大相撲秋場所、十両優勝の「尊富士」、そして今場所 関脇の「大の里」は素晴らしい活躍、両者とも14日目で優勝が決定しました。
大の里の優勝で「大関昇進」は有力なのか?興味があるところです。今場所は大関 琴櫻、大関 豊昇龍の活躍が、今 一歩 物足りなさを感じた場所でしたが、きょうの千秋楽に期待しています。
終盤を迎えた13日目、長く大関で活躍した「貴景勝」が引退を発表、相手にまわしを与えず激しい突き押し一本の相撲で、大関在位30場所、幕内で4回の優勝を遂げました。まだ28歳で、現役を引退するには早すぎると思いますが、今後の活躍を祈りたいと思います。
そして13日目は、優勝に期待がかかる「関脇・大の里」「大関・琴櫻」との一番、テレビで見ていた私は、土俵際で互いに突き落とし、琴櫻の足が土俵に残っていると思いました。行司の軍配は琴櫻に挙がりましたが、物言いの結果で取り直し、大の里が勝ちました。
同体ではないか?という判定、何のためにビデオの撮影があるのか、勝負を付けない審判員ならば不要ではないのかと思ったのです。結果は大の里が勝って優勝に近くなり「ホッ」としたのでしょうが・・・。
陸上競技で100メートルの勝敗は0.01秒の単位で映像判定をします。映像判定を採用しているのであれば、同着は少ないはず、大相撲も同体の基準を定めなくては・・・・・。
一方、琴櫻のファンは横綱 照ノ富士が休場の場所、早く琴櫻に横綱になってもらうためには、残念な1番となった訳で、相撲人生に大きく影響しそうなビデオ判定ではなかったのかと・・・。
「エッ!何で?この審判員のビデオ判定、同体?」と思いました。さらに、今場所をもって定年となる立行司、木村庄之助さんの取り直し前の軍配は、テレビの映像を見ていても明らかに分かる正しい判断だと思ったのです。