シェル風日記

何気ない日々、風のたよりのメモ的日記

どうぶつの森とシルバニアファミリー

2007-08-23 | 日常・etc

今、一部の若い子の間で<どうぶつの森>が流行ってる。
女の子が主なので、はまってる者同士が通信を始めると、
彼女の彼達は蚊帳の外へ取り残されるかも。
やっている人同士が街なかで、そのマニアックな会話をしていて、
もしそれを小耳にはさんだ人がいたら、「ギョッ」として振り返るかもしれない。
「昨日、サメがいきなり現れてさぁ」とか「借金が増えたんだけど、何か売るものあるかなぁ?」とか、
やり始めると奥が深いらしい。
うちでもたまに姉妹が会うと、まず通信で架空の自宅訪問から始めるからややこしい。

今どうぶつの森が好きな子は、昔、たまごっちとか
シルバニアファミリーが好きだった子が多いようだ。
先日娘が帰り道、おもちゃ屋さんのウィンドウで、
なつかしいシルバニアファミリーのハウスを見かけたらしい。
お友達と値段を見て、「欲しいと思ってた子供の頃に買ってたら、
この値段以上の楽しい時間を手に入れてただろうね~」
「今だったら自分で買えるけど、もうあの頃の気持ちになって遊べないしね」
「あの頃の想像力は今はないよね」
「お金では買えないものものを手にいれられたのにね」と、
若いのに、感慨深く昔を振返ったらしい。

私はこれを聞いてショックを受けた。
カントリーっぽい色調のシルバニアファミリーは私も好きで
動物や小物を一緒に楽しんで、集めるのにも協力してた。
ハウスが欲しかったなんて…知らなかった。
私も子供の頃の想像力を使った遊びがどれほど楽しいかわかる。
不思議の国のアリス、ピーターパン、モンスターズ・インクの世界、
大人になったら頭の片隅にいってしまう世界。
「言ってくれれば良かったのに・・・」と言ったら、
なんだか、クリスマスに他のものを選んだので、両方は無理だと思ってあきらめたらしい。
もっとアピールしてくれれば良かったのにね~~アピール力が足りない!
それとも、私が言えない雰囲気をかもしだしてたのかしら?・・・。

思えば自分の価値観を多少押し付けてたかも知れない。
子供なりに価値があるかも知れないのに親の都合優先の面もあったかも。

<犬>だって、上の子が小学生の時、友達の犬が産んだ子犬を
あんなに欲しがっていたのに、結局面倒みるのは私だからと
その大変さを引き受けてあげなかった。
気持ちに余裕がなくて、中途半端にワンちゃんを迎えるのが嫌だったのだ。

母親はいろんな事を同時進行で、優先順位を変化させつつ、
おおらかに対処していける人が向いているのかも知れない。

今さらだけど「シルバニアハウス」を買ってあげようかと言ったら、

○○がいいよ♪と他のものをリクエストされた。

コメント (4)
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