志穂 つぶやかないで、いってみよう。

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マドモアゼル・モーツァルト【音楽座ミュージカル】

2009-02-01 22:21:46 | 芝居・ライブ・イベント
「Rカンパニー」の音楽座ミュージカル
  「マドモアゼル・モーツァルト」
の神奈川公演(相模大野)に行ってきました。

バックステージツアー(開演直前のリハや舞台そでを見学できる)
も行われたので、そちらにも参加しました。
(長くなってしまうので、バックステージツアー、本編については後日)


一言感想
「ミュージカルに必要な要素、歌、音楽、ダンス、演出、脚本
音響、照明、衣装、舞台美術・・・
全てにおいて芸術性も完成度も高く、とても素晴らしい。
かつ、初めて観る人でも緊張せずに楽しめるミュージカル

・・・「一言」じゃなくなっちゃいました(笑)

本当に本当に、どの部分をとっても芸術性と完成度の高いミュージカルでした。
ミュージカルで鳥肌が立つくらいゾクっとしたのは、
いったい何年ぶりだろう・・・?と思うくらいでした。

カーテンコールが5回くらいかかって、スタンディングオベーション
(全員ではないけれど客席の半分近くは立ってたと思います)
「ブラボーっ!!」の声があちこちから飛びました。


哲ちゃん(小室哲哉)が音楽を作曲したことで、
協賛企業(テ●ビ朝日ね)が降りてしまい、
一時は上演が危ぶまれたこの作品。

でも、Rカンパニーの方たちが
 「芸術に、音楽に罪はない」
と、上演を決意してくださり、稽古の合間をぬって
地道に宣伝活動をしたりしながら、実現した公演でした。

本当に、一人でも多くの人に観てもらいたい、素晴らしい舞台でした。

公演日程が発表され、チケットも発売された後に
哲ちゃんの事件が起こり、テ●ビ朝日が協賛から降りてしまったのですが、
 「なんでこのタイミングで協賛から降りるかね?!」
って憤りを感じていました。

テ●ビ朝日側は「作曲者が逮捕されたので企業イメージが悪くなる」
と主張してましたが、罪を問われているのは哲ちゃんであり、
彼が作り出した音楽ではありません。

もし上演中止になってしまったら、
何よりも一番ショックを受けるのは、チケットを購入して
公演を楽しみにしているお客さんだと思います。

お客さんを悲しませるようなことをする企業には、
ほかのイベントなどでも「協賛」を名乗ってほしくないです。

世間を騒がせた事件ではありますが、
厄介事から逃げるように協賛を降りたら、そっちの方がよっぽど
  「企業イメージが悪くなる」
んじゃないかと思うんですが。。。
(少なくとも私の中では、テ●ビ朝日イメージはな感じです。)

でも、そんな苦境にも負けず上演された本作品。
相模大野公演は2日とも完売の満員御礼でした。


ミュージカル「マドモアゼル・モーツァルト」のポスターとチラシ。