを

 今回再聴してみて知りました)

 

話は変わりますが

玉井さんって後藤次利氏と結婚していたんですね。

こういうのはWikipediaとか見ないと

(少なくとも自分などは)知りようがないです。

今まで普通にシモンズの歌を愛好しているだけだったので

今日の今日まで

なんでシモンズは急に居なくなったんだろうと 

ずっと思っていました。

玉井さんの結婚を機に活動休止、一時活動再開するも、その直後の離婚で遂に解散、

約20年後に田中さんが青木さんと新シモンズを結成、その後解散、再活動などを経て

オリジナルの田中・玉井コンビによる活動もあったと

Wikipediaには書いてありました。

ふむふむ・・・

 

☆☆☆

 

今話題になっているジャニーズ事務所について

当ブログでの今までの自分の投稿を検索してみると

それほど多くはないですが、それでも何回かは

個人的見解を書いているのを

確認できました。

それらを要約すると

 

〇歌番組の出演者を決めるにあたって、ジャニーズから複数選ばれることは

 何ら不思議ではない。むしろ選ばれない理由を挙げるほうが難しい。

 実際に、固定ファンに支えられていることもあって、現実の数字(CD売上げ等)

 は無視し難い。

〇しかし、ジャニーズ事務所自体は、固定ファンに支えられた人気を過信するあまり

 間違った方向に行きかねない危うさを持っている。SMAP解体はその兆しだったのだが

 今のところ、それに対する反省どころか、居直っているかのような傲慢さが見られる。

〇それでも、当分の間、この事務所は安泰だろう。次々にスターの金の卵を見つけること

 ができる(とされている)ジャニ―喜多川という人の存在が、ジャニーズという名前

 そのものを不動のブランドにしているからだ。大手マスコミ、CMのクライアント、

 NHKと民放各局は、そのブランドにしがみつくだけで、そのおこぼれにあずかることが

 できるのだから、こんなラクでうまい話はない。

 

と、大体そんな感じで書いていました。

 

今や話は真逆になってしまいましたね。

歌番組では

いかにジャニーズ問題をクリアして構成するかが

至上命令になってきていますし

そもそも、ジャニーズ事務所といえばイメージ最悪だし

各放送局、CMのクライアントは

どう対処すべきか苦慮の連続ということになっています。

 

まあ、今現在の私の見解をいえば

もう少し様子見しましょう、というところですかね。

いきなり抜本的な改善なんて

今の日本で

どこの組織ができるんしょうか?

そんな立派な組織があれば

教えてほしいくらいです。

1年経っても、2年経っても何も変化しなければ

責められて当然ですが

まだ数か月程度です。

新体制発表から1か月も経っていないわけで

そんな短期間に画期的な案がすらすら出てきて

あっという間にいい組織になったね

という魔法でも皆期待しているんでしょうか。

皆、薄情過ぎます。

今まで、ジャニーズのタレントイメージの良さに便乗して

たくさん儲けさせてもらっていたというのに

手のひら返しにもほどがありますね。

あっ、ちょっと興奮し過ぎました(失礼しました)。

 

ということで(無理に話をつなげてみる)

SMAPの曲をひとつ。

結構好きな曲なんですが

しかも大ヒット曲なんですが

テレビとかであまり流れない印象があります。

この時期のSMAPの楽曲は

音楽的にもハイセンスでしたね。

 

ダイナマイト

 

youtubeでのSMAPの映像は

かつて全滅状態だったわけですが

こんな感じで

今は少しは観られるようになっています。

再結成間近ならともかく

現時点ではその可能性はゼロに近いので

せめてネット上だけでも

その楽曲を楽しめるようにしておいてほしいですね。

グループとしての存在も抹消され

楽曲すら全く聴けないとなるには

あまりにも惜しすぎます。

音楽のクオリティは高いですから。

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音楽雑記(9月) ももクロ、(ちょっとだけメモ)ジャニーズ

2023-09-09 | 音楽全般

20年ほど前、ブックオフで

興味本位で買ったジャニーズ関係暴露本が手元にあって

今回、さすがに興味が再燃してしまい再読・・・一気に

読み切りました。

ハッキリ言って、記述が思った以上に具体的でかつ面白く

これだけジャニーズ事務所のしたことが明確に書かれているのに

当時(1997年)、この本の存在は

当の事務所はもちろん

ほぼ全てのマスコミに黙殺されたわけです。

 

この論理明晰な本(「ジャニーズ帝国崩壊」)でさえ

明確な証拠がないので断定できなかったことがあって

それは統一教会との関係です。

個人的にはこの点に一番興味を持ちましたが

まあ状況証拠はてんこ盛り、しかし具体的証拠は皆無ということで

この件は、未来永劫誰も追及できないでしょうね。

 

・・・なんてことを書いておいて

ジャニーズの楽曲をリンクして、とか思っていたら

ついさっき「ミュージックフェア」で

ももクロちゃんがカッコいい新曲を披露していて

まあ、その、つまり・・・もうジャニーズの楽曲なんてどうでもよくなりました。

久々の布袋寅泰とのコラボ曲です。

なんかいいですねえ、このコラボ。

今回はこの曲で決まりです。

 

ももクロ【MV】MONONOFU NIPPON feat. 布袋寅泰 -MUSIC VIDEO-

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音楽雑記(8月) グレタ・ヴァン・フリート、ZEP

2023-08-10 | 音楽全般

かつて

ディープ・パープルやレッド・ツェッペリンに

夢中になった世代としては

今現在、それに近いサウンドで

ビルボードチャートの上位に食い込んでくるバンドがあるとは

思いもよりませんでした。

これなら十分に感情移入して聴けますね。

全然違和感ないです(ボーカルのルックスとか、全体の佇まいなどが、かつての

ハードロックの面々とは随分と違いますが)

まずは2017年9月に全米ビルボードのロックチャートで1位となり

現在youtubeでの再生回数が1億回に近づいているこの曲から。

 

Greta Van Fleet - Highway Tune (Official Video)

 

2023年8月5日付け全米ビルボードのアルバムランキングで

彼らの3枚目のアルバム「Starcatcher」は第8位にランクイン。

デビューアルバムから3枚連続してTOP10入りという快挙です。

レッド・ツェッペリン「天国への階段」のようなテイストの曲もあり

まさに60年代終わり頃の音楽が復活したかのようです。

 

☆☆☆

 

とはいえ、やはり本家ツェッペリンの曲も

聴きたくなってきますね(と強引に話を進める・・・)

「レヴィ―・ブレイク」あたりが好みなんですが

なんかこう暑い日が続くと

この曲でスカッとしたい気分なんで

こっちにします。

 

LED ZEPPELIN - Rock And Roll

 

懐かしいジャケットです・・・

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