網走で、流氷観光船「おーろら」に乗りました。
今日は、朝から南風が吹いていた為、流氷が少し沖に離れていました。1時間のクルージングで、その流氷帯を回って来ます。
天気は良く、知床連山は雲が掛かっていたものの、斜里岳はやや薄らながら、裾野を広げた雄大な姿を見せてくれました。
途中、オオワシやオジロワシが氷の上で羽を休めていたり、カモメが船に寄り添うように飛び交い、乗船客が喜んでいました。
この船の船内には、知床の観光案内や写真が飾られていました。それもそのはず、「おーろら」は、冬以外は知床の観光船として活躍しているのです。設備の有効活用、という意味では良いアイディアですね。
中国か台湾から来たと思われる団体客も大勢乗り込み、流氷に歓声を上げていました。徐々に外国人観光客が戻っているのでしょうね。
写真は、、、いずれも露出オーバーにしてしまい、ほとんど全滅でした。大失敗。
タウシュベツ橋を見るツアーに参加しました。
タウシュベツ橋は、旧国鉄士幌線のアーチ群の象徴のような存在で、ダム湖である糠平湖の湖水面の上下によって姿が見え隠れすることから最も人気が高いものです。
駐車場でスノーシューを履き、糠平湖の氷上を歩きます。タウシュベツ橋の近くまで行けるのはこの時期だけです。
氷上に降りる前、「キノコ氷」という珍しい現象を教えてもらいました。木の切り株の上に氷が乗っかり、まるでキノコのようです。「おそらく此処だけで見られる」とはガイドの方の説明。
30分ほど歩いて、タウシュベツ橋に到着。
鉄道の橋でありながら、戦時下で鉄が十分使えず、決して太くはない鉄筋とコンクリートだけで作るため、アーチ橋にしたそうです。
近づいてみると、相当ボロボロになっています。手で触ってもすぐに剥がれるぐらいです(柱には危険な為、近づけません。橋の北端部分のみ、上から近づくことができます)。冬の寒さで収縮するのが原因だそうです。特に保存措置を取っているわけでもないので、いつか崩れてしまうのでしょう。形あるものいつかは壊れるのでしょうが、ちょっと残念です。
今日の天気は、十勝晴れ、とはいきませんでしたが「晴れ」。冬の晴天率は90%だそうです。
ツアーは9時から12時半ぐらいまでで料金は、3,500円。冬の北海道ならではのアクティビティであり、おすすめです。主催は「NPO法人ひがし大雪自然ガイドセンター」です。http://www.netbeet.ne.jp/~shizen/
到着しました。これが水没するのですから、凄い水量です。
反対側の斜面から。右奥に見える山は「二ペソツ山」。やや霞んでいますね。残念。
下から見上げます。