ENBLOG

TANAKAHAN日々思った事を綴ってみたりして

公平性が全て

2024-08-05 23:17:08 | Weblog

連日35度越えの猛暑日が続く。極力エアコンを使わない方が暑さに慣れて夏バテしないと思っていたが、最近どれだけ寝ても疲れが取れない。食欲も落ちており、試しに胃の辺りを揉みほぐしたら相当痛くて、胃腸の機能が弱っている事が分かる。どうやら典型的な夏バテに陥ったらしい。そして、胃腸の状態が頭の働きに大きく左右する事も最近分かってきて、夏バテしているとほとんど頭も働かない(暑さそのものが原因ではない)。これは本気で夏バテ対策を講じなければならない。

世界ではハマスの指導者が暗殺されてイスラエルとハマスとの対立が激化して、中国では首都北京までが洪水に見舞われ、国内においても北陸から東北に掛けて大雨による大水害が発生したりと、様々な事件・災害が起きているが、それら全てがオリンピックの話題で掻き消されている。スポーツ好きの人には楽しい期間だが、大して良いニュースもないから早く終わらんかなと私は思っている。

今回のオリンピックは本当に悪い話題ばかり。醜悪な開会式に始まり、自国贔屓のクソ審判、柔道とは別物の醜い試合、八百長感満載のデジタルルーレット、ドブ川(セーヌ川)でのトライアスロンによる選手の健康被害、選手村での食事や環境、治安における苦情の数々。醜悪さオンパレードのパリ五輪。で一番気になったのは、やはり、ボクシング女子の試合だ。男の染色体を持った選手がメダルを独占する結果となり、多くの批判が集中した。あれがアンフェアである事は誰の目にも明らかだが、なぜか議論が割れている。問題の本質を掘り下げたら議論の余地などない。ボクシングがオリンピックで採用された当時に立ち戻り、なぜ男と女で種目を分けたのか、その理由を本質まで掘り下げたら議論は終わる。これは男女で種目を分けた他の競技においても全く同じ事が言える。

今巻き起こっている議論は「男か女か」が焦点になっているが、それは本質ではない。もし男と女の腕力が同じなら初めから分ける必要はないのだから。統計学的に、女性の骨格を持つ人間が男性の骨格を持つ人間より弱い事が判明したから、性別で分ける事が最も便宜的となった。そこへトランスジェンダーという例外が登場する。従来の性別による区別ではトランス女は女子に分類され、アンフェアの解消という本来の目的が、性別による区別では達成できなくなった。だからIOCは別の規定を設けてアンフェアを解消しなければならない。なぜそれをしないのか?という話。結局、全てのアンフェアを包括して解消する根拠は骨格の違いにある。今回のナイジェリアと台湾の自称女性選手は、自分が女である事を必死に訴えているが、自分の体格(骨格)の違いをアドバンテージとして自覚しており、すでに確信犯である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする