地震発生から12日が経ちました。
いまも多くの方々が厳しい生活を余儀なくされていることと思いますが、改めて被災された方々、心よりお見舞い申し上げますとともに、一刻も早い復興を願っております。
トルコからラトビアに戻ってきてインターネットの環境が少し良くなったので、随時日本の情報を仕入れています。
様々な情報が飛び交う中、未だ余震も続き、被災地の方々含め日本にいる方々の不安や恐怖は計り知れないものだと思います。
早く安心して暮らせるようになることを祈るばかりです。
今回の地震が発生する前に、たまたま僕はこんな本を読んでいました。
これからの「正義」の話をしよう
著者マイケル・サンデル
本当に正しいことはなにか?正義とはなにか?
様々な事例や局面の中でそれを問い、様々な人々の意見を様々な方向から考え、正義というものを考えていく本です。
この本を読んでいて、様々な場面を想定しながら自分ならどうするか考え、ここで記されている意見について考え、数多くの哲学がある中で本当に正しいということはどういうことか、ということをいろんな角度から考えました。
正解はない終わりのない議論ですが、様々な状況下での様々な意見を踏まえて、自分の中の正義の見解を考えるキッカケになりました。
現在、かつてない状況の中でなにが正しいかもわからず、様々な意見があり、なにか行動を起こすにも慎重にならざるを得ない状況だと思いますが、自分が正しいと思ったこと、正義だと思うことを判断して行動していけばいいのではないかと思います。
正義の定義はそれぞれいろいろあると思いますが、自分が正義と信じたことに対しては人はとても強くなれるのではないかと思います。
今回の地震が発生し、だれもが皆、自分になにかできることはないか考え、助け合ってみんなで一緒に支え合っていこうと思っていることだろうと僕は思います。
それを踏まえた上で物事を見つめ、自分が正しいと思う行動をし、みんなで乗り越えていきましょう!