月・火曜は学校教育話。今回は、1年生での油粘土の初期指導について書きます。
油粘土…小学校1年生や2年生の頃、皆さんも使った事があるのではないでしょうか。皆さんは、「べたべたして嫌だった」ですか? それとも、「自由に物を作れて楽しかった」ですか?
私は、べたべたする点は好きじゃなかったのですが、自由に造形できる点は大大大好きでした。
もちろん、土粘土の方が衛生面や情操面で優れているらしい…と言う事は知っています。それでも、土粘土より手軽に使う事が出来る上、保管も簡単な油粘土は小学校で使いたい教材の1つだ…と私は考えます。
油粘土を使いたい理由は、何と言っても「指先の感覚を鍛える」事が出来るからです。
最近の子供たちを見ていると、失礼ですけど、昔に比べて不器用な子が増えています。図工の授業で顕著に感じますが、音楽で楽器を使わせても感じます。鍵盤ハーモニカはもちろん、カスタネットやタンバリンでもリズミカルに演奏出来ません。
これは、頭で考えた事を指先などに伝達する力が弱いから…と考えられます。何せ、昔に比べ、砂場のある公園は激減しましたし、泥んこ遊び出来る環境は皆無に近くなりました。「泥んこ保育」をしている幼稚園や保育園も少なくなっており、指先を使って造形遊びする経験は極端に少なくなっている…と感じます。これでは、頭で考えた事を指先などに伝達する力も弱くなろうってもんです。
ですから、小学校低学年の図工における油粘土の重要性は、かなり高いものがある…そう、私は考えています。出来るだけ何度も、油粘土を使った造形遊びをさせたい…のですが、その為には重要なポイントがあります。
それは、「準備の仕方や片付け方のルールを徹底させる」です。
これを疎かにすると、べたべたの手でアチコチ触られて、教室中がべたべたになってしまいます。更に、授業後の教室内に油粘土が幾つも落ちていたり、べたべたの粘土板が散乱していたり…と悲惨な状態が待っています。だから、1年生の最初の油粘土は、「準備の仕方や片付け方のルールを徹底させる」為に全力を尽くさなくてはなりません。
ここから実践に入るのですが、長くなりました。続きは、また次回にさせていただきます。
油粘土…小学校1年生や2年生の頃、皆さんも使った事があるのではないでしょうか。皆さんは、「べたべたして嫌だった」ですか? それとも、「自由に物を作れて楽しかった」ですか?
私は、べたべたする点は好きじゃなかったのですが、自由に造形できる点は大大大好きでした。
もちろん、土粘土の方が衛生面や情操面で優れているらしい…と言う事は知っています。それでも、土粘土より手軽に使う事が出来る上、保管も簡単な油粘土は小学校で使いたい教材の1つだ…と私は考えます。
油粘土を使いたい理由は、何と言っても「指先の感覚を鍛える」事が出来るからです。
最近の子供たちを見ていると、失礼ですけど、昔に比べて不器用な子が増えています。図工の授業で顕著に感じますが、音楽で楽器を使わせても感じます。鍵盤ハーモニカはもちろん、カスタネットやタンバリンでもリズミカルに演奏出来ません。
これは、頭で考えた事を指先などに伝達する力が弱いから…と考えられます。何せ、昔に比べ、砂場のある公園は激減しましたし、泥んこ遊び出来る環境は皆無に近くなりました。「泥んこ保育」をしている幼稚園や保育園も少なくなっており、指先を使って造形遊びする経験は極端に少なくなっている…と感じます。これでは、頭で考えた事を指先などに伝達する力も弱くなろうってもんです。
ですから、小学校低学年の図工における油粘土の重要性は、かなり高いものがある…そう、私は考えています。出来るだけ何度も、油粘土を使った造形遊びをさせたい…のですが、その為には重要なポイントがあります。
それは、「準備の仕方や片付け方のルールを徹底させる」です。
これを疎かにすると、べたべたの手でアチコチ触られて、教室中がべたべたになってしまいます。更に、授業後の教室内に油粘土が幾つも落ちていたり、べたべたの粘土板が散乱していたり…と悲惨な状態が待っています。だから、1年生の最初の油粘土は、「準備の仕方や片付け方のルールを徹底させる」為に全力を尽くさなくてはなりません。
ここから実践に入るのですが、長くなりました。続きは、また次回にさせていただきます。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。