令和7年度を迎え早くも一カ月が過ぎました。大型連休が明けて年度初めは張り切っていたのに、なんとなく体調がすぐれず、やる気が出ない、集中できない、仕事や授業から避けたい、行きたくない、そんな気持ちになることがあります。
5月病は、誰にでも起こりうる心身の不調で、民間の調査によると、半数以上(53%)の人が5月病を感じたことがあると回答しています。新しい環境に適応しようと張り切れば、ストレスで疲れがたまるのは自然なことです。
年齢を重ね高齢になると、季節による昼夜の気温差、生活環境、人間関係など、長い経験から対応方法を心得てきて、5月病にはなり難いと思います。日本では、進学や進級、就職、配置転換や転勤などの区切りが4月1日付で行われ、この時季は環境が激変することが多く、変化はそのままストレスです。
外部から適度のプレッシャーは必要です。しかし、ストレスとなったら上手に付き合うのも五月病予防には大切です。
ストレスの対処方法は、睡眠を十分とる、入浴する、栄養バランスの食事を日々3食とる、体を動かすなどが有効で、ストレスを一人で考え込まず周囲に相談することも大切です。