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美瑛の「四季」

北海道フードマイスターの宿主が綴る「今日もない物ねだり」

ちょっと嬉しいニュース、知ってました?

2010-03-24 20:39:14 | ニュース
今日は24日だから、まぁ1週間ほどズレてるってことですが、何気なくいつものようにこのブログにログインして通過するだけのプロバイダのトップ・ページ。もともと「どこのプロバイダでブログを始めよう?」と考えて、
・容量がそこそこあって
・自由度が高くて(何て言ってはみるが、たいしたこと出来ない)
・広告ページの介入がなるべくなくて(出た、ないものねだり!)
・できればロー・コスト、もっと言うとゼロ・コスト(同上!!)
・仲間のいっぱい出来るプロバイダがいいな・・・
あれこれわがままばっかり条件だけは思いつきました。でも、結局はぷららのお世話になることにしました。でも、残念ながら一番最初に書いた「容量」って、ぷららのぶろぐ(=Broach)はかなり少なめ。始めたばかりだから今はぜーんぜん問題ないんですが、いずれはねぇ・・・(ちゃんと続けられたらのお話ですけどね)。

そう思っていつもただ通過するBroachのトップページでボサッとしていると、3月18日付のニュース「容量アップ」があるじゃないですか。いやぁー、これは嬉しいニュースですね。毎回つまらない画像を貼り付けているにゃんごろとしては、もうちょっとだけ容量がいっぱいあると嬉しいなぁ、と思っていた矢先の出来事に、とっても気をよくしています。
おまけにこちらのアナウンスの文面ですが「増量させていただきます」っていうのが、また何とも言えずいい響きじゃないですか(そんなことないかなぁ)。なんかいつも食べているお気に入りのお菓子がちょっぴり増えたような、そんな嬉しさをさりげなく刺激する言い方(書き方)だなぁって妙に納得しています。

それにしても、今ごろ気づくってかなり遅いですよね。にゃんごろの普段の生活が垣間見られてしまうようですが、とにかく1人にこにこしています(^^)/~ やったー!

クロマグロをどうするべきなのか?

2010-03-17 16:51:55 | ニュース
カタール・ドーハでワシントン条約の締約国会議が開催されています。話題の中心は、日本ではクロマグロの条約による規制です。いろいろな新聞社の記事にその内容が記載されていますが、どうも規制することに対する判断には言及されていません。

マグロを食するのは日本のあるいは日本食の「文化」でもあり、規制は避けたい。
マグロ漁に従事している漁業関係者には大打撃なので、規制は回避したい。
マグロ漁を規制するためにICCATなる漁獲量規制のための枠内で解決すべき。

いろいろな記事に触れて、あれこれ考えが交錯してしまいます。青森県下北郡大間町で水揚げされるクロマグロ(通称大間のマグロ)はブランド品で、そのほとんどは東京築地に直行すると言われています。大間町の対岸、函館に水揚げされると同じクロマグロも函館のクロマグロとなるようですが、こちらは北海道で時折見かけることもあります。当館でもたまに、マグロを使った料理をオードブルの1品にお出しすることもあります。

そもそもクロマグロの規制は、どうして必要なのでしょうか?そのことを話題の中心にすることなく「食べたいから」と主張しても日本のような世界的には豊かな、と言われている国の発言としてはわがままと見られてしまうような気がします。マグロ漁を営んでいる関係者に対してこそ、こんな時には財政的な援助をするべきではないのかな・・・?と思えます。当館もマグロを使ったオードブルのピンチヒッターを考えなくちゃいけないのかもしれません。お役所からの補助はないですよね(^^;;;

そんなことが気になっていたら、ちょっとわかりやすい記事が出ていました。マグロの消費量は日本では半端ではありませんので、相当厳しい決断を迫られる可能性がありますが、この記事にもありますように不当な印象を持たれてしまうのはやっぱりイヤだなと思いました。

【毎日jp.2010/3/14の記事より】

余録:クロマグロ規制

 「塩まぐろ焼けばありたけ猫がより」、だが人は寄らないと古川柳は笑う。味がよくないため庶民も食べないし、侍衆は目もくれないと江戸初期の記録 にあるマグロだ。人々がそれを食べ出したのはしょうゆが普及し、すしが人気となった江戸後期だ▲「マグロは首と腹が美味とされる。新鮮なら喉(のど)もそ うだ……塩漬けは樫(かし)の木片に似てメランドリアと呼ぶ。切り身で一番は尾に接する部分だ」。これは古代ローマの博物誌家プリニウスの説明である▲マ グロに目も向けない江戸っ子もいれば、マグロに舌鼓を打つローマ人もいた。食習慣や文化は時と場所でさまざまだ。しかし世界で取れるクロマグロの8割を日 本人が食べる今日、にわかに勢いづいたクロマグロの国際取引禁止の動きだ▲13日からのワシントン条約締約国会議では地中海を含む大西洋のクロマグロの取 引禁止決議が採択されそうだ。従来、この海域のマグロの資源管理には日本政府も積極姿勢を示してきた。だが今回は野生動物保護条約による一括規制である▲ おりしも日本のイルカ漁を撮影して米観客に衝撃を与えた記録映画「ザ・コーヴ」が米アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した。また日本の調査捕鯨船 に侵入した反捕鯨団体シー・シェパードの船長が日本入港後に逮捕される見通しで、こちらも国際的注目を浴びそうだ▲だが日本の漁業や食文化への欧米の無理 解を嘆くのは無用だ。合理的データに基づく生物保護や資源管理なら率先して取り組むべきで、環境保護を名のる非道には毅然(きぜん)と対処すればいい。食 文化の違いは争いの種にせず、なごやかな語らいの話題にするのが文明の作法だ。


お天気大荒れで無敵の旭川空港が・・・。

2010-03-13 19:10:20 | ニュース
先日「茨城空港」が開港しました。開港にあたり、なかなか定期便が入らず、また空港内のテナントも空きが多いままと当初から厳しいスタートを切られた様子です。開港に至る経緯についてはいろいろあると思いますが、開港してしまったからには活気のある空港になるといいですね。
茨城空港開港の影響かどうか定かではありませんが、このごろ各空港の開港前の利用予想数と達成状況の数字をしばしば目にします。こちら美瑛の最寄の空港は旭川空港で、だいたい美瑛からクルマで15~20分ととても便利のいい距離です。その旭川空港、利用者の状況も予想に対して112%(2008年実績)と、比較的好結果をマークしていました。
これは、開港当時に現在の旭山動物園の人気上昇や、富良野・美瑛地区へいらっしゃる方の見込が盛り込まれていなかったからでしょう。

旭川空港は、コンパクトで機能的でいつもにゃんごろは「快適でいいなぁ」と思っているんですが、もうひとつ旭川空港の美点があります。それは、欠航や遅延がほとんど無いことです。北海道は厳冬期に豪雪や吹雪、濃霧で飛行機の運航に支障が生じることがありますが、旭川空港はにゃんごろがこちらに来てから3年ほど、一度も欠航したことがありませんでした。千歳を回避して旭川に降りる飛行機は毎冬あったと思いますがその逆は無く、旭川空港って無敵だなぁといつも感心していました。

ところが今日はついにその記憶(記録?)にも終止符。昨日からの低気圧の通過で、さすがに上川方面もお天気は大荒れです。朝から強い風が吹きつけ、晴間が出たと思ったら、すぐに猛吹雪になったり・・・。ついに旭川空港も欠航が出てしまいました。ANAはどうにか1時間以内の遅れで来たようですが、JALとSkymarkは、1機ずつ千歳に回ったようです。
冬のお客様が時々「飛行機が飛ばないことってないですか?」とお聞きになるので「旭川空港に関しては、記憶に無いですね」と言っていましたが、どうやら3年に1回はあることになってしまいました。

早くお天気が少し良くなって、運行状況もスケジュールどおりに戻りますように。

翼に希望を託して

2010-02-20 02:57:04 | ニュース
綺麗な雪景色が広がる中、よくお邪魔するサイトで春の花をたくさん見ていたら、何となく芽吹きの季節が待ち遠しくなりました。きっとその頃になると、今度は逆に銀世界が恋しくなるんですけどね。
それで今日は昨年と、一昨年の雪解けの頃の写真を見ていました。すると雪の残る丘を背景に、日航機がかすかに写る写真がありました(添付した写真です。クリックしていただくと飛行機も見つけていただけると思います)。

折りしも今日は、日航機の株価が1円で投げ売りされた日。そして上場最後の日にもなりました。日航の経営については、随分以前からいろいろな報道がされ、2002年から始まったJAS(日本エアシステム、旧東亜国内航空)との合弁以降、経営はさらに逼迫感を増していた印象があります。
いくつかの報道の中で、組合の問題や従業員の高額賃金、もともとの公共交通機関としてスタートした経緯からの経営の甘さなどが指摘されていました。こういった内容の真偽に関しては、北海道の片隅に生きるにゃんごろには知るすべもありません。

日本には、現在98の空港があるそうで、もうすぐ99番目の茨城空港が開港する模様です。しかし茨城空港は、つい最近まで国内線の定期便入港がなく(スカイマークが、神戸間の定期便就航を発表しました)、空港内のテナントにも借り手が決まらない状況です。今まで空港が新たに開港するケースは、おおむね期待に包まれる中でその時を迎えてきたように思います。
すでに、多くの地方空港が赤字経営になっている現実がありますが、そんな空港を作ってきた経緯はどういうものだったのでしょう?また、もしかすると経営的に成り立ちにくい、という読みがあったにもかかわらず就航をする(場合によってはさせられる)はめになってしまった航空会社は、日本航空だったのかもしれません。

空港と言う箱物、そしてそれがもたらす地域への期待感、こういう部分はまつり事とくっつきやすい条件がないとは言えないように思います。日本航空の経営については、抜き差しならない状況が続かざるを得ませんが、こうして丘の町びえいからはるか遠くJALの機体を見ていると、ほんの少し気持ちが暖かくなる気がします。それは、日本の北の果てにいてもいろいろな町と繋がっていると思える安心感なのか、ただ単に飛行機と言う乗り物が好きなにゃんごろの気持ちなのか、それさえわからないんですけど・・・。

どうか日航機の翼が、かっての自信と希望に満ちて日本の空を飛ぶ日が来ますように。
あ、ちなみににゃんごろ、全日空もエアドゥもスカイマークも好きですね。全日空は、故郷の愛知県からの便は、全日空だけが旭川と就航していますから、利用する機会は一番多いです。エアドゥとスカイマークは、飛行機をもう少し身近にしてくれる貴重な存在です(それが日航の足かせにもなっていないとは言えないでしょうけど)から、がんばって欲しいなぁ。

均質化、画一化を、求めすぎていないだろうか?

2010-02-18 17:33:19 | ニュース
バンクーバーで、連日オリンピック選手達の熱戦が繰りひろげられています。普段ほとんどテレビを見ないにゃんごろではありますが、こうしてパソコンの画面に向かっているだけでも、そのニュースは刻一刻と新しい情報を入手することが出来ます。
昨日は、男子スピードスケート500mの表彰式があって、北海道出身の長島選手が銀メダルを胸にしている画像を、少なからず嬉しい気持ちと一緒に見ました。

オリンピックの報道を見ていると、現代のアスリート達の赤裸々な生き様があまりにも容赦なく映し出されてしまって、少し戸惑う部分もあります。長島選手が銀メダルに輝いた本番2本目の競技の寸前でさえ、テレビカメラは気遣いも遠慮もなくその表情を捉えていました。それは長島選手に限らず、すべてのトップ・アスリート達にあまねく課される条件でもあるかのように、カメラが我が物顔に横行しているのを許容せねばならないようです。

今日は服装問題(今ひとつわかっていないので、間違ったことも書いてしまいそうですが)で揺れた、国母選手が競技にのぞんでいました。昨夜10時を過ぎる頃から、放送各社は国母選手の人となりを紹介するプログラムを組み、彼の中学・高校時代にさかのぼった映像や言動をこれでもか、と言うくらいに報道していました。
こういう報道を垣間見ると、オリンピックと言うスポーツの祭典の参加者クラスともなると、プライベートのかけらもなくなってしまうんだな、と少し恐ろしく感じてしまいます。報道はする側の内容の吟味は当然のことながら大いにされていると思いますが、一方で求めらる報道内容というものも無視できないはずです。スポンサーがあって、また情報を得る側の取捨選択のふるいにかかるともなれば、求められる(=市場の要求する)報道内容に収斂せざるを得ない部分は否定できません。

そうなりますと(ここまでのお話に、致命的な間違いが無いとすると)ある面この執拗な国母選手の報道は、情報を見る側の要求にこたえていることにもなります。私たち普通の市民は、本当にあれほど1スポーツ選手の生い立ちから生き様にまで、皆が皆踏み込んで行っていいものでしょうか?

また試合前、試合後の選手達の一挙手一投足にも視線が集中し、少しでも自己中心的な言動があればすぐに大きな社会問題にまで広がってしまう有様です。もともとがおびただしいライバル達を凌駕してオリンピックの場に到達している選手達、当然それぞれに強い(いいか悪いかもありますが)個性があってしかるべきではないかな、と思いますが、選手達の多くは模範解答をマイクに吐き出すのに余念がありません。

少し前に横綱朝青龍関が引退しました。すべくしてした、と捉えることはできないことはないと思います。けれども角界に身をおく人にまず求められることは「相撲が強くて、見ていて手に汗握る競技ができるかどうか」だとも思います。そういった面からだけ見たら、朝青龍関は極めて貴重な相撲取りと言わなければなりません。
オリンピック選手も、勝つこと、それぞれの個性を出し切る演技をすること、それだけが求められていいと思います。ルールに無い、競技外の部分まで立ち入って「あれはするな、それはおかしい、こりゃ不適切だ、もう少し言い方があるだろう」とがんじがらめにして、誰も彼も似たような人となりを報道を受け取る側が押し付けている現実は、なんかイヤだなと感じました。

大リーガーに世界のイチロー選手がいます。彼のような言動・彼らしさ・個性というものを確固たる実力と共にすべてのアスリートに求めてしまうのは、いくらなんでも無理があるなぁと思わずにはいられないオリンピック週間です。

うーん、ちょっと書きすぎましたかね?それ以前ににゃんごろはどうなんだ、って?そう、それなんですよね。そこが抜け落ちたまま、あれこれ勝手なことを言ってしまう現実こそ、もう少し省みるべきでした。深謝!

補足:この記事は「コンテナガーデニングさんの“場所中に泥酔するような力士が優勝できる大相撲って!”」にトラックバックしました。