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元単身親父の道東徒然草 余話

北海道を走り回った2年間とその後

JR根室本線 上厚内駅

2011年07月19日 | 北海道の風景

根室本線は、釧路から滝川までを結びます。名称は「根室本線」なのに、その根室駅は、と言うと「花咲線」の駅です。何か理由があるのでしょうね。

「上厚内駅」は、釧路と帯広の中間ぐらいにある無人駅です。十勝・温泉巡りの帰りに立ち寄りました。

駅舎は、木骨・板張り。見るからに、かなり古い建物です。室内には、旅人の落書き(壁やノートに)が数多く残されていました。鉄道ファンには有名な駅のようです。

駅の周囲にも、人が住んでいる民家は数軒だけ。鈍行列車が、日に何本か停車するようですが、利用客もほとんどいないのでしょうね。

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旧国鉄士幌線跡 糠平川橋梁 

2011年07月19日 | 北海道の風景

「ぬかびら源泉郷」の周囲を巡る遊歩道の途中に、旧国鉄士幌線の橋梁の一つが残されていました。「糠平川橋梁」です。1955年開設、長さ63Mのアーチ橋です。

以前、橋梁群で一番有名な「タウシュベツ川橋梁」を見ましたが、ここもまた、時代の流れによって、むりやり表舞台から退場させられた俳優のような趣があります。開設したのは、世の中がモータリゼーションの夜明けを迎えようとしていた頃でしょうから。

この橋梁群は、北海道遺産として保存活動が進められています。旧国鉄は、北海道の開拓の歴史を語る上でも欠かせない存在であり、単なる観光資源としてではなく、歴史の証人として残してほしいですね。

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道路標識 動物注意

2011年07月19日 | 北海道の風景

先週末の十勝・温泉巡りの途中で、かわいい道路標識を見かけました。

2枚の標識は、違う場所で見つけたものです。いずれも、動物の親子の絵ですが、良く見ると、同じデザインの色違いのようです。

茶色の方を見ると、キタキツネの親子と思われます。これは自然です。

一方、黒っぽい方は、何でしょう。

キタキツネでは、あり得ない色ですし、熊の形でもありません。単なる間違いか、あまり考えずに彩色したのか。

謎が残りました。

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十勝・温泉一人旅② 襟裳岬

2011年07月18日 | 北海道の風景

晩成温泉に入った後、折角なので、更に南下して襟裳岬に行くことにしました。全く、行き当たりばったりそのものです。

襟裳岬は、正確に言うと十勝ではなく「日高地方」です。道路標識に襟裳岬の表示を見てからは、頭の中は森進一のメロディで一杯です。流行ったのは、確か小学生の頃でした。「北の~街では~、もうおおお、悲しみを~、暖炉でエ、、」などと口ずさみつつ、雨の中ひたすらクルマを走らせます。

ここに来るのは学生の時以来ですから、30年振りです。

岬には、「風の館」という施設がありました。地下に作ることにより、景観への影響を最小限に抑えてあります。こうした点は好感が持てますね。

展望室からは、備え付けの望遠鏡でアザラシを見ることができます。付近には、300頭ほどがいるそうです。

外に出ると、かすかに見覚えのある襟裳岬の看板があります。風雨が強くなる一方なので、岬の突端に行くのは諦めて、写真を取ってクルマに戻りました。

それにしても、「襟裳岬」という歌は、森進一だけではなかったんですね。島倉千代子の同名の歌があり、歌碑も並んで立っていました。知らなかった。

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「鉄道員(ぽっぽや)」ロケの駅

2011年07月07日 | 北海道の風景

高倉健主演の「鉄道員(ぽっぽや)」。恥ずかしながら、一人でレンタルDVDを見た時に、涙が止まらなかったのを記憶しています。

この映画の舞台となる「幌舞駅」は、実際には「幾寅(イクトラ)駅」という無人駅を使った架空の駅でした。先週末、美瑛から帯広方面に帰る途中で見つけました。

駅舎には、今も「幌舞駅」と看板が掛けられ、中には撮影で使った衣装、撮影の様子の写真などが展示されています。また、周辺には、食堂などロケに使われた建物もそのまま保存されていました。思わぬ発見でした。

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