社長の成長 

自己破産から再起し、次なる人生の目標に向かっていく社長が、日々の生活の中で思うこと、考えていること。

腹が立つ!

2010-02-27 06:01:24 | Weblog
もはや私達は、今の状況から脱することは決めたのでいいのではあるが、
あまりにも横暴振りが目立ち、腹立たしい!
私に任せととけと言いながら、現状赤字なのはさも私達が悪いような言い方をされ、
自分はこれだけ貢献してるのにと次々と並べて、恩着せがましく言ってくる。
もう我慢の限界だと思うのだが、こちらもお金のすべて握られている現状では、
独立するには難しい。なんと言っても破産したときの持ち金をすべて巻き上げられ、
給料も生活ぎりぎりしかもらってない状況で、飛び出したところで、
やっていけないのは目に見えている。それを、知っての行動なので、なおさら腹が立つ。
しかし、私達もそうそう馬鹿ではないので、相手の横暴ぶりを逆手にとって、
どんどん独立の大義名分ができている。不思議なものだ。
向こうはお金に困っているわけではないので、いつやめてもいいと言っているが、
そうではない。現実生活するにも借金が残るでもないので困らないのだが、
実はそこに人間の落とし穴がある。それはお金の亡者にとっていくらお金があっても、
お金が減るのとに、必要にこだわりがある。固執するのだ。
だから、みすみす金のなる木を枯らしてしまうようなことは、もったいなくてできない。
こちらがやめることを、嫌うのだ。世間からは、成功者としてちやほやされるが、
剛欲のある人間は、そこにこだわってしまうので、冷静な判断がつかないことがある。おろかなのである。
もともとわたしたちもそうであったのだが、すべてを無くすとこだわるところが違ってくるし、こだわっている人間がわかるようになってくる。不思議だ。それが、破産したことによって私達があたえられたものであるように思う。
やはり、すべての出来事はその人を成長させてくれるし、無駄ではないのだと、今更ながら思う。
自分達の感性を信じ、人生は歩んでいくだけである。






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