ユニクロの経営者柳井正さんが書かれた、一勝九敗 (新潮文庫)を一気に読みました

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おはようございます。
平成１５年１１月に単行本で出て、平成１８年４月に文庫本になった柳井正著　一勝九敗 (新潮文庫) (文庫) を一気に読みました。

ユニクロの経営者柳井正さんが書かれた、６年半も前に出版された本の文庫本ですが、今なお色あせない、いや、それどころか今でも通じる経営理念に鳥肌が立つような感動を覚えました。読みながら、線を引いたところをご紹介します。

【以下、抜粋して引用】
（目次）
Ⅰ　家業からの脱皮
Ⅱ　挑戦と試行錯誤
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　会社と個人が緊張感ある対等の関係をもつわれわれの会社は、革新的小売業であることはもちろんだが、日本社会で持続されてきた旧来の会社と個人の関係を根本的に変えることで、”会社の発展”と”個人の幸福”を同時に実現させたいと考えている。その目的を達成するために日々改革を進めているのだ。
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Ⅲ　急成長からの転換
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　すべての人たちが、一人ずつ”自営業者”としてその会社にコミットする。そういう組織を目指すべきだと思う。その大前提として、経営に対する考え方、経営理念が明確に示され、経営者たちが何を考え、何を実行しているのかもオープンになっていることが必要だろう。開かれた活力ある会社にトップダウンのみの一方通行はありえない。
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Ⅳ　働く人のための組織
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人が仕事をする上で、大きな動機となるのは、正当に人に評価されるということだ。経営理念第十条に「公明正大、信賞必罰、完全実力主義の経営」と書いたように、この理念がないままに人を使うことは考えられず、完全実力主義で評価することが本人のモチベーション向上につながると思う。
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Ⅴ　失敗から育てる次の芽
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われわれは失敗しても諦めない。挑戦する志のある若者を大いに歓迎し、その挑戦と実行を大いに奨励したい。
しかし、ひとつだけ注意しておきたいのは、挑戦と実行を支える「覚悟」があるのかどうか、ということだ。
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商売の基本はスピードと実行
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いい失敗というのは、失敗した原因がはっきりわかっていて、この次はそういう失敗をしないように手を打てば成功につながるというもの。「失敗の質」が大事だ。
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【以上、抜粋して引用した】


ユニクロの発展と変革の過程のなかで、柳井さんの思いがあふれていて、読んでいて面白い。
経営の実践の書として最適であり、すべての社員に読んでもらいたい本である。
これで、税込４６０円とは、安いものである。




ー家は財産です。塗装リフレッシュで新築気分！ー



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