詩絵里(★シェリー★)の星の囁き達

尾崎詩絵里(★シェリー★)の自作恋愛小説及びポエム、写真専用部屋です。掲載文の引用、転載は固くお断りいたします。

恋愛小説「途中下車」NO.41~第二部~

2011年08月03日 | 日記
恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。

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第二部 第二章 男と女~NO.41~

新入社員研修で同じ同期が、集められるということは、そこから出世レースが始まっているのに、同じ年代の男女がわいわい研修をしていることで、学生のノリ丸出しのヤツラが多い。
そして女子どもは、普段見慣れない男どものスーツ姿にときめいて、恋愛ごっこをしかけてくる。
小泉晴美、中森恭子、石川日名子もそうだった。まぁ学生時代から女にはことかかなかった俺と今後、この同期の中での出世頭になるであろう俺が選んだ連中だ。
研修クラスの中でもひときわ目立っていても当然だった。すぐに中森が俺に色目を使ってきた。
俺にとっては、真の目的を果たすまでは、色恋沙汰も本当の恋愛なんかも不必要だった。

ただ、女性の情報網というのにはいつも一目置いていた。
男連中とは、違う、俺達が知らないような情報も女性陣のくだらない会話からは次々に出てくる。そういった意味では、この3人の女達は、俺にとって有益だった。
とりあえず、遊び心で俺は、表面上中森と付き合うことにした。

そして俺は、研修中からやけにすましている松岡を誘惑するように小泉にしかけた。
上手くはいったのだが、イマイチ手ごたえはなかった。

そして俺達は、本社に配属され、思ったとおりのメンバーで係長に昇進をした。

俺は、元来の押しの強さを発揮し、所属の営業課では、同期はおろか、若手の先輩達にも負けないくらいの営業成績を上げていった。
そう・・・・
今くらいはせめてこの会社に貢献しないと。

俺は、自分の目的を果たすために次に何をすべきか悩んでいたときに、人事部の柴崎と中森が奇しくも同時期に面白い情報をもってきた。

俺は、この情報を使わない手はない。と思いほくそえんだ。

そうだ、何もこの会社で出世してからではなくても簡単に復讐できる方法を思いついた。

**NO.42 第二部 第三章「過去」へつづく**


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