Shimmyブログ

♬音楽といろいろ.....♪♪

Funkも色々。

2022-10-26 | R&B Hiphop
「グル女」の変化を聴いて、そもそもファンクっ
てなによ?と。超怪しい聴き手の主観で整理を試
みました。

【シンコペーションの定性化】
ブルース、R&B等北米ブラック音楽の特徴である
シンコペーションを定性化した作曲法。リズムを
中心に据えた演奏スタイル。ジャズはクラシック
的な白人音楽との融合ですがファンクは北米ブラ
ックのアイデンティティーを見つめたのかも。

基本は8ビート(1拍を2分割)ですが、3拍目
の直前に16分音符を入れ、逆に3泊目は16分
音符休みが基本型。ひねくれたシンコペーション。
ドラムキックも16分音符で1、3拍目直前に入
れられる。そのためにノリは完全に16ビート
(1拍を4分割)。

【リズムが表現の主体】
ピアノもホーンもギターも全楽器がリズム楽器的
に演奏される。

【副旋律、ポリフォニー】
ベースは主旋律以上に音階、音数も多く、低音部
がボーカルや他楽器との副旋律、ポリフォニーを
生み出す。この点でも決定的にバッハ以降のクラ
シックや白人系ポップスと異なる。
(バッハは主旋律と伴奏のホモフォニーが時代の
主流となっていく中、低音部によるポリフォニー
にこだわったそうです。)

【創始者】
60年代にジェーム・スブラウンがファンクの形
式を生み出し、発展させる。

【他ジャンルへの浸透】
70年代にはジャズやロック、アフリカ、ラテン
にもファンクのシンコペーションの使い方が取り
入れられる。
80年代にはポップス、ディスコ、英国ニューウ
ェーブパンクでも多用される。しかし、主旋律と
伴奏のホモフォニーにとどまっている。

90年代ヒップホップのトラック用に過去の楽曲
の発掘が進む。(レア・グルーブと呼ばれる。)

【真性ファンク】
自分にとっての真性ファンクとは腰の入ったシン
コペーションですが、副旋律になっていることも
重要な様です。
新生「グル女」は副旋律のポリフォニーでなく、
主旋律と伴奏のホモフォニーが強くなっていると
感じます。たまたまの演奏なのかしら。

Jazzの巨匠マイルスも
ジャケまでファンキー。70、72年。
 

3大Rockギタリストのペイジもベックも
73、75年。
 

JazzFusionのスタッフもAfrobeatのフェラも
スタッフがフュージョン系の典型かしら
76年、77年。
 

スティーリー・ダンもパンクのポップグループも
77年、79年。
 
  
ディスコのブラジョンもマイケルも
80、82年。
 

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