このことを予算計上した。全部で1,400箇所。
どうせやるなら全部というのが私の流儀。公立も私立もない、保育園から学校まで、しかも全教室をカバーする。議会に上程しているが、特別の反対もないようなので議会終了後速やかに配置したい。
テレビを学校に配備すれば2分の1の補助金がつく。
この機にというのだろう、ある市ではすべての教室に新型テレビをいれたようだが本当に必要だろうか。今でもすべての教室にテレビはある。
地デジ対応のテレビに買い換えさせよう、という魂胆のようだがテレビで勉強をやるのはごくわずかの時間。学校に大型テレビを1台というところでいいのではないか、と判断した。
それより新型ウイルス対策ではないか、というのが空気清浄機である。
本来なら、これは国の仕事ではないかと思う。
新型ウイルスでは大騒ぎをした。飛行機の中まで入って検査、検疫。飛行機から出るのに2時間かかったなんて報道もあった。
県からは患者への対策は厳戒態勢の指示。武道館に患者と思われる市民を隔離することにした。
その後、びっくりするようなゆるみ方。普通の風邪並みの扱いになった。だからかもしれないが、選挙で新型ウイルス対策に目立ったものはなかった。
太田市では独自の対策を考えてきた。しっかりとしたデータもないが「何か予防策はないか」探っていた。いろいろな業者からアドバイスをいただいてきた。実験もしてきた。
そこに現れたのが「SANYO」の空気清浄機である。
地元産業でもあるし、実験成果もあるとのこと、これに決めた。
その他、マスクを10万枚確保した。
これは医院に配備する。患者として来院された方に、必要であれば配備したマスクを着用してもらう。医師が使うマスクは医院で用意する。患者の分を市で用意したものを使ってもらう。
患者同士のウイルス拡散を防げれば、という政策である。
当面、この2つのことをできるだけ早く実施に移していきたい。
おそらく、全国でも最も早い対応になるのではないか。高速道路の無料化もいいが、こちらに予算を回してもらえれば民主党の株もあがるのではないかと思うのだが・・。