*和みcafe*

気まぐれハンドメイドと子育て日記のブログです。お茶は出ませんが、どうぞゆっくりくつろいで行ってくださいね。

大人の遊び場

2007-06-18 11:27:43 | ある日の出来事

『大人の遊び場』と聞いて、皆さんはどんなところを思い浮かべますか?
居酒屋・・・カルチャーセンター・・・それともパチンコ店?
これらも確かに遊び場かもしれませんが、
こんな素敵な遊び方もあるんだな~と感動したお話です。


梅雨の晴れ間の先週土曜日、父に連れられて子供たちとメダカ採りに行ってきました。
父の知り合いのAさんが、小さな子でも危なくないからうちの池にメダカをとりにおいで!と誘ってくださったそうです。
父も行ったことがない場所だというので途中まで迎えに来てくれたAさんの車について行きました。

街中から外れてどんどん山の方へ向かっていき、そのまま山を登り始めたので
こんな山の中に家があるの?と思っていたら、【関係者以外立入禁止】と書かれた鎖を外して
舗装もされていないガタガタ道を進んでいきました。一体どこに行くんだろう??
そのうちに急に開けた場所に着いたかと思うと、父が開口一番「大人の遊び場だ!」と言いました。

そこは山の一角を切り開いたような広々とした場所。
周囲は山の緑に囲まれていて、眼下には町が見下ろせる景色のすばらしいところでした。
山の中だけにとても静かで、うぐいすの鳴き声だけが響き渡っていました。

ひ、秘境の地!!

その場所は、すべてAさんとその友人とで作ったという自然溢れる庭のような場所でした。

中央にある畑にはなすやきゅうりなどの野菜が育てられていました。
日本庭園風に灯篭が置かれていたり色々な植木が花を咲かせているところもあります。
座るとちょっと傾いた手作りのベンチは愛嬌があっていい感じ。
雨風をしのげるような東屋のような場所も作られていて、バーベキューを楽しんだりするそうです。
そこに吊るされたハンモックでお昼寝することも zzz

定年を待たずに退職したAさん。趣味で私有地を改良し、その場所を作ったそうです。
そこに住んでいるわけではないので家こそなかったけれど、
まさに自分の庭のように色々と手入れされていました。


そしてメインのメダカがいるという池。個人宅の小さな池を想像していたのに、
ざぶざぶと水に入って遊べるちょっとしたプールくらいの広さがありました!
蓮の花がきれに咲いていてメダカもびっくりするくらい泳いでいます。入れ食いです。
聞けばこの池も自分で掘って、近くの谷から水を引いてきているんだとか。
(そういえば隅っこに小さなショベルカーがありました)

ちょっと恐がりのにーくんが迷いも無く水に入って行き、網を振り回して楽しんでいました。



白いTシャツを着ているのは父。右下の写真で、麦藁帽子を被っているのがAさんです。


遊ぶのに夢中だったでの池の写真以外撮るのを忘れてしまいました^^;
場所や景色を言葉だけで伝えるのは難しいですね。
旦那に話すとぜひ行って見たいと言うので、今度は旦那や母も一緒に行って
バーベキューを楽しませてもらいたいです。(そのときは忘れずに写真を撮ってきます)

まだまだ開拓中のこの庭、これからどんな風になっていくのだろう。
人里離れたところで、自分たちがスローライフを楽しむためだけに作られた贅沢な場所。
まさに『大人の遊び場』という言葉がぴったりな気がしました。

家に帰ってから、父が「TOKIOの村みたいだな」と言っていました。(DASH村のことです)
村ではなく庭なので規模はあんなに大きくないけれど、雰囲気はそんな感じ。
定年間近の父にとっては、老後はこんな風に過ごしたいと思ったんじゃないかなぁ。
子供にとっても自然と触れ合える素晴らしい場所だったし
私もマイナスイオンをたっぷりと浴びてきました。紫外線も浴びてしまったかも。

最近なんだか疲れ気味で、肩も凝ってるし寝ても疲れが取れない状態だったのでいい気分転換をさせてもらいました。
こんな静かな場所でゆっくりと暮らせたら幸せだろうな。。。


そうそう、これも写真は無いけれど
とってきたメダカさんたちは実家の水槽で元気に泳いでいます。