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SHIMANO Racingの活動をブログで紹介します。

[Report]ツアー・オブ・タイランド2016 第3ステージ

2016年04月03日 | レースリポート

『ツアー・オブ・タイランド2016 第3ステージ』
【カテゴリー】UCI2.2
【開催地:タイ】Sakon Nakhon-Bueng Kan Distance=192km
【開催日】2016年4月3日 
【出場選手】入部正太朗 木村圭祐 秋丸湧也 湊諒 水谷翔

ツアー・オブ・タイランド3日目、第3ステージが開催され集団スプリント勝負をSALEH Harrif選手(マレーシア・トレンガヌサイクリングチーム)が制しました。シマノレーシングは水谷翔選手が7位と健闘しました。

スタート直後に入部正太朗がアタックしペースを上げた集団は入部を吸収後も、アタックが続き小集団での抜け出しと吸収を繰り返します。

レース中盤、消耗戦の中から入部、中島選手(アイサン工業レーシング)を含む小集団が抜け出しに成功します。

後続集団はペースを落とし、1分ほどに差が広がります、後続集団からも10名ほどが追走集団を形成し、さらに10名ほどが追い付き20数名の追走集団で先頭を追いかけます。
この中には木村圭祐と湊諒が入り数十分のチェイスで入部ら先頭集団をキャッチ。

しかしその中からさらにアタックを仕掛け、入部含む6名ほどが先行します。

更に後方ではメイングループが2分ほどの差で走りますが、リーダージャージのJoo選手がここにいるためKSPOチームがけん引し先頭に迫りました。

終盤先頭では入部らが吸収され、代わりに木村含む6名ほどがアタックを仕掛けます。

30秒ほどのギャップを稼いだこの集団は残り10㎞を通過、ペースが安定しないこの集団の中から更に木村が仕掛け3名で逃げ切りを狙いますが、残り5㎞で一つにまとまった大集団に吸収されてしまいました。

残り3㎞、シマノレーシングは成長著しい水谷翔を従え集団の先頭を牽引、スプリント勝負を狙います。

残り1㎞他チームが先頭付近にポジションを上げ、水谷はチームメイトの牽引からラインを替えスプリントのタイミングを狙います。

残り200m、水谷こ後方から仕掛けたSALEH Harrif選手がパワフルに伸びステージ優勝。

水谷翔は7位に終わりました。

日に日に動きが良くなるチームと、若干19歳ながら才能の片鱗を見せる水谷の走りは明日以降のレースに期待を抱かせるものでした。

明日はBueng KanからNong Khaiまでの137㎞で争われます。

第3ステージ結果
STAGE INDIVIDUAL CLASSIFICATION

1  SALEH Harrif TSG  4h24m35s
2  THANAWUT Sanikwathi THA 
3 NGUYEN THANH Tam VIE 
4  KUROEDA Shiki AIS
5  LO Wei Yu TPE 
6  SALEH Zamri TSG 
7  MIZUTANI Kakeru SMN 
8  JETSADA Junluang TAS 
9  TDIUDIA Volodymyr 
10 TUTUARIMA Kevin CCC 

55 AKIMARU Yuya SMN  
64  IRIBE Shotaro SMN
32  MINATO Ryo SMN  
83  KIMURA Keisuke SMN +5m41s

総合成績(第3ステージ終了時)
INDIVIDUAL GENERAL CLASSIFICATION by TIME (YELLOW JERSEY)
1   JOO Kangeun KSP  11h38m09s
2   NAKAJIMA Yasuharu AIS +1s
3   MIN Kyeongho SCT +2s

↑7位と健闘した水谷 ↑入部は連日アタックを仕掛ける ↑最後まで逃げを試みた木村 ↑タイの道は平坦で見通しの良い場所が多い


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