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SHIMANO Racingの活動をブログで紹介します。

[Report] ツアー・オブ・タイランド2016 第1ステージ

2016年04月01日 | レースリポート

『ツアー・オブ・タイランド2016 第1ステージ』
【カテゴリー】UCI2.2
【開催地:タイ】Ubon Ratchathani‐Mukdahan  Distance=187.1 km
【開催日】2016年4月1日 
【出場選手】入部正太朗 木村圭祐 秋丸湧也 湊諒 水谷翔

ツアー・オブ・タイランド第1ステージが開催され、6名の逃げ集団のスプリントで韓国KSPOチームのJoo選手が優勝しました。

レースは38度にまで上昇した気温の中で行われました。
スタートから激しくアタック合戦が繰り返される、ハイペースな展開で進んで行きます。

スタート30km地点では、入部が集団内で起きたクラッシュに巻き込まれ地面にたたきつけられます。しかしながら怪我は軽度、すぐに走りはじめ何とか集団に追いつきました。

気温の高さからハイペースで進んできた集団内の選手は大きく消耗をはじめ、中盤以降体力の差が出始めます。

ここで形成された30名ほどの先頭集団に入部正太朗が入るもパンクで遅れシマノレーシングはピンチに。

しかし、先頭集団も分裂を繰り返し後方からも追い上げの小集団が追走集団に追いつきます。ここには秋丸湧哉が入りました。

終盤、6名の先頭集団を秋丸含む23名の集団が追いかける形に。

1分40秒ほどの差はゴールまでに埋められる感覚に思われましたが、追走集団も体力の消耗が激しくペースが上がらず逃げ集団の逃げ切りが確定的になりました。

レースの重要な場面で常に先頭付近に位置した、過去総合成績2連覇中の中島選手(アイサンレーシング)も先頭集団に残りステージ優勝を狙いましたがJoo選手(KSPO)がゴール前伸びステージ優勝、中島選手はステージ2位となり悔しさをにじませました。

中島選手はスプリントポイント先頭通過で得たボーナスタイム3秒、ゴール2位のボーナス2秒を獲得しており、ここまでの総合タイムではトップからわずか1秒遅れ。
総合3連覇に向け好位置につけました。

シマノレーシングは、秋丸湧哉が2分6秒遅れ(7位選手と同タイム)でゴール、入部、湊諒が3分11秒遅れの集団でゴールしています。
そのままトップから6分20秒遅れの集団に入部、木村、秋丸の3名を残すに留まりました。


第1ステージ結果
STAGE INDIVIDUAL CLASSIFICATION

1 JOO Kangeun KSP  4h10m00s
2 NAKAJIMA Yasuharu AIS +0s
3 MIN Kyeongho SCT  +0s
4 SHUSHEMOIN Alexandr V4E  +0s
5 HILL Benjamin ATG 00 00  +0s
6 MUHAMMAD NUR AIMAN Mohd Zarif MAS  +2s
7 SEO Joon Yong KSP  +2m6s
8 KANG Sukho SCT  2m6s
9 KUROEDA Shiki AIS 2m6s
10 KO Siu Wai HKG 2m6s

20  AKIMARU Yuya SMN  +26s
37  IRIBE Shotaro SMN +3m11s
45  MINATO Ryo SMN  +3m11s
83  KIMURA Keisuke SMN +17m04s
84  MIZUTANI Kakeru SMN +17m04s

総合成績(第1ステージ終了時)
INDIVIDUAL GENERAL CLASSIFICATION by TIME (YELLOW JERSEY)
1  JOO Kangeun KSP  4h09m50s
2   NAKAJIMA Yasuharu AIS +1s
3   MIN Kyeongho SCT +5s

 

▲スタート前の様子、すでに気温は30度を超える、この後38度まで上昇

 

 

▲レースがスタート

 

▲補給を受け取りにチームカーに戻る秋丸湧哉選手

 

 

▲ステージ2位の中島康晴選手(アイサン工業レーシングチーム)


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[Movie]2016.03.31 ツアー・オブ・タイランド レーススタート前日の様子

2016年04月01日 | 動画

2016.03.31 ツアー・オブ・タイランド レーススタート前日の様子


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