薬草:シシウド

2009-11-13 08:40:36 | 野草・薬草


シシウド   [せり科]

日本特産種で山地のやや湿った所に生える大型の多年草。
高さ:2㍍
茎 :まっすぐ伸びて上部で枝分かれ
葉 :3回羽状に出て、小葉は卵形
花 :8~10月に白い小花がたくさん付く

薬用部分は根(独活ドッカツ)で、秋から春先にかけて採取する。
発汗、解熱作用があり風邪の解熱、頭痛などに効用。
皮膚を刺激して血行を促進させる効果もあり、乾燥した根を風呂に入れて利用するとリウマチ、神経痛、冷え性などに効く







背丈が高いうえに白い花が綺麗でとても目立って咲いていたので
山で初めて見たときは名前も何も知らなくて、なんて綺麗な花なんだろう!!!
と感激しました。
花を咲かせるまでに、何年も葉だけを広げて根茎を太らせ、ある夏に花茎を立てて開花し、枯れてしまう 一回稔実性 という性質の草だそうです。
私が見たのはその何年かに一度の花だったようです、さらに感激。
ウドに似ているがウドのように美味しいわけでなく、イノシシぐらいしか食べないだろうというのでシシウドの名が付いたとか...。
根を掘るのにもなかなか苦労しました。




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