4月8日（クラブハウス）

こんにちは

 

今日からまた１４日のリーグ戦に向けてのトレーニングスタートです

 

すでにさっきクラブハウスで監督の姿も確認しましたし、今週はしっかりと課題に沿ったトレーニングができそうです

 

ところで僕がブハラで住んでいるところはどんなところなのか、と聞かれることが多いのでそれについて書いてみたいと思います

 

いま住んでいるのはブハラの街の新市街にあるFKブハラのクラブハウス

 

パフタコールのときはタシケントでホテル住まいでしたが、ブハラではクラブハウスの上の部屋に住んでいます

 

パフタコールでもそうだったのですが、ウズベキスタンではクラブハウスに選手、スタッフ各自の部屋が与えられていて、そこにベッドなどがありホテルのようになっています

 

パフタコールのときはクラブハウスが郊外にあったこともあり、普段は市内のホテルに住んでいて練習前後の着替えやシャワーなどを各自の部屋で行うのと試合の前日だけみんなで泊まる、という感じでした

これがいま僕が住んでいるブハラのクラブハウスの３階です

 

僕の部屋から廊下に出たところの景色

 

中央のドアを抜けると階段があり、２階には食堂、筋トレルーム、ミーティングルーム、監督、コーチなどスタッフたちのそれぞれの部屋や、マッサージルーム、サウナ、洗濯機、卓球台などがあります

 

TVでサッカー観たいときはいつもミーティングルームで観てます

 

練習前はこのクラブハウスに集合して、各自部屋で着替えたり準備をしてグラウンドに出る、という流れです

 

僕のようにクラブハウスに住んでいる選手もいますし、家族がいる選手などは外にアパートを借りて住んでいたり、実家から通ってる若い選手などもいます

 

そして、ホームゲームの前日は必ずクラブハウスに全員泊まり、試合に備えるという感じです

 

食事は２階の食堂で３食出る感じです

 

３食ウズベク料理

 

部屋にキッチンはなく自分で作ることはできないので、出て来る料理の栄養素の不足分は外で自分で買ってきたりサプリメントなどで補充している感じです

 

ウズベク料理は油を多く使うことが多いので、毎朝の僕の作業は目玉焼きに付いている油をナプキンで拭き取ることから始まります

 

目玉焼きを作るのにフライパンに目玉焼きがすっぽり隠れるくらい油を使っていて、焼くというより揚げてる感じです

 

そうしないと作れないようです

 

なので、自分で食べる前にテカテカの目玉焼きから油を拭き取ってるっていう感じです

 

なかなか日本にいたときと同じように必要な栄養素を随時確保することが難しいですが、そこはしょうがないのでできる限り対応しつつ、どうしても難しい場合は割り切ってやっている感じです

 

環境に関しては日本と違うことは当たり前ですし、出来ることは自分で出来る限り周りの環境を整えつつもできないことはしょうがないと思って割り切ることも海外では大事になってくると思います

 

結局そういう中でもいいプレーができるかどうかがもっとも大事なことなので、これからも様々なことに適応して頑張っていきたいです

 

お疲れーっす

4月7日（カップ戦）

こんにちは

 

昨日はウズベキスタンカップ、僕らブハラにとっては初戦でした

 

相手は昨年１部で１３位となり今年から２部に降格したマシャール

 

昨年もリーグ戦で対戦したマシャール。彼らにとっては２部同士で対戦した初戦でスパルタクに３−０で勝ってからのうちとの対戦でした。

 

結果は前半にCKのこぼれ球から角度のないところからの強烈なシュートを決められ先制され、その後シュートチャンスを活かすことができずに０−１での敗戦。

 

世界中のカップ戦でよくあることですが、まさにその典型的な試合となってしまいました。

 

先週は諸事情で監督が練習に合流したのは試合前日のみ。

 

先週の試合の課題に取り組むことはできず、コンディションだけを整えるトレーニングの１週間となってしまい、システムとポジションを当日に変えることでのみの対応を測りましたが、後半は焦りも見え、ピッチの選手たちの描くイメージが異なっているのを試合中感じました。

 

しかしそれでも勝利しなければならないですし、不甲斐ない結果に終わってしまったことはしっかりと受け止めなければなりません。

 

他の試合の結果を見てもどの試合も接戦でPK戦や１−０などの試合も多く、１部のチームも多数２部のチームに敗れています。

 

昨年のパフタコールでもカップ戦の初戦は２部のチームに先制され、なんとか逆転して２−１で勝ちましたが、改めてカップ戦の難しさを感じたとともに、これを糧にしてチームとしてリーグ戦に全精力を注いで戦っていけるようにしていきたいです

 

敗戦を引きずらず、いい意味で気持ちをしっかりと切り替えて次節のリーグ戦、４月１４日（日）にあるアウェーでのグリスタンとの試合に向けて準備していきます

4月5日（龍時）

こんにちは

 

最近あんまり紹介してませんでしたが、いま読んでいる本を紹介します

かなりいまさらな感じですが、元チームメイトの淳がモデルの「龍時」

 

昔ブログにも書いたことありますしちょっとは読んだことはあったのですが、じっくり全部読んだことはなかったので、たまたま持っていた方がいて借りていま読んでます

 

海外で読むと共感する部分も多く、以前少し読んだときよりも一層おもしろいような気がします

 

いま２冊目の途中

 

活字から実際に主人公リュウジがプレーしている場面が浮かんでくるようです

 

書いた方がサッカーをしたことがほとんどないというのが信じられないくらい鮮明な描写と選手の感覚など、読みながら場面がイメージできる感じです

 

おもしろいです

 

これを読んで、明日のカップ戦、対マシャール戦も頑張ります

4月4日（日本語弁論大会）

おはようございます

 

スタジアムの改修に加えてブハラのクラブハウスの前の練習場も芝の調整中で、昨日からバスで４０分くらいの隣の市のグラウンドで練習している今日このごろ…

 

先日２週間のタシケント滞在中にちょうどオフの日に「ウズベキスタン日本語弁論大会」があったので行ってきました

昨年も行ったのですが、各地方から選抜されたこのタシケントでの決勝大会、学生のみなさんの日本語のレベルの高さには驚かされます

 

自分で決めたテーマについて日本語で話をし、その後その場で審査員からのランダムな２つの質問に答え、その対応力や理解力、テーマの構成力や表現力など、様々なポイントで審査されます

 

一通り終わり、審査中の間にはウズベキスタン人の学生たちによる余興も

いか踊りや

 

日本語でのショートコントまで

そして結果発表

優勝者の話は文章の構成力や表現力も含め、貫禄すら感じさせました

 

他の学生さんたちもみんな日本語が上手で、きっと必死に勉強してきたんだろうなということや途中つまづいても一生懸命日本語を話す姿には想いが伝わってきましたし、外国人ならではの視点からの文章の構成など見所がたくさんあっておもしろかったです

 

上位６名は、今年はカザフスタンで行われる中央アジア大会に出場します

 

ウズベキスタン代表として頑張ってほしいですね

4月3日（ユニフォーム）

おはようございます

 

一昨日タシケントからブハラに戻ってきましたが、朝便、夜便共に飛行機が満席で仕方なく汽車で７時間かけてブハラに戻ってきました

いよいよ観光シーズン到来ですね

 

オフがあったので僕はタシケントに残って１人で帰ってたんですが、汽車に乗り込んだところで乗務員の方が「おー柴村じゃないか！席はどこだ？案内してあげるよ。」と案内してくれ、本来買っていた僕の席に行くと他のお客さんも周りに結構座っていたため、「こっちを使っていいよ。」と空席だった３席ある別の個室を丸々貸してくれました

 

おかげさまで快適な旅を過ごすことができました

 

乗務員さんに感謝です

 

 

さて、先日の試合で初めて着用した緑のユニフォーム

 

久々に緑を着て懐かったですねただ、ガイナーレの緑のほうがキレイですね

試合当日にロッカーでいきなりこの緑のユニフォーム、タグ付きの新品を渡された感じです試合会場で突然言われて緑のスパッツなんて持ってなかったし

 

チームカラーでもなんでもなくこれまで一度も見たこともなかった緑ユニ…さすがに予測不可能でした

 

白スパッツはダメだって言われたので、しょうがなしにこの日は普通に履いてきたZARAのボクサーパンツで試合に臨んだっていう…

 

ということですでに今季のユニフォームは３種類着用しました

 

緑の３rdユニに加え、この白の２ndユニ

水色と白のストライプの１stユニ

どれが一番いいでしょうか？

 

やっぱり

このメインユニフォームが一番オシャレですかね

 

マラガっぽい

 

さすがスペインのスポーツブランドのJoma

 

お疲れーっす

4月1日（写真）

こんばんは

 

現地在住の敏腕カメラマンが撮ってくれた一昨日の試合の写真を載せてみます

ウォーミングアップ

試合開始

０−２から８番アリシェールのFKで１点返したとき

余談ですが、この試合、うちの中盤の４人のうち３人の名前がアリシェールでした

 

試合中「アリシェール！」という声がたくさん飛び交っていました

 

ついでにいうと中盤のもう１人、右サイドの１１番の選手はオタベックといい、この日右サイドバックを務めた１７番もオタベック

 

名前被りすぎ

僕はそれぞれに呼び方を変えてますが、みんながそれぞれ呼びたいように呼ぶので観客など観てる人とかはわけわかんないでしょうね

きっちりボールだけを蹴り出しましたよ

 

ロスタイムに逆転ゴールを決めたナイジェリア人DFデイビッド

彼はウズベキスタンリーグでのプレーももう６年目

 

サマルカンドで４年間プレーした後昨年からブハラでプレーしています

 

ウズベキスタン人の奥さんと３歳くらいの子どももいて、いま国籍申請中でまもなくウズベキスタンの国籍を取得できるようです

 

試合後のメインスタンド

スタンディングオベーションでした

試合後のバスの前で

左からこの日同点ゴールを決めたバッハ、僕、GKバテ、MF１０番アリシェール・サナエフ

 

試合後のチームバスの中もこんな感じでした

この日は十分に大逆転勝利の余韻に浸ったところで、また気持ちを引き締めて前半の中盤のバランス含めまた試合のビデオを見返して修正点や反省点、課題をしっかりと再確認して克服していけるように取り組んでいきたいです

 

お疲れーっす