晩成温泉に入った後、折角なので、更に南下して襟裳岬に行くことにしました。全く、行き当たりばったりそのものです。
襟裳岬は、正確に言うと十勝ではなく「日高地方」です。道路標識に襟裳岬の表示を見てからは、頭の中は森進一のメロディで一杯です。流行ったのは、確か小学生の頃でした。「北の~街では~、もうおおお、悲しみを~、暖炉でエ、、」などと口ずさみつつ、雨の中ひたすらクルマを走らせます。
ここに来るのは学生の時以来ですから、30年振りです。
岬には、「風の館」という施設がありました。地下に作ることにより、景観への影響を最小限に抑えてあります。こうした点は好感が持てますね。
展望室からは、備え付けの望遠鏡でアザラシを見ることができます。付近には、300頭ほどがいるそうです。
外に出ると、かすかに見覚えのある襟裳岬の看板があります。風雨が強くなる一方なので、岬の突端に行くのは諦めて、写真を取ってクルマに戻りました。
それにしても、「襟裳岬」という歌は、森進一だけではなかったんですね。島倉千代子の同名の歌があり、歌碑も並んで立っていました。知らなかった。