Shinji Horibe Blog

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BtoB領域の企業のブランド戦略15

2009年02月03日 | ビジネス
BtoBショールームを有効に使う方法として、イベント会場として使う、ということがあります。
イベント会場としてのインフラが、比較的整っているショールームが多いと言えます。

1.商品のセッティングの自由度が高い
2.既存展示商品と新製品の組み合わせなど、システム展示が容易である
3.電源容量も十分確保されている
4.喫茶サービスが容易
5.商談スペースや応接室がある
6.説明する社員や、トップマネジメントが来やすい
など、多くの利点があります。

またお客様も招待客のみにすることで、より親密なOne to Oneのコミュニケーションが図られます。
プレスの方々のみを対象とする新商品発表会。
マーケティング戦略と商品発表も行う、有力顧客企業のみを対象とする内覧会。
有力ディーラーに開放して、ディーラーが顧客を招待する商談会スタイルのイベント、というようにさまざまな展開が考えられます。

いずれにしろ、BtoB領域の企業にとって、ショールームを自社で保有する企業は、その活用を最大限に行うべきであるといえます。

最近では、環境への取り組みなど、ある程度説明を要する内容を伝えるにも、活躍するケースも増えています。
また近隣の学校を招待することで、地域への貢献も果たすことができます。

このようにコーポレートブランドを高め、かつビジネスにも貢献するブランドマーケティングを実現する場として、ショールームの価値は以前にも増して高まってきています。