最近、大手メディアだけでなくネット上でも話題となっているのが、自民党次期総裁選の話。おそらくTVでも取り上げられ、様々な論客が議論しているだろうし、YouTubeでも多くの著名人が自身のチャンネルで持論を語っている。しかし私は前々から疑問を感じている。これを話題にする事が国民にとって何の意味があるのかと。総裁を決めるのは自民党員であって国民ではない。個人的に総裁になって欲しくない候補者がいる事を話題に取り上げても、結局なるようにしかならず意味がない。それよりも選ばれた後が大事で、我々国民は新しい総裁とどう対峙するか考えておかなければならない。そう、なぜマスコミはわざわざ無意味な話題を取り上げるのか。国民の注意を総裁選に逸らせている間に、別の計画を着々と進めてはいないか。
現在、自民党内のワーキングチームが憲法改正に向けて草案をまとめる作業を行っている。特に「自衛隊の明記」や「緊急事態条項」について、党としての考えを今月中にまとめるつもりだ。誰が総裁になるかよりも、自民党の改正草案がどのような内容なのかチェックする必要がある。なぜなら、憲法には国家権力の暴走を抑制する機能を備えており、権力者側からすれば、その足枷を外して好き勝手したいと常々画策しているはずだからである。岸田の暴走を見ても分かるように、今の自民党は国民の生活など全く考えていない。外国勢力とズブな議員が幅を利かせる政党が、本気で国防を考えているとは思えないし、国民の人権よりも自分達の権力を強固にする事しか考えていないだろう。本来なら逮捕されておかしくない奴らが政権を握っている事実を忘れてはいけない。