太田市長とれたて日記

清水まさよしが太田の元気をお届けします

太田高校が前橋高校にコールド勝ち

2009年07月22日 | Weblog

久しぶりに太田高校の応援に行った。行ってよかった。
前高に完勝だった。

 

イメージ的には松本投手がいた。進学校の雄、野球も強いという印象が焼き付けられている。「接戦になれば」という期待があってハンドルをにぎった。北関東道で前橋は近くなった。
県議をしている頃はよく敷島にでかけた。
太田高校の応援、といったって見物でしかないが、野球のなかで高校野球は別物である。時によっては同窓会になる。好きな奴っている。
高崎に住んでいる小林とはよく会った。「よう、また会ったな」が楽しみであった。彼が見当たらないと「病気かな」と心配になった。
「今日はなんとかなるか。相手が相手だから」
「それにしても、一度くらい甲子園に行かせてもらいたいもんだよな」
「前高だって高高だって行っている。ピッチャーだよ。いくらか成績が悪いったって取ればいいんだよ。太高は堅い」
話が逸れた。とにかく、野球好きのだれかに必ず会う。

 

この日はチャンスでよく打った。
ランナーを出されながらも要所でしめた。一発出れば流れが変わった、というところを0点で切り抜けた。点差がついてコールドになったが、内容は点差ほどでもなかった。
次は高高。今日が試合のわけ。行きたいが予定がいっぱいで行くことができない。
あのしぶとさがあれば何とかなるかな? ひょっとして甲子園なんてことになったら、こんな不景気を吹っ飛ばすくらいの力になる。
太田では麻生総理の経済対策より上になることは確か。

 

この日も同級生の野口といっしょになった。彼は大間々高校の校長で終わった? 確かそうだった。その後、少年野球の監督。沢野ライオンズを何年か指導した。
何度か練習を見たが、フライの捕れない子どもたちもいた。そのチームが強くなった。市内で優勝するようになった。
指導者の意識が子どもたちに伝わるのか、そう思った。強い、弱いは別にして、とにかく入場行進が印象的なチームだった。開会式に名指しでほめてやった。

 

久しぶりだった。
彼は根っからの野球好きで、隣でぶつぶつ解説をはじめる。好きな奴ってだいたいそういう雰囲気になる。
赤の他人が解説したってどうっていうことはないが、父母会のそれぞれが解説をはじめると野球は弱くなる。絶対弱くなる。監督、コーチに任せたのだから、任せればいい。
わが子が交代なんかさせられると「あの子は守備が下手。きっとエラーするよ」「ほら、エラーしたでしょ。エラーさせるために交代したんだ。監督はなにしてるんだ」わが子がグラウンドにいないうらみが批判になり、それがエスカレートしてくる。
野球は終わりだ。
一般の野球好きの解説は害がない。冷静に判断する。また、自分が監督になったつもりでいられる楽しさにさせてくれるから野球がもっと好きになるのだ。

 

「上毛新聞敷島球場、この名前はいただけないね。やはり『県営敷島球場』じゃあないと」
「同感だ。いくら命名権をもらっているのだか知らないが、やはり『県営』がいいね」
こんな会話もでてきた。私も同意見である。
県民が野球場をつくった。その県民の名前がなくなっている。
運営費をすべて上毛新聞で負担するとか、改修工事費を上毛新聞社が負担するとか、そうならば『仕方ない』と思うが、たったの500万円くらいで『上毛新聞敷島球場』これはいただけない。
「ベイシア文化ホールというのもどうかね。ベイシアが造ったのならそれは仕方がない。でも、これじゃまったくベイシアじゃないか。県民はどこへいったのか」
「単なる愛称じゃないの」
帰ってきて調べてみた。
正式名称が「ベイシア文化ホール」で、カッコ書きで(群馬県民会館)となっている。
言われてみれば、その通りと思う。
職員ひとり減らせば、県営敷島球場で県民のもの、もう一人減らせば県民会館でそれはベイシアのものでなく県民のものだ。
パンフレットに必ず企業名を入れるくらいで十分ではないか。
県民の税金で造られたことを忘れさせるような命名は疑問が湧く、当然と思った。

 

それはそれで、今12時。高高との試合開始。
がんばれ太田高校、勝って欲しい。

 


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