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のらり、くらり。ぶらり。

不定期的にその日あったちょっとしたネタを画像付きで記しています。

KellyのピックアップをCrunch Labに交換じゃ!

2015年08月29日 18時53分09秒 | PC/音関係
実は俺、大学時代に一時だけだが軽音楽部に所属してバンドやってました。担当はギター。
だが、(このブログを見ればわかると思うけど)今では全然ギター弾いてないのです。部屋のオブジェ的な存在になりつつ有る…。
んだが!少し前に当時のバンドメンバーから連絡があってな、彼は今でも社会人バンドをやっているらしいのだが、話の流れで10月に大学の時のバンドでライブやることになった!
細かい話をすれば、元々ツインギター(ギター担当が二人)なバンドだったのだが、もう一人のギター担当者が参加できねえってことで、一人欠けた状態でやることに。
どうせならフルメンバーでやりたかったが、仕事の都合上参加できないのなら仕方ないか。
まぁそんなわけで、ちょっとまじめに練習せにゃならん状況になってます。
夏休み頃から触り始めて、ようやく指の皮が厚くなってきたという状況w

んで、ライブやるなら流石に錆び錆びの弦でやるのはないので弦を買う必要がある。
そういやライブなら立って弾くからストラップ使うなぁ…イカスストラップピンとか導入しようかなぁ…。
とか思いつつsoundhouseを眺めてたら欲が出てきてだな。
ギターのピックアップ交換をやってみることにした!
ぶっちゃけピックアップ交換が必要な状況ではないのだが、音が良くなるならそれに越したことはないし、何よりもピックアップ交換とかやったこと無いので経験値を稼ぐという意味もあって交換することにしたのだ。



サウンドハウスでポチったものの一つ。ピック。右のMAXGRIP JAZZ3です。
左のフツーのJAZZ3が普段使っているもの。バンドのもう一人にギタリストにおすすめされて使ってみたら、おおこりゃ弾きやすいぜ!ってことで使ってます。
MAXGRIPの方は表面に(ちと見難いが)細かい凸凹があって、滑りにくくなっている。
大きさや形はフツーのJUZZ3と同じハズだ。
写真のJAZZ3は使い込んでチョット削れて形が変形しているので微妙に違うように見えるけど元々は同じはず。
JUZZ3は指が乾燥していると滑るので、MAXGRIPに期待している。

さてさて。

JacksonのKelly。
今回ピックアップ交換するにあたって、色々素性を調べて理解が深まった。
正確にはJS30KE KELLY の黒。
Jacksonはプロのメタラー御用達なメーカーで、ちゃんとしたギターならかなりお高いものになる。ウン十万円クラス。
だがこのJSシリーズは廉価版であって、お金の少ない庶民でも所持しやすいギターである。
実際買ったのが2005年でお値段36800円。
当時の俺はJacksonがどういうメーカーかまでは調べてなくて、単に値段と見た目とフレット数(24は欲しかった)で買ったのだが、良い選択をしたと思うw
「Jacksonとは言え廉価版」と思うか「廉価版とはいえJackson」と思うかは人それぞれだろうけど、その辺の安物ブランドとは違って、安くてもそこそこの質で作られているらしい(詳細は俺にはわからんw)
素人の俺的にはネックが細くて弾きやすいってのが一番感じるところかな。


ヘッドにJacksonと書かれている。
ネックの反り調整をするところの蓋。ここに同じJacksonでもランクに寄って色々書かれていることが変わるらしい。廉価版は何も書かれていない。


ピックアップはJacksonオリジナルの物。
使われているのは Jackson CVR2 というものだが、こいつの素性は調べても全然わからなかった。
どこかの個人ブログに「クリーンでもクランチ(割れる)ほどの高出力」と書かれてたけど、少なくともウチのKellyではそんなことはなかった。
ピックアップの位置をもっと弦に近づければそういうことも起きるのかもしれんが、試してないのでわからん…。
とりあえず、一応高出力なものらしい。まぁメタラー御用達なJacksonねんから高出力を好むよね。

 
ストラップピンの位置。
ネック側はネックに垂直な方向に出ている。フツー並行じゃないのかな?
ここが垂直になっているのでストラップをつけると微妙にねじれることになる。別にさほど困らんがw
あとストラップピンと本体の間にフェルトが挟まっている。芸が細かいね!
と思ったけどPlaytechのもフェルトじゃないけど何か一応挟まっているな。そういうものなのかw

 
前回Kellyの掃除&弦の張替えをしたのは1年以上も前の話で、まぁ色々と錆びたりくすんだり色々と残念なことになっている。
弦は消耗品やし良いとして、ブリッジのサビは見た目的に美しくない…。

最近ボリュームポットの調子が悪くて、音が途切れたり、何か限界を超えて回る様な手応えがあった。
それもそのはずで、
 
ボリュームポット自体が回転してやがったww
とりあえずツマミ部分を取ろうとしたが、固くて取れん!

よく見たら小さいネジで固定されているようだ。こんなちっさいん精密ドライバーやないと回せまへんえ!持ってなかったので買ってきた。

取れた。変わった形のネジですねー。小さいので無くさんように気をつけんとな。

案の定このナットが緩んでました。
締めて戻してオウケェーイ。

さていよいよ本題。ピックアップの交換作業開始だ!
ピックアップの交換はギターショップに持ち込んで金を払えばやってくれるので、そうやれば楽で確実なんだがそれでは経験値を稼げない!
というか技術的に自宅の道具でできる事ねんからとりあえずやってみるのだ。
 
ネジを回せば簡単に取れる。
ピックアップの高さ調整ができるように、ピックアップの縁のパーツとピックアップそのものの左右にネジがそれぞれ1本。
ピックアップを弦に近づけたり遠ざけたりで音色を調整するための機構であるが、ピックアップ調整など一度もしたことがないっすわ…。
そのくせいきなりピックアップ交換をするというw 色々順番を飛ばしている気がするがまぁ気にしない!w


ピックアップ交換で論理的にも物理的にも一番ややこしいのがこの配線。
今回はブリッジ側のみの交換で、直列ハムバッカー→直列ハムバッカーへの交換なので、構成は何もかわらない。
よって、元通りにつなげば良い。簡単である。
構成変えたりすると一気にややこしくなりそうだ。その場合は回路図書いたりして考えないとあかんだろう。
とりあえず、↑の太い黒いケーブルがブリッジ側ピックアップからの線が束ねられているもので、中の緑がピックアップセレクターに接続、白と赤が接続、黒と裸がアース(?)へ接続となっていた。
こいつらを外す。
緑はまぁ余裕だが、黒&裸は、他の線も同じ所にハンダ付けされているので、他のも一緒に取れてしまわないか心配だったが意外にも狙ったもののみ外すことに成功。良し。
 
コレで完全に取り外し完了。
縁パーツはピックアップのパーツではなく、ギター本体のパーツなのでコレは後でまた使う。

新しく取り付けるピックアップはコレだ!
  
DiMarzioのBP228 製品名Crunch Labである!
学生時代にEMGに変えたら?と言われていたし、EMGのアクティブピックアップも気にはなったが、DiMarzioにした。
アクティブは当然ながら電池が必要だからねぇ。バイクですらバッテリーレス化する俺がギターにバッテリーを積むことがあるだろうか。(いや、別に関係ない。)
Crunch Labはハイゲイン系で気持よく歪んで、且つ一音一音の解像度が高く歪ませてコード弾いても音が潰れなく、音に立体感があって前に出てきて、あとハイゲイン系だがクリーンもとても綺麗で…ウンヌンカン。
ググれば色々書いてあるけど、音を文字で説明されてもわからん!Youtubeとかに比較動画とかもあって、確かに違いは有るのだが、ぶっちゃけよくわからなかったw
まぁ良くはわからんけど、大体どういう傾向のものなのかってのはわかるし、決め手となるのはこのCrunch LabはDream TheaterのPetrucciモデルであることw
DreamTheater好きな俺的にはペトルーシ先生モデルなら間違いねぇな、という感じw
先生モデルということならIlluminator(DP257)というより新しいのがあるのだが、そこは文字に依る解説とか、最近のよりちょっと前の先生の音の方が好みだったりとかそういう理由でCrunch Labにした。

さてさて、んでこのCrunch Labを取り付けるわけだが、ややこしいのがさっきも書いたけど配線。
DiMarzioも線の色は赤白緑黒裸でJacksonと同じ。だが色が同じでも極性が同じとは限らない。故にチェックが必要である。
DiMarzioにはマニュアルがついていて、ありがたいことに赤はNorth CoilのHOT、黒がNorthのCOLD、白がSouthのHOT、緑がSouthのCOLDと書かれている。
で、どっちがNorth Coil??
結局調べる必要があったw まぁどうせJacksonの方は調べないと何もわからんし。
調べ方は、テスターを抵抗値測定モードで行う。
テキトーに2本選んで測定してみて、抵抗値が測定できれば(つまり通電すれば)、その2本は同じコイルのもの。
で、その状態で金属の棒をNorthとSouthに近づけてみて、抵抗値に変化が有ったほうが今測っているコイル。
で、金属を近づけた時に抵抗値が減る方向に変化したら、その時テスターの+につないでいたほうがHOT。
そうして調べてみると、以下の結果となった。
Jacson:
 ネック側 HOT:黒
 ネック側 COLD:白
 ブリッジ側 HOT:赤
 ブリッジ側 COLD」緑
Crunch Lab(バーポールピースをネック側にした場合):
 ネック側 HOT:赤
 ネック側 COLD:黒
 ブリッジ側 HOT:白
 ブリッジ側 COLD:緑

Crunch Labはバーポールピースの方がNorthだったようです。
まぁそれは良いとしてJacksonの方は、マジであってんのか!?と疑いたくなる結果だ。
フツー黒はCOLDじゃねぇの?って言うのもあるけど、つまりネック側HOTを裸線と一緒にアースに繋いでいたってこと??そんなことあんの?
だが何度測ってもこの結果やし、事実それで音が出ていたわけなので、合ってるんだろう。

極性もわかったので後は組み込むだけだ!が、

この縁にピックアップを取り付ける作業がクソ大変だった。スプリング強すぎませんかねぇ?何か間違ってんのか?と思うほどだった。
何とかセットして、ハンダ付けターイム!
 
この狭い場所でのハンダ付けは慣れてない俺には一番神経を使う作業だった。
が、できない作業じゃなかった。
はっはっは!俺は手先は器用なのだよ!
試しにさっき外した弦を1本だけ張ってみて、おおー!ちゃんと音でとるー!
あの結線は正しかったんだな。


つーわけで何とか無事にピックアップ交換完了!!
見た目の印象も結構変わったな。
バーポールピースとヘクサポールピースの混在がカスタマイズしてまっせ感が出ている!



弦。前まで11-49を貼っていて、家では半音下げチューニングがデフォだったからそれでよかったが、今度のライブではレギュラーチューニングにする必要がある。
11-49でレギュラーはテンション高すぎて流石に弾きづらい。あとネックにものすごい負荷をかけそうでなw
10-46にしようかと思ったけど、ライブでは半音下げの曲もやるし、元々俺がテンション高めが好きなこともあって、ぬ~んと思っていた。
そしたら10.5-48という絶妙な太さのゲージがあったw コレダァ!!

  
弦を張ってチューニングして弾ける状態になった!
弦も新しくなって、フレットも掃除したので輝いておる…!
そしてCrunch Labの存在感がイカス!


ブリッジの錆も少しはマシになた。バラせない部分(だと思っている)ので、なかなか綺麗にできない。
それはそうと、オクターブチューニング合わせたら3弦の調整部分が限界に来ていらっしゃる。
ブリッジ高の偏りで1or6弦がひどく調整が必要になるのは理屈でわかるけど、真ん中あたりの4弦がひどくずれてるとはどういう状況なんだ?

まぁそれはそうと、弾ける状態になったので弾いてみた!
…うむ。俺の耳では劇的な変化は感じられなかったww 予想はしてたけどねw
けど、確かになんとなくパワーコードでも弾いた時には音の分離が良くなっている気がする。
後なんか歪み方が上品というか、何かお高いギターで弾いてるような気分になるw
プラシーボ効果かもしれんし、そもそもピックアップ以外にも弦も変えたし、その他いろいろ条件が変わっているため、何が原因での変化か特定できないけど、まぁ本人(俺)が満足しているのだからいいだろうw
もうちょっと弾きこんだら色々気づく所があるかもね!



最後に、ストラップピンを変える。ストラップの着脱が用意になって且つホイホイ外れたりしないアイテムだ。

ピンを交換。外形はオリジナルとさほど変わらず、フツーのストラップも問題なく付けられる。(もちろんその場合はロック機能は働かないが。)
 
ストラップ側はこう。
ストラップ側のピンの取り付けは可逆なことしかしていないので、別のストラップに付け替えることも可能だ。
これでストラップの着脱が用意になって、しかも演奏中はボタンを押さない限り外れない事になった!
以前演奏中にストラップが外れて焦ったことが有るが、コレでそんな心配はなくなったね!イイネ!


以上。
初めてとも言えるギターのパーツ交換作業でした!
ギター側の準備はこれでOKだ!後は俺自身の準備だな!こればかりは練習有るのみ。
立って弾く練習もせにゃならんのー。座って弾くのすら年単位で空くのに立って弾くなんて5年以上やってないんじゃねぇか?
ぬ~ん、いろいろ練習せんとなー。
plactice plactice plactice!

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